相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

俳句の世界

2008-04-30 | Weblog

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今の若い人は、退屈しているのではないか、と言われる。
なにもかも、あり過ぎると溢(あふ)れます。
少し足(た)りないときの
ほうが、満足感がありました。

仕事をサボルという楽しみも、する仕事が無ければ、サボル楽しみもないわけで、緊張 ・緊迫が無ければ、怠惰の、おいしさも判りませんね。
ゴルフの好きな人は、閑になったら、ゴルフがつまらなくなります。
閑になったら読もう、と買い込んだ本は、閑になると読まないものです。誰でも、そうです。

人間の本性は、勝手気ままに出来ているから苦痛とか、努力に、充実感があるのでしょう。
淋しい、悲しいも、とことんその底に沈むと、逆に淋しさの中の美味が判りましょう。
嬉しさ、快感、歓喜は、頂点を打つと、見る見る覚めていきます。
憂いは尾を引きます。
わび、さびの俳道は、さわやかですね



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2 コメント

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俳句と人生の美 (草々)
2008-05-04 20:46:18
方丈の障子も染むるつつじかな(都穂)

先日は上記の俳句を有り難うございます。「季節感」「色彩感」「自然の素晴らしさ」「味わいの深さ」に心打たれました。
 
 数日経った今でも、感動の余韻が残っております。

 俳句は世界で最も簡潔な「詩」。「小宇宙」そのものでありますね。

 また、その中に人生の喜怒哀楽すべてを包み込んだ「美」があります。

 自然もそして悲喜交々の人生も、味わい深くそして素晴らしいものですね。

 人生の悲喜交々を知るにつれ、自然はまた、その味わいの深さや神秘をかいま見せてくれます。

 自然と人生の交差する俳句の世界、まことに素晴らしいものでありますね。
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おたよりありがとう御ざいます。 ( 鏑木 繁)
2008-05-07 13:09:52
< 草々 様へのお返事です。>

かなり俳句におくわしいですね。
私は唯今、夏目成美(ナルミ)にはまっています。
寛永2年正月生まれです。
蕪村や一茶のような俗物性がないのがよろしい。

( S・K )
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