相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

商品市場は淋れます

2007-01-19 | Weblog

 商品取引所という所は、[持てる者には与え、持たざる者から奪う]という基本の姿勢があります。
 持てる者とは、大口ファンド筋や海外相場師、大手商社筋です。
 持たざる者は、相場の好きな大衆投機家です。
 かっては東京工業品取引所のパラジウム市場、去年のゴールド市場です。
 また、かっては三菱の大豆や、商社のアラビカ、そして今はコーンや大豆です。
 大衆の信頼を失った市場は取り組み(ポジション)が増えません(金市場のように)。
 商品のほうは、これから淋れるでしょう。
 そのかわりに、為替の証拠金取引が大衆の身近なものとしてなり、ますます商い高が増えます。
 市場が信頼を失ったら、どうなるか、今後の東京コーン市場を見ていると判然と、お判りになります。

面白ければクリックして下さい。 ここ



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tombo)
2007-01-19 21:46:52
株もそうですね。小型株なら簡単に大口(金持ち)が株価を自在に操れる って感じです。連続性もなし。
でも為替は、違うような気がします。
きちんとロスカットすれば儲かるような。
為替は連続性、トレンド性があり流動性が大きく大口でも逆らえないような感じがします。
まだヒロセで始めて3カ月ですが、儲かる実感が沸いてきました。
返信する
有難うございます (鏑木 繁様)
2007-01-22 12:42:22
前略、商品は取引所の思惑が入りますが、
為替は、まったく自由です。
これからは為替証拠金取引の時代に入ります。
(1/22 S.カブラギ)
返信する