相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

お彼岸の墓地に思う。

2007-09-21 | Weblog

 よく考える事ですが、良寛さんが言ったという [病む時は病むがよく候。災難に逢う時は逢うがよく候。死ぬ時は死ぬがよか候] という次元。
 『それを言っちゃ、おしまいだよ。』判っているが、判りたくない気持ちがある。
 『食えなんだら食うな』と言った和尚さんがいる。
 『病気は、死んだらなをる』と、病人を前にして言った。
 禅のほうの偉い和尚さんは、本当の事を、ズバッという、相場で、うまく行かなければ、相場を、やめればよいだけ。わかっちゃいるけど・・・・である。
 わかっているけれど、そうは、いかないのが人間社会のいとなみである。
 通勤の電車の窓から、沢山のお墓が並んでいる墓地を見る。お彼岸だから、お花が供えられている。

  思うである。お墓の中の、お骨は、「無」である。生きていた時は、「喜怒欲哀楽」の世界を一心に頑張ってきた人のお骨ばかり。

 

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2 コメント

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おたよりありがとう御ざいます。 (鏑木 繁)
2007-09-25 16:39:04
< tori 様へのお返事です。>

はじめての方は、うれしいです。これからも、よろしくお願いします。長いおつきあいですね。体調大丈夫です。(9/25 S・K)
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はじめまして (tori)
2007-09-23 08:46:45
はじめてここの掲示版に登場させていただきます。
今年43歳になりますが、大学を卒業し、仕事で
相場の世界に足を踏み入れて(今は違う職業ですが)
兜町にオフィスがあった為か、絶版になったものも
含め鏑木先生の相場の世界シリーズのファンです。
ほとんど全部持ってるかしら・・。
先日女性の相場をやっている人達のあつまりがあった
ときに精神鍛錬にいい本はと聞かれたので、先生の
本をおすすめしておきました。みんなメモってました。笑 
 先生の書物は私が23歳のときからのおつきあいです。
ところで体調はいかがでしょうか?お元気になられるようお祈りしています。こういった思いがけない場所
で先生にお会いできたことを感謝しなければなりませんね。ファンとしては。m(_ _)m
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