相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

死ぬときは、死ぬがよか候と

2007-03-16 | Weblog

 良寛さんは、「災難にあう時は、あうがよか候。病む時は病むがよか候。死ぬときは、死ぬがよか候」とおっしゃった。
 いや、その通りであるが、誰も、言葉に出せない。
一種の諦観(ていかん)である。
 どお仕様もないものは、どおしようもない。
中国人は、「メイファーズ」と言う。
仕方ない、である。
あきらめる。
良寛さんの流儀で言えば、相場で、損する時は、損するがよか候となる。
 死ぬ時は、死ぬがよか候と口の中で、何回か言ってみる。
凄い言葉だと思うが、死ぬ時は死ぬのだから仕方ない。
 なに事も、あるべくしてあるわけで、ただ、「日に用いて知らず」、いつもは、思っていない。
 災難にあった時、病気になった時、それも仕方ないと考えられるか、どおだろう。
 考えるもよし、すべてには因があって果がある。
深く考えないほうがよいだろう。

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