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第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時
①「おごって」
○「おごって」から学べるものは、どんなことだと思いますか?
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ある研修で、駄菓子屋の様子を講演した時に、年配の男性が「金銭の貸し借りなどは、絶対にさせないように注意して下さい。」との発言がありました。
それを受けて、子育て中の母親グループの方々からは、「え~・・?子供同士の自主性に任せても・・」のようなざわめきがありました。
子ども達は、ちょっとしたきっかけや楽しさを感じると、時にはエスカレートしてしまうことがあります。
ただのふざけっこが→意地悪に→さらに「いじめ」と呼ばれるものに・・万引きが→泥棒に・・おごってが→恐喝に・・
などと、好奇心の矛先が間違ってしまうと犯罪に繋がる可能性が出てきます。
ただ、子ども達は、「いけないこと」を頭で判っていても、実際に経験をしていないと「なぜ?いけないのか」が、習得出来ないこともあると思います。
おごったのに、何のお返しも無かったり、お金を貸したのに返ってこなかったり・・その時は、とてもいやな思いをするかもしれませんが、早いうちに、金額の少ないうちに(本来は金額の多さではないのですが・・傷の浅いうちにとでも言いましょうか・・)こんなこともあるのかと、身をもって体験しておけば、大人になって、容易に人にお金を貸したり印を押したりしなくなるかもしれません。
大人は、「いけないこと」をきちんと判っていますが、子どもは「おぼろげに」感じているような気がします。身をもって初めてきちんと理解出来ることと思われます。
子ども達の行動を、早々と注意せず・・
かと言って、子どもがエスカレートしそうな瞬間を見逃さないように・・
と、絶妙なバランスで、子ども達を見守れたらな・・なんて思います。
「おごって」から学ぶことは・・たくさんありそうです。2006/01/06
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『目次〈予定含む〉
いらっしゃい(はじめに)
第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時
第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時
①おごって
②悪いこと<やばいこと
③波長?
④大きな成長
⑤先入観
⑥親子
⑦兄弟愛
⑧びびったり、びびられたり
⑨当たり
⑩悪い子はいない
⑪変身
⑫褒め言葉
⑬子どもの知恵
⑭何気ない言葉
⑮心の切り替え場所
第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時
第四章 詩 「子どもの心」随時
第五章 つぶやき「たかさんの声」今
おまけ 子どものつぶやき
またね(おわりに)』
「たかさんち」実践報告書はこちら→駄菓子屋報告書
あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ
たかさんち紹介動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=adhz9X7c0Qs