”Flavor Of Life -Original Version-”試聴！

公式HPでOriginal Versionを試聴した。今まで聴き慣れてきたBallad Versionと比べるとまるで別の曲かと思わせられる、Original Version。リズミカルな曲調に幾分テンポの速い歌を乗せる事で、Ballad Versionでは独り言に聞こえていた言葉が”君”に向かってはっきりと主張する形になった。こうして聴いてみると、Ballad Versionの何と大人っぽい事だろう。喧騒から少し離れた所でゆったりと語るかのような歌い方が、人生の酸いも甘いも知り尽くした一人の大人の女性の佇まいだ。各誌インタビューでは”Ballad Versionの方が気に入っている”と言っていたHikkiだが、アレンジを人任せにした分、歌入れの時に魂まで入れ込んでしまったのかと思う程、Ballad Versionでは彼女の歌声が活きている。そしてドラマと合わせてみても、こちらの方がしっくり馴染んだというのも気に入った理由のひとつだったのかもしれない。昨年夏の全国ツアーを経て表現力と艶っぽさが増したHikkiの歌声。特に今回の楽曲では彼女の低音に魅せられっ放しである。