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Hana ・ おうちごはん

季節を感じて、心豊かな食卓に。

お正月料理

2010年12月30日 | はな
暮れは忙しいけれど、やはりおせちは手づくりを・・・

上手に市販品も使って美味しさはそのまま、時間の手抜きの方法で

無用な手間を省いたレシピだから、気ぜわしい年末にゆとりをもって作れます。











酒の肴・おかずにも向くそんなわが家スタイルのおせちで新年を迎えます。








1日に2~3回混ぜて味をなじませる。2日目からが食べごろのなます・一晩水につけた黒豆

さあ手順よく一気に作ってみよう  



紅白なます

紅白の水引きを想わせるなますは、お正月料理にふさわしい酢のものです。



<材料>

大根 500g にんじん 35g 

塩 大さじ1/2  A 砂糖 60g 酢 1/2カップ


<作り方>

 大根は4㎝幅の輪切りにして皮をむき、にんじんも同様にする。

いずれも縦の薄切りにし、さらに縦にせん切りにする。



 を合わせて大きめのボウルに入れ、塩お大さじ1/2を振り、最初は弱く、しだいに力を入れてもみ、

しんなりとさせる。水分が出てきたら3~4回に分けて少し水気が残る程度に絞り、容器に入れる。






 に調味料を加えて混ぜ、冷蔵庫に入れる。

 (2~3回混ぜて味をなじませる。)





黒豆

お正月におなじみの黒豆です。

豆はあせらず気長に煮るのがコツ。どなたが作っても美味しく仕上がります。




<材料>


黒豆 100g 中双糖 100g 黒豆の煮汁 1/4カップ 醤油 大さじ1 古釘 3本

<下準備>黒豆はよく洗い、3倍の量の水にひと晩つけておく。


<作り方>


 翌日黒豆はその水のまま鍋に移し釘を入れ、沸騰するまで強火、沸騰直前に弱火にしアクを取ります。

水は豆の上に3センチ位あるように落とし蓋をしてゆっくり煮含めます。

(常に煮汁に浸かった状態になるように注意し、途中煮汁が少なくなれば水を足してください。)

 指でつぶれる位柔らかくなったら火を止め、充分蒸らしザルにあけ煮汁を1/4カップだけ残します。

 鍋に中双糖を1/2量入れ、黒豆を入れて約10分弱火で煮る。残りの中双糖を入れ約5分間煮て仕上げに醤油を加える。






釘を使う場合は必ずさびたものを使いましょう。汚れを良く洗い落して使うことで黒く色艶よくなります。

黒豆は豆に暮らすといって、一年を健康に過ごせるようにと願う縁起ものです。

照りよくほっこり煮上げるには、中双糖の入れ方が決め手です。




かぼちゃ栗きんとん


栗は勝栗といって、運に強く幸運をもたらすと伝えられています。

またきんとんは、黄金色に輝き福運を表しています。

かぼちやで不足がちな栄養を補給。レンジで本格メニューが簡単に。

アイデア次第でおせちの楽しさはさらに広がります。


<材料.4人分>


かぼちゃ(正味)  200g 栗の甘露煮 50g 砂糖 30g 生クリーム 小さじ1


<作り方>
 かぼちゃは蒸すかレンジでやわらかくしてつぶす。熱いうちに砂糖を加え生クリームを入れ、軽くまぜる。

 栗は4つ割1/2量は混ぜます。仕上げにの上に散らします。



牛肉の八幡巻き



細く長く、息の長い商売や長寿を願った一品です。この料理は万人受けするものですが、

甘辛めの味はお酒のための一品としても喜ばれるでしょう。


<材料> 4人分

牛肉(薄切り) 350g ごぼう 100g

A だし汁 1カップ 砂糖 小さじ1 みりん 小さじ1 醤油 大さじ1

酢・サラダ油・各少々 小麦粉 大さじ3

B 砂糖・ 酒 各大さじ1  みりん・醤油 各大さじ4


<作り方>

 ごぼうはタワシでよく洗って土を落とし、15㎝長さで、割りばし位の細さに切り揃え酢少々入れた水につけてアク抜きをします。

 鍋にごぼう・酢少々入れて柔らかくなまで煮ます。

 Aの調味料を煮立て、ごぼうを入れ落とし蓋をして、弱火でゆっくり煮ます。煮汁の中でそのまま冷ますと

味がなじみます。

 牛肉をまな板に広げ、小麦粉を茶こしに入れて薄く一面にふります。

肉が小さければ二枚ずらして重ね、ゴボウの長さより少し大きめにしごぼうをまとめて、端かららせん状にしっかりと巻く。

 フライパンにサラダ油を熱しを入れ巻き終わりを下にして焼く。美味しい焼き色がつくように転がしながら全体を焼きます。

 Bのたれを加えて煮詰め、照りをつけます。





今年の夏はとても暑かったですよね。食欲のない時は良く作りました。もちろん豚肉で・・・

ごぼうと人参をかなり細く切り豚の薄切り肉1枚でくるくる巻いてみたり・青じそであつたり・薄切り肉2枚重ねて豚こまを中に入れてそれを芯にして肉だけで巻い

てみたり、冷たい麺類には、醤油を控えめにしてどれだけ作ったでしょうか、

そんなことを考えながら12月の「お正月料理」あ~~~!!!一年はすごく速い。



海老の養老煮


海老はひげが長いところから、不老長寿を意味するものとされ、美しい色とあいまって、祝い料理にはかかせない。

<材料・4人分>
海老 12匹 A 酒・みりん 各1/3カップ 砂糖 大さじ1 薄口醤油 小さじ1 塩 小さじ1/3


<作り方>

 海老は水で洗い、背ワタを取る。

 鍋にAを合わせて煮立て海老を入れる。蓋をして約3分間火を通し、全体が赤く発色してきたら箸で形を整える。

(ふっくら煮上げたいげたいから、加熱時間はほんの少々。)

バットに広げて冷まし、ひげの先と尾を切り揃えて器に盛る。











伝統的なの味を中心に、定番のおせちはもちろん。ふだんのおかずにも向く一品も

切り方や盛り付けに一工夫してより簡単にお正月料理を作りました。