この広い世界を。

可愛い歳月。
思ったことの記録。

青春生き残りゲーム。

2013-05-25 00:15:04 | ひとしずく。
「青春生き残りゲーム」はスピッツベルゲン島に伝わる伝統的なゲームです。(超大ウソ)


この人生は「青春生き残りゲーム」だったのかと知ったとき、
わたしは口をぽっかり開け「そうか!」と膝を打った。



参加者の制限はなし。


わたしも若いころは知らず知らずに参加してたんだけど、知らず知らずにリタイアしてた。



青春生き残りゲーム。



ルールは簡単。ただただ青春を死ぬまで生き残るだけ。



青春なんて生き残れないよ、なんて鼻で笑っていても、
わたし、じつは青春を生き残りたくてうずうずしてた。

その気持ちを隠してただけ。


ある程度の年齢になったら退いてくもんだって勝手に思いこんでいたし、
その思いこみに負けてしまっていたことにも気づかずに負けてしまっていたから。


でも再エントリーしています。



エベレスト登頂というでっかい素敵なニュースに、たくさんの、ほんとにたくさんのきらきらをもらった夜に、
「青春生き残りゲーム」のはなしを思いだしたのです。


でっかくでたな!みたいなことはできないけれど、
小さな星をつなぐ細い針がねのようにこっそり青春を生き残る。


わたし、青春生き残りゲームの参加者です。







亀の恩返し2013。

2013-05-19 22:55:38 | LOVEと絶望の果て。
九段下の駅を降りて坂道を人の流れ追い越してゆくときにさ、
どうしても心で歌っちゃうよねアラフォー世代は、あの歌を。


プロデューサーでベーシストの亀田誠治さん主催のライブイベント、
大きな玉ねぎの下の武道館で開催された「亀の恩返し2013」に行ってまいりました。



わたしが行った18日の出演者は、

スピッツ/秦基博/アンジェラ・アキ/KREVA/JUJU/スガシカオ


もちろんお目当てはスピッツ~。どんどんどんどどん、ぱふぱふぱふ~。



スピッツ、やっぱり好き。


音にヴィジュアルがあるかどうかわからないけど、
もしヴィジュアルがあるのならそれが超かわいい。


ぼよぼよぽわぽわのマシュマロの中身が、ちょっとチョコレートだったりちょっとカスタードだったり、
ちょっとチェリーソースだったり、ラズベリーだったり、ハチミツだったり、
ただ甘いだけでおいしくないなんかの砂糖漬けもかわいく星形に型抜きされていたり、
ときにいろんな色のドンパッチが入っていたり、ほろ苦いエスプレッソ味だったり、そんな感じ。(どんな感じ?)


パンダでもなく子犬でもなくドレスのような高級ケーキでもなくて、
フランスあたりのお菓子屋さんの大きなガラス瓶にはいった色とりどりのジェリービーンズやマーブルチョコに感じる可愛さ。



KREVAが出演するのであの歌をうたってくれればいいのに(この歌→)と期待していたのですが、
やっぱりうたってくれて嬉しい。


こちらはグレーっぽい単色の無機質な音なのですが、その音にのるマサムネ氏の声は、
スピッツの音にのるときとはちがう魅力で、ざらざらと色っぽいのです。


たくさんの素敵なアーティストの生唄がきけて大満足でした。




お土産にいただいたお菓子。



わたしはきっと旅に出る。

2013-05-16 01:41:38 | ひとりごと。
500円玉貯金をしています。

5万円とか10万円と30万円とか貯まる缶々のあれです。


わたしのは20万円貯まるやつです。


20万円貯まったらパリに旅に出るつもり。

きっと旅に出るの。

でもパリに旅に出るには、
もしかしたら30万円のにすればよかったかな。


パリに旅に出るって言っても、
知ってるフランス語といえばケセラセラ(注:notフランス語)とジュテームくらい。

飛行機にだって乗ったことがないわたし。


でもね、わたしは知っているの。

「旅に出る」の前に「きっと」がついてちょっと弱気だけれど、
「旅に出たい」と「旅に出る」は言葉は似てるけどそのエネルギーは、
真逆のベクトルを向いているってことを。

似たような言葉だけれど、
それはちっとも似ていないし交わってもいないってことを。

まったくまったく違うエネルギーだってことを。



いまはまだここにはない願いを願いつづけたり、
いまはまだ叶いそうにない夢を見つづけたりすることは、
ときにとても虚しく愚かしくおもってしまうのかもしれない。


けれど、すでにそれはきらきら可愛いきらめきに包まれている。


だから、大丈夫。


あなたもわたしも、きっと旅に出る。


いつかかならず。



すぐに叶う夢もきらきらステキだけれど、
すぐに叶わない夢にはすぐに叶う夢にはない純粋で小さなきらめきが隠されていたりもする。


ねぇ、そのことを知っているでしょう?


最高の一杯を淹れるわ。

2013-05-15 21:51:57 | ひとりごと。
40年弱生きているのだけれど、
じつはインスタントコーヒーの適量がわからない。


ずっとなんとなくやってきてしまった。


ひとさじ適当にすくったインスタントコーヒーをマグカップにいれて、
お湯をどぼどぼと注ぎ冷たい牛乳も注ぎ、ぬるくなったそいつを電子レンジで温める。


特においしいとはおもわずに、毎朝2杯を目標に飲む。


2杯飲むのを目標にしているのは、水分補給と腸の活性化のためだ。


たいてい飲みきれずに捨てる。

おいしいとはおもわない。
こんなもんだとおもっていることにも気づかずに、こんなもんだとおもってノルマのように飲んでいる。



それを、やめた。



特においしいとはおもわずに飲んでいたことに気づいた一杯を、
おいしいとおもえる一杯にしようとおもった。


朝の一杯くらいは自分のために、自分が美味しいとおもう最高の一杯を淹れようとおもった。



ってインスタントコーヒーでだけどな。(え)


でも、まずはそこから。


だって、わたしが美味しいコーヒーを自分のために淹れられなければ、
あなたのためにも淹れられない。