先行抽選にも一般抽選にもペプシネックスの抽選にもシンコレ2の抽選にも外れてしまった私でしたが、twitterでの私の嘆きを見たHikkiファン仲間からお誘いいただき、幸運にも8日と9日の両日にライブ参戦することが出来ました。まずは、8日のレポートから書いてみようと思います☆
◆8日(水)
先の週末にファンサイト仲間が横浜アリーナを訪れ、会場付近の詳細な情報をブログなどにアップしてくれたおかげで、当日は方向音痴な私でも全く迷うことなく会場に辿り着くことが出来ました。会場前に続く階段を降りて時間を確認すると15時をちょっと過ぎたところ。ロビー前に出来ていた列を横目に知った顔が無いか歩いていくと、早速ファンサイト仲間と遭遇しました。聞けばこの列はグッズを購入する為に並んでいるとのことで、前方には既に数人のファンサイト仲間が並んでいました。待ち合わせしている人がいたのですが、まだ時間があったので、私もその列に加わることに。待っている間にも次々と仲間を見つけ、列が隣同士になる度に話したりして、気が付けば順番が回ってきていました。テーブルいっぱいに並べられたグッズはどれもシンプルな作りでありながらしっかりしていて、老若男女を問わず誰が持っていてもおかしくないデザイン。ひとつひとつのグッズにデザインを監修したHikkiの愛が感じられて、思わず「全部下さい!」と言いそうになりました☆
ところでところてん。待ち合わせをしていた人というのはtwitterでHikkiへのメッセージを募集していたファン仲間で、私は持参したメッセージを渡しました。そして同じくファンサイトを中心に呼びかけていた寄せ書きにもメッセージを書かせていただきました。それぞれに手作りされたメッセージの台紙は渾身の出来栄えで、Hikkiへの愛無くしては作ることの出来ないものでした。情熱にお値段付けられない♪とは、まさにこのこと。メッセージ企画はmixiでも呼びかけがあり、こちらはテレビ取材もされていたようです。
17時頃になると、続々とファンサイト仲間が集まってきました。ペプシネックスCMのドレスHikkiコス、同CMのカマトトHikkiコス、ペプシマン、ムビオンHikkiコス、エヴァキャラコスに気志團コスに海賊コス、、、そして私はちゃっかりアンミラメイドコスしてましたが、、、GBHPVをパロってパペットを持っている人など実に色とりどりの生物の舞♪状態でございました。
開場時間になり、立見席やペプシ招待枠だった仲間は早々に会場入りしていきました。私は開演ギリギリまで普段会えない仲間達との交流を楽しみました。流石にもう席に着かなきゃということで会場に入り、席を探すと、まだまだ先、、、まだまだ先、、、まだま、、、え?何と2列目でした!ちょうど目線の先にはステージの四方に立つ鉄柱があり、少々邪魔ではあったものの距離は近い。何より注目すべきは、そのステージの位置でした。会場のど真ん中にステージがあり、Hikkiはそこから会場内をぐるりと見渡せるという訳です。ファンサイト仲間4人での並びで、みんなで得体の知れない緊張感でテンションがおかしくなっていると、不意に会場が暗転。いよいよ開演です!
ステージ上にあるスクリーンに映し出される、宇宙船スーパークマン号。パイロットは、ギガントくまちゃん。くまちゃんは初めて目にする地球の美しさに瞳を輝かせるも、隕石がスーパークマン号を直撃!絶体絶命の中、何とか体勢を立て直そうと奮闘するくまちゃん!だけどそこはくまのご加護に救われて、無事地球に不時着すると、くまちゃんはおもむろに顔を外します。何と中には人がいたのです。その人の顔は、、、、!
このスクリーンでの演出の愛らしさに、会場内は笑い声と拍手で包まれていました。今回シンコレ2の新曲の中の歌詞にも何度か出てきた「帰る」という言葉が、もしかしたらテーマだったのかな?果てしない宇宙の中、固い殻に閉じこもり身を守りながら漂っていた私が、帰るべき場所を見つけ、どんどん殻を脱ぎ去り素の自分に戻っていく。「私に帰ろう」ということだったのかしら?
セットリストは割愛させていただきますが、本編20曲、アンコール3曲を歌い上げ、Hikkiはステージを後にしました。中でも嬉しかったのは「ぼくはくま」をHikkiと一緒に合唱出来たこと!やっぱりこの歌を歌う時のHikkiは瞳の輝きが倍違う。「あ~、疲れちゃったなぁ」とピアノにへたるところもとっても可愛らしくて、改めて彼女には大人っぽいクールな美しさと、子どもっぽい無防備な可愛らしさの両方を兼ね備えた魅力を感じました。「traveling」では「横浜アリーナ~♪」と歌詞を差し替えて歌い、会場はどよめきながら大いに沸きました。「光」では白いハートがいくつもいくつも宙を舞い降りて来て、何人もの人が受け取っていました。これにはどこか、GBHPVで最後にHikkiに纏わり付いていた光景が微笑ましかった平和の象徴である白い鳩(=白いハート)を連想させられました。'06のウタユナでは聴くことの出来なかった「BLUE」がまさかここで聴けるなんて思わなかったし、Hikkiのピアノやギターによる弾き語りもとても素晴らしかった。Hikkiが楽器を演奏しながら歌を披露するのは'10の北米・ロンドンツアーからではないかと思いますが、そのシアトルでのライブに参戦してきて思うことは、ウタユナ以前のHikkiとはまるで違う雰囲気を持ったなということでした。緊張とか不安とか、怒りに似たような棘とげしたものがまるで無く、ライブ慣れしていないアーティストと言われてきたのはこの人のことなのかと思う程でした。その時の雰囲気が、ライブが楽しい!みんなの前で歌いたい!という雰囲気が、そのままに横浜アリーナでも表れていました。今の素のHikkiの気持ちがあのライブなのだということでしょう。
ステージの上からHikkiは、会場のひとりひとりを見渡していました。確かめるように、噛み締めるように頷き、笑顔を見せるHikki。大きくお辞儀をして、精一杯手を振って。そして最後にステージから降りて花道を歩き始める姿を見て驚きました。映画「ローマの休日」では報道陣が作った花道の前を、アーニャはアンになる為に歩いていきますが、この日Hikkiは、ヒカルから光になる為に、観客が見守る花道の中を歩いていったのでした。
終演を告げるアナウンスが流れると、シンデレラな私は最終バスに間に合わせる為に、余韻に浸る間もなく会場を後にしました。早歩きのままこの日同席した仲間達に別れを告げ、新横浜駅へ向かいました。新幹線の切符を前もって買っておいて良かった☆駅構内での混乱に巻き込まれることなく新幹線に乗り込んで間もなく、東京駅へと向かい発車しました。心だけが、置いていかれる感覚でした。
◆8日(水)
先の週末にファンサイト仲間が横浜アリーナを訪れ、会場付近の詳細な情報をブログなどにアップしてくれたおかげで、当日は方向音痴な私でも全く迷うことなく会場に辿り着くことが出来ました。会場前に続く階段を降りて時間を確認すると15時をちょっと過ぎたところ。ロビー前に出来ていた列を横目に知った顔が無いか歩いていくと、早速ファンサイト仲間と遭遇しました。聞けばこの列はグッズを購入する為に並んでいるとのことで、前方には既に数人のファンサイト仲間が並んでいました。待ち合わせしている人がいたのですが、まだ時間があったので、私もその列に加わることに。待っている間にも次々と仲間を見つけ、列が隣同士になる度に話したりして、気が付けば順番が回ってきていました。テーブルいっぱいに並べられたグッズはどれもシンプルな作りでありながらしっかりしていて、老若男女を問わず誰が持っていてもおかしくないデザイン。ひとつひとつのグッズにデザインを監修したHikkiの愛が感じられて、思わず「全部下さい!」と言いそうになりました☆
ところでところてん。待ち合わせをしていた人というのはtwitterでHikkiへのメッセージを募集していたファン仲間で、私は持参したメッセージを渡しました。そして同じくファンサイトを中心に呼びかけていた寄せ書きにもメッセージを書かせていただきました。それぞれに手作りされたメッセージの台紙は渾身の出来栄えで、Hikkiへの愛無くしては作ることの出来ないものでした。情熱にお値段付けられない♪とは、まさにこのこと。メッセージ企画はmixiでも呼びかけがあり、こちらはテレビ取材もされていたようです。
17時頃になると、続々とファンサイト仲間が集まってきました。ペプシネックスCMのドレスHikkiコス、同CMのカマトトHikkiコス、ペプシマン、ムビオンHikkiコス、エヴァキャラコスに気志團コスに海賊コス、、、そして私はちゃっかりアンミラメイドコスしてましたが、、、GBHPVをパロってパペットを持っている人など実に色とりどりの生物の舞♪状態でございました。
開場時間になり、立見席やペプシ招待枠だった仲間は早々に会場入りしていきました。私は開演ギリギリまで普段会えない仲間達との交流を楽しみました。流石にもう席に着かなきゃということで会場に入り、席を探すと、まだまだ先、、、まだまだ先、、、まだま、、、え?何と2列目でした!ちょうど目線の先にはステージの四方に立つ鉄柱があり、少々邪魔ではあったものの距離は近い。何より注目すべきは、そのステージの位置でした。会場のど真ん中にステージがあり、Hikkiはそこから会場内をぐるりと見渡せるという訳です。ファンサイト仲間4人での並びで、みんなで得体の知れない緊張感でテンションがおかしくなっていると、不意に会場が暗転。いよいよ開演です!
ステージ上にあるスクリーンに映し出される、宇宙船スーパークマン号。パイロットは、ギガントくまちゃん。くまちゃんは初めて目にする地球の美しさに瞳を輝かせるも、隕石がスーパークマン号を直撃!絶体絶命の中、何とか体勢を立て直そうと奮闘するくまちゃん!だけどそこはくまのご加護に救われて、無事地球に不時着すると、くまちゃんはおもむろに顔を外します。何と中には人がいたのです。その人の顔は、、、、!
このスクリーンでの演出の愛らしさに、会場内は笑い声と拍手で包まれていました。今回シンコレ2の新曲の中の歌詞にも何度か出てきた「帰る」という言葉が、もしかしたらテーマだったのかな?果てしない宇宙の中、固い殻に閉じこもり身を守りながら漂っていた私が、帰るべき場所を見つけ、どんどん殻を脱ぎ去り素の自分に戻っていく。「私に帰ろう」ということだったのかしら?
セットリストは割愛させていただきますが、本編20曲、アンコール3曲を歌い上げ、Hikkiはステージを後にしました。中でも嬉しかったのは「ぼくはくま」をHikkiと一緒に合唱出来たこと!やっぱりこの歌を歌う時のHikkiは瞳の輝きが倍違う。「あ~、疲れちゃったなぁ」とピアノにへたるところもとっても可愛らしくて、改めて彼女には大人っぽいクールな美しさと、子どもっぽい無防備な可愛らしさの両方を兼ね備えた魅力を感じました。「traveling」では「横浜アリーナ~♪」と歌詞を差し替えて歌い、会場はどよめきながら大いに沸きました。「光」では白いハートがいくつもいくつも宙を舞い降りて来て、何人もの人が受け取っていました。これにはどこか、GBHPVで最後にHikkiに纏わり付いていた光景が微笑ましかった平和の象徴である白い鳩(=白いハート)を連想させられました。'06のウタユナでは聴くことの出来なかった「BLUE」がまさかここで聴けるなんて思わなかったし、Hikkiのピアノやギターによる弾き語りもとても素晴らしかった。Hikkiが楽器を演奏しながら歌を披露するのは'10の北米・ロンドンツアーからではないかと思いますが、そのシアトルでのライブに参戦してきて思うことは、ウタユナ以前のHikkiとはまるで違う雰囲気を持ったなということでした。緊張とか不安とか、怒りに似たような棘とげしたものがまるで無く、ライブ慣れしていないアーティストと言われてきたのはこの人のことなのかと思う程でした。その時の雰囲気が、ライブが楽しい!みんなの前で歌いたい!という雰囲気が、そのままに横浜アリーナでも表れていました。今の素のHikkiの気持ちがあのライブなのだということでしょう。
ステージの上からHikkiは、会場のひとりひとりを見渡していました。確かめるように、噛み締めるように頷き、笑顔を見せるHikki。大きくお辞儀をして、精一杯手を振って。そして最後にステージから降りて花道を歩き始める姿を見て驚きました。映画「ローマの休日」では報道陣が作った花道の前を、アーニャはアンになる為に歩いていきますが、この日Hikkiは、ヒカルから光になる為に、観客が見守る花道の中を歩いていったのでした。
終演を告げるアナウンスが流れると、シンデレラな私は最終バスに間に合わせる為に、余韻に浸る間もなく会場を後にしました。早歩きのままこの日同席した仲間達に別れを告げ、新横浜駅へ向かいました。新幹線の切符を前もって買っておいて良かった☆駅構内での混乱に巻き込まれることなく新幹線に乗り込んで間もなく、東京駅へと向かい発車しました。心だけが、置いていかれる感覚でした。