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この広い世界を。

可愛い歳月。
思ったことの記録。

さいきん感動したもの、ふたつめ。

2013-04-28 11:27:37 | ひとしずく。


わたしの好きな三大日本語遣い師のひとり、小沢健二の言葉が好きです。


ふつう、「言葉」というものは状況や心情を説明したり表現したりするときに使います。


たとえば、きれいな光があって、
その光がどんな光かを表現するための言葉。

その光をみてどう感じたか、どんな可能性が考えられるか、
そんなことを表現するために言葉はつかわれます。


それでじゅうぶん「言葉」は「言葉」としての機能を果たし、
美しい言葉もそこにはたくさんあります。


言葉を通じて世界に散らばる多くの光を知ることができます。


だけれど、たまに。

言葉自体が光を放っている、と感じるものがあります。


意味がよくわからなくても言葉がすでにうっとりと美しいもの。

言葉自体がすでに音として完成しているもの。


小沢健二の言葉選び、遣いは後者だと感じたりします。
(三大日本語遣い師のひとり、草野マサムネもこのタイプかと感じます)


小沢健二のサイトで一年間だけお遊びのような、可愛くて安心できるページがあったんですね。

個人が投稿して、その投稿記事や写真やらで可愛く彩られるページ。


以前そこに記事を投稿してみたんですけど上手にできなくて、
以前と同じの(←これをちょっと編集)を再チャレンジで投稿してみたら採用されました(笑)

わーい。見て見てー。→


そのページの最後の小沢健二のごあいさつもうっとりと美しい言葉で、
やっぱり好きだなーと思うのです。


そして以前掲載されたもので小沢健二が最後に選んで再掲されている投稿記事
「わたしたちは空間をつくり続ける」が、
この世界の本質をびっくりするほど素敵に書いてあって、やはりうっとりとしてしまうのです。


よかったらそちらも是非。というかわたしのよりそちらを是非。→


ほかの投稿も素晴らしいのや可愛いのがたくさんあってほっこりします。



わたしたちは二度と戻らない美しい日にいるのだ。




刹那
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン

さいきん感動したもの、ひとつめ。

2013-04-26 23:41:38 | ひとしずく。
感動するのが好きです。


「かわいいな」とか「なんてきれいなんだろう」とかで、
心が揺さぶられるのが好きです。

心がじーんとしたり、ふんわりしたり、のびのびしたり、
なんともいえないビブラートするように震えるのが好き。


いつもそうしていたいし、
ひとつにかぎらずありとあらゆる種類の感動をしたいし、
草木が風に揺れるのにも感動できる自分でありたいとおもっています。



の!わりに!


ストライクゾーンが狭いんです。


そして!


喰わず嫌い(笑)なんちゅうこっちゃ。



でも、飛びこんでくるものがある。


これも飛びこんできたもの。

さいきん感動したもの。


深夜高速 / フラワーカンパニーズ






深夜高速-生きててよかったの集い-
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SMA

理由は簡単。

2013-03-29 10:56:38 | ひとしずく。
  ・くだらない話で安らげる僕らは その愚かさこそが何よりも宝もの (スピッツ:愛のことば)

  ・余計なことはしすぎるほどいいよ 扉開けたら (スピッツ:運命の人)



なんだってそうなんだよ。きっと。

例えばお仕事とか好きになるものやお友だちになるような人も、恋とおなじ。

明確な理由なんてそんなになくて、
ひとつかっこよく言うとするならば「出会っちゃったから」ってことなんだとおもうのです。




むふー。


ブログで仲良くしていただいている 藍さんと、
藍さんが生まれ育った街、神楽坂を散策いたしました。

ていうか、藍さんにあちこちご案内していただいたのです。



玉子色のぷるぷるのカスタードクリームがたっぷりはいったクリームパンが絶品のパン屋さんの亀井堂。(超うまい)


細い階段路地の途中にある、
ぴかぴかとろっとろ具合が絶品な親子丼が名物の別亭鳥茶屋。
(美味しくてお腹がぽかぽかになります)


お稽古の帰りによったという甘味屋さん、光る黒みつが魅惑的な紀の善。(寒天のこしちゃってごめんなさい)

神楽坂のメインストリートを外れたほそい路地と趣のある石畳。


―ここはお三味線のお稽古場だったのよ、あそこには芸者さんの見番(お稽古の時間割)があったのよ、
 ここは昔はぜんぶ仕舞屋(しもたや:商店ではない民家)だったの、あそこらへん一帯は芸者さんの住まいだったの―


そして街を歩く芸者さんがあんまりに素敵で芸者さんになりたかったこと、
それを父親にいったら怒られたこと、
そんなあれやこれやのたくさんの思い出話を分けていただきました。



藍さんとは年齢もちがうし、生きてきた分野がまったくちがうのですが、
(ふつうに生きてたらどうやっても交わらない)
なぜ会うことになったのでしょ?(笑)

藍さんもそんなことをおっしゃるのですが、
理由は簡単「出会っちゃったから」

きっとそれが唯一で完全な正解なんです。


藍さんと歩いてるとき、
一瞬だけうっすら前にもこんなことがあったような気がしたのは、ここだけの秘密。


藍さん、いろいろありがとうございます。
そして美味しいものたくさんごちそうさまでした♪




いつも。

2013-03-15 02:09:45 | ひとしずく。
ナンバーワンはパンダ。でもパンダだったらなんでもいいってもんじゃない。


紅茶味のなんか。スコーンとかクッキーとか。


観光にいった先なんかで入るおそば屋さんで山菜そばとか山菜きのこそばとか。

あと鴨南蛮。


たけのこが混ぜ込まれたなんか。おこわとかサラダとかパスタとか。


さくらんぼモチーフ。


パンダのつぎになにげに多い小鳥モチーフ。


ミルクフランス。


桃味のなんか。桃。香りも。



パンダ以外は好きと公言してなかったし、そもそもそんなに自覚もなかった。

だけどいつもいつも選ぶから、
ああわたしこれが好きなんだなって気づいたものたち。


そんな無自覚でいるだけの好きが、たぶん世界にはまだまだ溢れているのだろうな。



などということを、
なにげに選んだネクターを一気飲みしながら考える。




自由へのチケット。

2013-01-25 01:34:48 | ひとしずく。
去年、働いてないとき働けない自分に悩んでいたら、
尊敬する方にこんな言葉をもらった。



『それだと健康的なお金の使い方はできないわよね』



働いていないのが申し訳なくて最近はお洋服も買っていないしお出かけもしていない、
と、わたしが送ったメールのお返事に書かれていた言葉でした。



働いていない期間は、わたしには大切で必要な時間だったけど、
その一方でたしかに自分で自分のあらゆることに制限をかけていました。



働いていないのにえらそうに意見はできない。
働いていないのにお買い物なんてできない。
働いていないのにお出かけなんてできない。
働いていないのに楽しんだら申し訳ない。



そんなふうに制限をかけていました。


働いてないからのんきに楽しむなんてできないよと、
行きたかった美術展もいくつか見送りました。



わたしにとって働くということは、束縛や制限や評価や劣等感を与えられるものでしかありませんでした。

その空気感は、めまいがするほど苦手でした。

だからいつも働くことに逃げ腰でした。

そして逃げ腰の自分を、弱虫だとおもっていました。



働くことによって自由を得る、なんて発想は考えもしませんでした。



言える自由。
好きなものを手に入れる自由。
行きたいとこへ行く自由。
夢をかなえる自由。



自分を自由にするために働くのだとしたら、
それはちょっと頑張れそうだとおもい、そろそろ働こうとおもったのです。



評価されるためではなく、自分を自由にするために。


そのためだったらわたし、働ける。(超自己中)