考えるくま

『むむむ～』
「くまちゃん、腕組みなんかしちゃってどうしたの？」
『ぼくは　考えるくまなんだよ』
「そ、そうなんだ」


「あらら？くまちゃん、寝ちゃったんだね」
『むにゃむにゃ、、、』
「うふふ、おやすみくまちゃん」

ベルくま外伝

『さぁ坊や。ママンレーヌが御本を読んであげましょうね』

「、、、くまちゃん、そんな格好で何してるの？」

『あん　ぼくはくまちゃんじゃなくて、クマ・チャントワネット様っていうんだよ！』

「そ、そうなんだ。それは失礼致しました、チャントワネット様。（でもそれメイドさんが着る服なんだけど、、、）」



『あ、見て！お日様がピカピカだよ！』

「今日は夏日だからね。外はとっても暑いよ」

『もう夏がすぐそこなんだね。そろそろ脱毛考えないと』

「だ、脱毛っ！？」

YO めーん

Hey, Yo!!
調子はどうだい、イカれた兄弟！
今夜もオレのハートにミートで一気にヒートアップさ！
ひゅ～ういご～！

YO めーん　ほわっつぁっぷ　めーん　YO YO
夏はさっぱり食いたいぜ！（SO めーん）
冬はこってり食いたいぜ！（RA めーん）
YO めーん　ほわっつぁっぷ　めーん　YO YO
適当、祈祷、神様待とう！（AH めーん）
何だい、周りのこの空気？（読 めーん）
YO めーん　ほわっつぁっぷ　めーん　YO YO
YO めーん　ほわっつぁっぷ　めーん　YO YO

くまだから当たり前か。

今日はね、ちっちゃいひかるちゃんの入園式だったんだ。
それでね、あんぱんまんのバックをもらってきたんだよ。
これはね、明日から仲良く遊ぼうねのプレゼントだって。
ここにね、まだプリッツの美味しい匂いが残っているよ。

くんくん、くんくん、、、。

本当はね、ぼくも一緒に保育園ってところに行きたいな。
だけどね、ぼくはくまだからやっぱり行くのは無理かな。

木馬

ぎっこんばったん、ゆらりんちょ



『ひかるちゃん、今頃何をしてるのかな？』



ぎっこんばったん、ゆらりんちょ



『ひかるちゃん、ぼくのこと嫌いになったり、してないよね？』



ぎっこんばったん、ゆらりんちょ
ぎっこんばったん、ゆらりんちょ



『、、、お馬さん、ぼく重いでしょ？』



「ヒヒ～ンダネ！」



ぎっこんばったん、ゆらりんちょ

ぼくは ぜんぜん へいきだもんね。

こうして　いると、
あのこに　あぶないよって　おこられちゃうけど、

こうして　いれば、
あのこが　よく　みえるんだ。

くまちゃんが来た。

『君はだぁれ？』
「ひかるちゃんだよ」
『え？ひかるちゃんっていうの？』
「うん」
『ぼく大きいひかるちゃんも知ってるよ。ちっちゃいひかるちゃん、よろしくね』
「んふふ、くまちゃん」