この広い世界を。

可愛い歳月。
思ったことの記録。

上を目指すもまた一興。

2011-05-31 17:02:06 | ひとりごと。
お気づきの方も多いとはおもいますが、わたくし、お菓子づくりとパンづくりにハマっています。


パウンドケーキ、シフォンケーキなどは、それなりのものが作れるようになりました。



さいきんお菓子づくりやパンづくりをメインにしているお料理ブログをあちこち読んでいるのですが、
そのブロガーさんたちのつくるお菓子やパンは、もうほんとうにびっくりするくらい美しくてキレイなんです。



そこで、わたしはふと気づいたことがあるんです。


わたしはわたしのなかで、


わたしだからここまでだろうと、誰にいわれたわけではないのに上限を決めていたことや、


ここまででまぁいいだろうと、誰にいうわけでもなく甘えていたことに。



はっきりとした意識ではなく、ばく然とそうおもっていました。



無意識に決めてしまっている「自分はここまで」という上限のラインは、
あっさりと未練もなく越えてよいものなのだと知ったんです。



カンペキでなくてもいいよ、とわたしはおもう。



けれど、時にはカンペキをひたすらに目指す「部分」、目指そうとする「部分」があってもよいのではないかなって、

そうおもったのです。

コーヒーマーブルパウンドケーキ。

2011-05-30 10:29:50 | へたくそながら。
マーブル模様がホルスタイン(牛)みたくなってしまいました。


ひさしぶりのパウンドケーキです。



いままでのバターを泡立てずに作っていたのですが、
今回はハンドミキサーをつかいバターが白くもったりするまで泡立ててみました。


どうやってつくるのだろうと疑問だったキメが細かい綺麗なパウンドケーキをつくるのは、
どうもそうするのがよいらしいと情報を(立ち読みで)キャッチしたので、そうやってつくってみました。



キメが細かくしっとりと焼きあがり、いままでのパウンドケーキのなかでナンバーワンです。

口当たりもやさしくできました。


もう少しキメを綺麗にしたいわ。

パンダカレーとパンダラテ。

2011-05-27 12:29:24 | おでかけ。

お昼は、新聞でみて一目ぼれしたパンダカレーをいただきました。


上野公園内の上野グリーンサロンという、
昭和の香りのするセルフサービスのレストランです。


パンダ好きだけれど、パンダだったらどれでもいいというわけではなくて、
オーケーなパンダとオーケーではないパンダがいるわけですが、
パンダカレーのパンダはオーケーなパンダです。

目と鼻は黒豆、耳はオリーブです。

小さな子どもが食べれるくらいの甘めのホワイトカレーです。



お得なパンダカレーセットがありましたが、せっかくだからとパンダラテをいただきました。
かわいいですね。

写楽展。

2011-05-27 12:09:54 | おでかけ。
@東京国立博物館。



国立博物館の特別展『写楽展』にも足をのばしました。


東州斎写楽。


江戸時代に彗星のごとく現れ一世を風靡し、
そしてわずか10ヶ月ほどでこつ然と姿をけした謎の浮世絵師。


その現在確認されている写楽の作品およそ140点が、ほぼぜんぶ揃っているそう。
(4点が未出品、うち2点が写真のみで現在は所在不明だそう)


写楽の作品は、そのほとんどが役者絵です。


大首絵とゆう人物の胸から上の部分を大きく描き、
バックの部分が黒雲母刷りとゆう黒に少しキラキラがまじった技法をつかった写楽のデビュー作28図。


これは同時、そうとうアバンギャルドでかっこよかったのではないかな、と感じました。


はじめてロックンロールをきいた昔の男の子みたいに、江戸っ子はしびれたのではないかしらん。



しかし役者絵が140点。


遊女を描いた美人絵が好きなわたしは最後ちょっと飽きてしまいました…。



絵師のほか、彫り師、刷り師の技量ももっと評価されてもよいのではないかな、とおもいました。



本館の平常展示も好きだし、手塚治虫のブッダ展もやっていたのでそれも見たかったのですが、
この時点で3時半、まだお昼を食べていません。


お昼はアレを食べようと決めていたので、国立博物館をあとにしました。

旧東京音楽学校 奏楽堂。

2011-05-27 01:52:42 | おでかけ。
そうがくどう、と読むそう。


この場所はぎりぎり上野公園内でいいのかな。


東京芸大のすぐ近くに古い木造の洋風建築の建物があります。


この建物は、明治23年に東京音楽学校(現東京芸大音楽部)の校舎として建てられたものだそう。


二階にはパイプオルガンのある音楽ホールがあり、
日本最古の洋式音楽ホールとして重要文化財に指定されています。


今日はその奏楽堂が公開されていたので見学させてもらいました。



学校だったためかそんなに華美ではありませんが、
それでもところどころに美しい細工が施されています。


通風口なのかしら、天井にある四角い網の蔦のからまるような美しい模様ったら!

シャンデリアも素敵です。



昭和62年に現在地に移築されたそうで、
建築同時の半分ほどの大きさになってしまっているのが残念です。


展示品も、同時の音楽学校の生徒の写真や、授業や学校生活で使われていたものなどがあったらよかったのにな、とおもいました。


古い建物が好きなのは、その細工はもちろんなのですが、
そこにいた人のふつうを感じたりするのも好きなのですもの。