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From Hiron to many NetWalkers♪

アイリッシュハープ

2007年10月20日 23時17分09秒 | 日常茶番劇
今日は小学校で授業参観があったのですが、その後体育館で、アイリッシュハープ奏者でオペレッタ作家の永山友美子さんのハープの演奏と講演があるというので鑑賞してきました。
きっと途中で眠たくなるだろうなという予想とは裏腹に、笑いと涙を誘う彼女のトークが演奏の合間に入り、最後までとても充実した内容で楽しめました。
講演終了後、アイリッシュハープに触れさせてもらえたのですが、楽器を触らせてもらうのって何だか宝石に触れるみたいで、緊張してしまいます。
弦は思ったよりも固いので、けっこう強く弾かないとダメなんですね。
赤や緑などの色が付いた弦をポイントにしているので、それと同じような色の服を着た人が目線の先にいると、弦とかぶって見づらくなってしまうとのこと。
なので奏者は演奏中にそういう色の服を着た人を見つけるとすぐに身体の向きを調整して、視界に入れないようにしてるんだそうです。
永山さんを見ていて思ったのですが、音楽家というのは本当に感情表現が豊かですね。
講演時間をきちんと念頭に入れつつも、ほんの短い間に会場を笑いの渦に巻き込んだかと思えば、次の瞬間には深い沈黙に包み込ませてしまう。
手作りのどピンクのドレスに身を包んだコミカルなキャラは、あっという間に子供達の心を掴んでしまいます。
強引な拍手のねだり方をして「こうして無理にでも誉めてもらえると、やっぱり嬉しいものですね~」と会場を沸かせたかと思えば、「だからお父さん、お母さん。お子さんの事もこうしてどんどん誉めてあげて下さいね~」と結んでくる。
いつの間にか、父兄の心も掴んでしまっているのです。
うまい!

初めての楽器、初めての音との出会いは、人との出会いでもあるんですね。