上手に市販品も使って美味しさはそのまま、時間の手抜きの方法で
無用な手間を省いたレシピだから、気ぜわしい年末にゆとりをもって作れます。

酒の肴・おかずにも向くそんなわが家スタイルのおせちで新年を迎えます。
1日に2~3回混ぜて味をなじませる。2日目からが食べごろのなます・一晩水につけた黒豆
さあ手順よく一気に作ってみよう

紅白なます
紅白の水引きを想わせるなますは、お正月料理にふさわしい酢のものです。
<材料>
大根 500g にんじん 35g
塩 大さじ1/2 A 砂糖 60g 酢 1/2カップ
<作り方>

いずれも縦の薄切りにし、さらに縦にせん切りにする。


しんなりとさせる。水分が出てきたら3~4回に分けて少し水気が残る程度に絞り、容器に入れる。



(2~3回混ぜて味をなじませる。)
黒豆
お正月におなじみの黒豆です。
豆はあせらず気長に煮るのがコツ。どなたが作っても美味しく仕上がります。
<材料>
黒豆 100g 中双糖 100g 黒豆の煮汁 1/4カップ 醤油 大さじ1 古釘 3本
<下準備>黒豆はよく洗い、3倍の量の水にひと晩つけておく。
<作り方>

水は豆の上に3センチ位あるように落とし蓋をしてゆっくり煮含めます。
(常に煮汁に浸かった状態になるように注意し、途中煮汁が少なくなれば水を足してください。)








釘を使う場合は必ずさびたものを使いましょう。汚れを良く洗い落して使うことで黒く色艶よくなります。
黒豆は豆に暮らすといって、一年を健康に過ごせるようにと願う縁起ものです。
照りよくほっこり煮上げるには、中双糖の入れ方が決め手です。
かぼちゃ栗きんとん
栗は勝栗といって、運に強く幸運をもたらすと伝えられています。
またきんとんは、黄金色に輝き福運を表しています。
かぼちやで不足がちな栄養を補給。レンジで本格メニューが簡単に。
アイデア次第でおせちの楽しさはさらに広がります。
<材料.4人分>
かぼちゃ(正味) 200g 栗の甘露煮 50g 砂糖 30g 生クリーム 小さじ1
<作り方>



牛肉の八幡巻き
細く長く、息の長い商売や長寿を願った一品です。この料理は万人受けするものですが、
甘辛めの味はお酒のための一品としても喜ばれるでしょう。
<材料> 4人分
牛肉(薄切り) 350g ごぼう 100g
A だし汁 1カップ 砂糖 小さじ1 みりん 小さじ1 醤油 大さじ1
酢・サラダ油・各少々 小麦粉 大さじ3
B 砂糖・ 酒 各大さじ1 みりん・醤油 各大さじ4
<作り方>



味がなじみます。

肉が小さければ二枚ずらして重ね、ゴボウの長さより少し大きめにしごぼうをまとめて、端かららせん状にしっかりと巻く。




今年の夏はとても暑かったですよね。食欲のない時は良く作りました。もちろん豚肉で・・・
ごぼうと人参をかなり細く切り豚の薄切り肉1枚でくるくる巻いてみたり・青じそであつたり・薄切り肉2枚重ねて豚こまを中に入れてそれを芯にして肉だけで巻い
てみたり、冷たい麺類には、醤油を控えめにしてどれだけ作ったでしょうか、
そんなことを考えながら12月の「お正月料理」あ~~~!!!一年はすごく速い。
海老の養老煮
海老はひげが長いところから、不老長寿を意味するものとされ、美しい色とあいまって、祝い料理にはかかせない。
<材料・4人分>
海老 12匹 A 酒・みりん 各1/3カップ 砂糖 大さじ1 薄口醤油 小さじ1 塩 小さじ1/3
<作り方>


(ふっくら煮上げたいげたいから、加熱時間はほんの少々。)


伝統的なの味を中心に、定番のおせちはもちろん。ふだんのおかずにも向く一品も
切り方や盛り付けに一工夫してより簡単にお正月料理を作りました。
