個性尊重とか多様性とか言われるが、自分の個性とは何だろうか?これは実に一生をかけて知るべき問題でもあるようだ。
自分のことは意外にわからないものだ。それならば、自分のことを最も知っていそうな家族はどうかというと、これまたあてにならない。馬鹿にされたり、自分の潜在的な希望を私に投影したり、変に持ち上げられたり。もちろん家族が悪いといっているのではなく、立場上逆に個性を発見しにくいとのではないかと思う(年をとって分かってきたが)・・・
そんな中で、自分の周りには不思議に見抜いている人がいるようにも想う。私の場合は幼稚園の担任の先生であった。幼稚園のアルバムに不思議な写真と幼稚園の先生のコメントが残っていて、それが実に謎だった。写真はマジックインキ(今でもある、油性の極太のマーカというのだろうか)の箱を針金で繋げようとしている私だった。
コメントは「XXちゃん(私)は、考えることが好きでした」。電車が好きとか、水泳が好きとか、具体的であれば、そうかなと想うものの、私にとっては悩んでしまうような謎の言葉が幼稚園の好きだった先生から宣われたのだ。それから、60年以上が過ぎ、今に至るのだが。確かに自分の人生のキーワードだったかなとも想う。熱中したことも、創造工学、マーケティング、生き甲斐の心理学、比較宗教、福祉、縄文小説・・・だ。脈絡のないようであるが、「考えることは確かに好き」が私を理解する鍵かもしれない。
個性はレッテルを嫌うようである。レッテルは世の中が好きなのでちょっと困ることだが。しかし、この得たいのしれない個性はひょっとすると何かに祝福されており、厳しい現実を豊かに生き抜く鍵かもしれない。老い先短くなっても。
生き抜く力② 2/10
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森 裕行 | |
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