相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

人間性とは、なんぞや

2007-04-02 | Weblog
 『思うようにいかないのは、思うからである』と禅のほうでは言う。
思わなければ、よい。
病気は[死んだら治る]と関大徹和尚が言った。
 病院の院長が、患者に向かって、これを言ったら仕舞いになる。
次元が違うのである。
 われ思うゆえに我ありはデカルトである。
相場に曲がる時は、曲がるがよろしい。とは良寛さんの心であろう。
 死ぬ時は、死ぬがよか候である。曲がる時は、曲がるもよか候。災難に逢う時は、遭うがよか候。
 相場は仕掛けるから曲がるのである。
しなければ曲がらないが、そうはいかない。
 しかし、曲がるから当るのである。当るから曲がるのだ。
 禅的な次元思考で、俗的社会を眺めて、それが、なんの役に立つのか。
と思われる方もおられよう。
 心の、ゆとり、心の幅、心の奥行き、言うなら人間性の問題かもしれない。


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3 コメント

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Unknown (seisa)
2007-04-02 23:50:50
為替相場を初めて半年以上になりますが、とても
奥深く感じいっております。

簡単に勝てるわけがないと思いつつ、勝てないと悩み
続けている毎日です。

予想が当たっても、実際には取引できない・・・
なぜなんだろうかと自問自答しております。

相場は心理学にも大脳生理学にもはたまた哲学、宗教学、易と多岐に渡り共通するところがあることを
感じております。

負けるがよか候・・・

遠くおよびません。
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Unknown (たま)
2007-04-05 13:50:51
先日も眼力社にいってきました。何度いってもすばらしいところですね。服部さんとお話ししながらおいしいお茶をいただき、鏑木さんの作られた「謙虚と感謝」の額を買って帰りました。額は、玄関に飾って、親子が毎日それをみてから出かけます。
眼力社までの途中の茶店にいつも座っておられる80歳のおばあちゃんにも、お逢いするのが楽しみです。また、ちょくちょくお参りに行こうと思っています。是非一度、眼力社で鏑木さんともお会いできるといいですね。
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おたよりありがとうございます。 (鏑木 繁)
2007-04-09 13:08:51
seisa様へ
勝てない、勝てないと思うと勝てませんから、勝てる、勝てる、私は大丈夫と自信を持ち続けますと、不思議ですね、勝つようになります。
勉強、勉強、また勉強ですね。

たま様へ
そうですか、眼力さんに行きましたか。
「謙虚と感謝」の額無しを私も10枚(1万円)買いまして事務所にも、家にも貼っています。
寝る時、斜め上の壁にも貼って、見るようにしています。
いい事がありますよ必らず。
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