良寛さんは、「災難にあう時は、あうがよか候。病む時は病むがよか候。死ぬときは、死ぬがよか候」とおっしゃった。
いや、その通りであるが、誰も、言葉に出せない。
一種の諦観(ていかん)である。
どお仕様もないものは、どおしようもない。
中国人は、「メイファーズ」と言う。
仕方ない、である。
あきらめる。
良寛さんの流儀で言えば、相場で、損する時は、損するがよか候となる。
死ぬ時は、死ぬがよか候と口の中で、何回か言ってみる。
凄い言葉だと思うが、死ぬ時は死ぬのだから仕方ない。
なに事も、あるべくしてあるわけで、ただ、「日に用いて知らず」、いつもは、思っていない。
災難にあった時、病気になった時、それも仕方ないと考えられるか、どおだろう。
考えるもよし、すべてには因があって果がある。
深く考えないほうがよいだろう。
面白ければクリックして下さい。 ここ