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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

嫌で嫌でたまらない~からどうする? (夢を育む 4/10)

2019-09-21 | 第五章「和解と平和」

 日常の中でいろいろな人と接するが、たまに一言二言話すだけで<身体中から>怒りというか、不満を発散しているような人に出会う。対応を誤り火をつけたら何をするのか分からない。昨日のストレス曲線で言えば。不安->怒り->身体症状->ウツ->錯乱の錯乱くらいまで来てしまった状態だ。

 振り返ってみると、私でも経験がある。例えば、好きな仕事をしていれば良いのだが、時に嫌で嫌でたまらない仕事などをせざるを得ないということがある。そんな状態を数ヶ月とか続けていると、殆どの人はストレス曲線はネガティヌな方向に向かい、錯乱まで行くこともあると思う。こうした時どうするかだが、身体症状が出る前に対応するのが良いが、心理学的に言えば考え方を変えることが大きなポイントになる。

 へんな話で申し訳ないが、考え方が変わって仕事が嫌で嫌でたまらなくなるという現象も私は経験した。他人を含めいろいろ状況を変えるのは至難の業だが、自分の考え方を変えるのは比較的簡単だ。

 ここでは嫌で嫌でたまらないという負のエネルギーをどう変えるかだ。こうした場合に自発性とか目的志向性ということに眼をつけて乗りきったという事例は皆さんお持ちではないだろうか?私にもいくつか思い当たるところがある。大学に入ってから、受け身で授業に出て何となく試験を受けていたら、落第の恐れのある成績になってしまった。その時の夏休みに、あるきっかけでこれからの自分の目標のようなものを見つけ、それから必死に勉強をしだしたら、いつの間にか希望する分野に行くことができた。試験に落ちて大変なことにという錯乱感から平安感に移行した事例だ。これと同じように、つまらない仕事と感じても、次のステップの仕事として位置づけができたりすると、生活にハリが出来てうまく行き出す。2-3こうした事例を思い出す。皆様如何でしょうか? 

夢を育む 4/10

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ルーツを辿る・・年をとっての絶望感を克服する知恵 (和解と平和 10/10)

2019-09-05 | 第五章「和解と平和」

 高齢者になると、自分の同世代が亡くなるということが増えてくるようだ。少し前に合った方が亡くなるというのは結構ショックである。エリクソンは60歳を超えてからを知恵・統合・絶望感の時代としているが考えさせられる。

 高齢者になると体力・知力いろいろ衰えてくることもあるが、それよりも死が近づいてくることが不気味だ。死はいつ来るか分からないものだが、往生際で悪態をさらして亡くなるよりは、感謝の中で幸せに死にたいものだが、それは自己をどれだけあるがままに受容できるかが鍵なのだろう。

 年をとっていくと記憶力も衰えてくるところがあるが、哀しい反面それも一つの恵みであるように思う(笑)。過去のいろいろな出来事を若い頃はとにかく、都合の悪いところは忘却の彼方にやりつつ(笑)距離を持って鳥瞰することが出来るようになるのかもしれない。その中でゆっくりと今までの考え方に囚われずとらえ直していく。自分の人生の意味ということから肯定的にとらえ直して行くと、意外に自分を新しく受容できるようである。私の縄文小説第一作も、実はその面(生育史を投影するという面で)で間接的かもしれないが良い経験になったように思う。

 しかし、第一作完成から自己受容をさらに考えているうちに、身近だった両親や祖父母のことがより気になるようになり、ルーツ研究も自己受容という面で大事なように思うようになってきた。ルーツというと父方の直系を考えたりするのが世の常であるが、4・5代遡ると私の場合は記録も消滅しもう類推になってしまう。これは多くの人でも同じかもしれない。

 そこで、ルーツとは何かを考え直すようにしてきた。ルーツとは何だろうか。例えば、親が二人、祖父母が四人と2の階乗で祖先の数が代を重ねるごとに増えていくわけで20世代前(600年くらい前か?)を計算するとその数は100万人を越えてしまう。これは、直系の父の自分の血の中の比重が計算上は1/100万人(重なる部分もありこんな数字ではないとも思うが)となり、この傾向は代を遡れば遡るほど大きくなる。従って古代の祖先を考えるときは日本人のDNAのパターンなどを見た方がより適切かもしれない。さらに古代の歴史や考古学的事実のが祖先(自分の根)を知る上でより意味を持つようになるように思う。有名な話で、何年か前にアルプスで5000年前の人の遺体が見つかったとき、日本と同じように面白おかしくニュースとして扱われたそうだが、遺伝子の分析もあり、その子孫と考えられた人は、その遺体を別の眼で見たという話がある。

 そして、私にとって今ある自己受容の問題は、悲惨な歴史のことである。父母や祖父母の遭遇した第二次世界大戦。それは今でも繰り返す可能性のある悲惨として考える必要があるかもしれない。例えば母は戦後カトリック信徒になるわけだが、それは幼児洗礼という形で私に引き継がれていく。和解と平和への道は何だろうか?

 10000年以上続いた縄文時代。その時代の中には長すぎるので、いろいろなことが起こったと思う。当時のことは文字がなかったこともあり残念ながらよく分からないが、島国の利点もあり1300年くらいの記紀をはじめとした文献や考古学的知識は、古代から文字を持っていた国と比べてもがひけをとらないのではないか。

 写真は2年前に訪れた鳥取県の三瓶山の埋没林の写真だ。3600年前の縄文後期に襲った大爆発で山麓の窪地が川の水で真空パックされたように残ったものだ。これを見て、縄文の森のイメージが私の場合ひっくり返ってしまったが、この大きな自然災害を見ていた私の祖先がいたのかなと思うと何とも言えない気分になる。歴史は傍観者で観念的に考えてもつまらない。自分の血を感じながら見入る時に何かを発見し変わることができる。

和解と平和 10/10

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<世のため人のため>が気になるとき。停滞感を越えて (和解と平和 9/10)

2019-09-02 | 第五章「和解と平和」

 かつてはエコノミック・アニマルなどという言葉があったが、今は自分がNPOに関わっていることもあるのか、周りは「世のため人のため」に活躍する人が多いのに驚いてしまう。しかし、世の中には自己愛に問題がある人もいて、外見はともかく自分のお金や地位を異常に求める人もいて、和解と平和など風前の灯火のように感じてしまう。一万年以上続いた縄文時代は、お題目ではなく「和解と平和」の思想があったからこそ続いたのだと最近思うのだが、その実態はどうだったのだろうか。とても気になる。

 さて、人間は<世のため人のため>を生物学的にも思考せざるを得ないように生まれてきているように思う。エリクソンの理論によると、35歳から60歳までは世話、生殖性、停滞感の時代としている。自分のことを考えると、仕事もある程度一人前になり、結婚もして家族を形成する時期を過ぎると、すべてが何か虚しく生活にはりがなくなる時期があった。停滞の時期というのだろうか。そんな時に、偶然のように会社の組合の仕事を経験したのだが、<世のため人のため>のことをする喜びに気づかせていただいたように思う。考えてみれば人間は皆死ぬ。そして死の前には現世的なお金や地位は虚しい。当然自分の死後のこと、あるいは自分を育んだ世の中にお返しをすることが大事になってくる。これは生物的にもビルドインされている心の傾向とも言えるようだ。

 縄文時代は氷河期から正反対の温暖化を前期に迎え、中期になると冷涼化がはじまり、海と山(川もあるが)だけの列島がだんだん海退により変わっていく。そして、もっとも住みにくく生きにくい縄文晩期から弥生時代にかけて水稲耕作が平地を舞台に始まるのだが、すでに縄文中期後半から急速に思想も技術も洗練化され、いつ弥生化が起こってもおかしくない時代に突入すると思う。環境の変動により社会変動が起こるわけだが、それが凄惨な椅子とりゲーム(戦争や衰退)に向かわなかったのは当時の祖先達が創造力というか生殖性を発揮し、平和な社会をつくろうと努力したのではないだろうか。停滞感を乗りきる何か。それは宗教改革から生活の技術革新まで広範だったと思われるがどうだろうか。私も残念ながら高齢者となってしまった。縄文小説ということで傍からみると良くわからないことをしているが、縄文小説をとおして<世のため人のため>になればと思う。

和解と平和 9/10

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新しいドアを開く時の孤独。親密性に向かって (和解と平和 8/10)

2019-08-30 | 第五章「和解と平和」

 この写真は黒曜石の産地で有名な長和町で石器を使っての土掘り体験をした時のものだ。普通の農耕経験も少ない私だが、いきなり縄文時代の石器を刃先にした鍬の体験ができるとは。孫も喜んでいたがそれ以上に私も感動したものである。縄文時代に興味を持ったのは調べてみると2013年の秋からだから約6年だ。当初は家の近くの埋蔵文化財センターに見学に行ったり講座に出たりしたが、自分にとって縄文時代との関わりが今のようになるとは想像もできなかった。

 ただ、新しいドアを開ける時とは何かきっかけがあるものである。2011年の東日本大震災や還暦を迎えたことなども遠因だったかもしれない。そして、新しいドアを開く。開く時は一人で始めるのだから基本的に孤独である。師も居ないし見通す知恵もない。ただ、良く分からないが魅力が無いでもない世界でもがくうちに、やがて見通しが少し良くなってくる。すると、そこには自分が想像もつかない世界が微笑みだす。親密な世界との関係が築かれ出す。

 こうした孤独と親密性の不思議な関係。これはエリクソンによると22歳から34歳ころの課題のようだ。愛という言葉もあるが。私の場合だと、学校を卒業して社会人になり、少し仕事の世界が見通せ、また結婚してその世界が少し分かったところへんである。学校では最近シラバスとかで、これを学ぶとこうした効果がある・・といったサービス製品のような考え方が一般化されつつあるが、本来新しいドアを開くということは、効果などはお楽しみといったことで、基本は新しい世界との関わり(親密性づくり)を自律的に行うところが重要なのだと思う。もちろん前提として昨日のアイデンティティや忠誠心の問題があるが。

 桃栗三年、柿八年、ゆずは九年でなりさがる、梨のバカめが十八年・・・という言葉があるが、謙虚に学んでいくことは大事なようだ。ところで、縄文時代は何年かかるのだろう。

和解と平和 8/10

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自己混乱感を激減させる忠誠心とアイデンティティ・・・(和解と平和 7/10)

2019-08-28 | 第五章「和解と平和」

 今の私たちもいろいろ大変だが、16000年以降の縄文時代ことを調べ想いを馳せると、記録されなかった大変なことが沢山あったのではないかと思うようになる。恐ろしい集中豪雨のようなこと。気候の寒冷化。火山の爆発や地震。あるいはインフルエンザなどの感染症もあったかもしれない。今と違ってより無防備な時代に祖先はどう耐えたのだろうか。

 平穏な生活が一変して、大混乱の現実に直面する。自己混乱感、錯乱。縄文時代は戦争は無かったかもしれないが、自然災害などは大変だったろう。日本列島は複雑な地勢の中でできた火山列島。それは得がたい石材や水源、豊かな山と海の幸をもたらすが、一方恐ろしい自然災害をもたらすことがある。

 そして、例えば気候が激変する縄文中期末を通り過ぎると、縄文後期になるわけだが文化が大きく変わる。例えばお墓は何時の世にもあるが、墓域に配石遺構をつくることが後期に激増する。祈りが生活の中に占める比重が増加するようである。しかも、個人個人というより集団でしかできない規模で。集団への忠誠、神仏への忠誠・・・そんなことが見えてくる。

 さて、エリクソンの理論では青春時代(13-22歳)の課題として、忠誠心、アイデンティティを挙げている。自己混乱感を回復するためには忠誠心やアイデンティティは考えなければならないことなのだ。私のことで恐縮だが、中学生のころは学校、家族、友達といった集団を大事にし(忠誠心)、若気のいたりを乗り越えて成長する。しかし、高校生くらいになると家族も何かうっとうしくなり、青年は荒野を目指すといった言葉があるが、自己のアイデンティティ探究が本格化する。学業選択、職業選択、宗教・思想の選択、友人の選択。しかし、時代は大きく変わり信じられないことが次々起こる。選んだ集団が期待外れだったり、人も頼りにならなかったりする。そんな中で、変わらない何かを信じる傾向が強まっていく。人や集団よりは神仏のが信用できそうだ。

 どんなときでも信用できる何かを探す。

 最後に、ふとお金のことを考えた。お金、富は日々の生活ということで無くてはならないものだと思う。でも人生の目的とするものなのだろうか?16000年の縄文時代以降の日本の歴史の中でお金が出てきたのはせいぜい1300年くらいだ(笑)。

和解と平和 7/10

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