三日月と金星のランデブー。 2013-12-07 00:36:50 | ひとしずく。 三日月と金星、かわいかったねー。 寒い夜空を見上げて、安心してわたしは何度でも風邪をひこう。 そして何度でも元気になる。 螺旋を描きながら、数ミリでも心地よい場所へ移動してゆく。 そうしてこの流れを信じて進んでゆくのだ。 優しい光のようなメッセージがある。 克服するためではなく、解放されるための。 どんな遠くの出来事でも、それを見てなにかを感じているこのわたしにも。 だいじょうぶ。何とかなるから。 そんな呪文を唱えながら。
偉大な何か。 2013-10-26 01:51:52 | ひとしずく。 偉大な何かがいるのなら ひとまず放っといて下さいませんか? 自力で古ぼけた船を沖に出してみたいんです (スピッツ「潮騒ちゃん」) そんな啖呵を切って飛びだしたのはいいんだけど、 3日目ぐらいに根をあげてベソかいて戻ってくるっていう。 戻ってきたのはいいけど「戻ってきちゃった、てへぺろ」を言うタイミングを逃し、 偉大な何かの家の前でウロウロしたまま38億年目を迎えたわたくしです。どーも。 先日、筑波大学名誉教授の村上和雄先生の講演会にいってまいりました。 村上先生は遺伝子の研究者で、チャーミングなおじいちゃん先生です。 なぜ興味をもったかと言いますと、この先生、学者なのに、 やっぱ偉大な何か(グレートサムシング)っている、って言ってるからなんです。 気づいたんですって。 読める遺伝子があるということは、それをかいた人がいるからだって。 以下、羅列。 遺伝子は人間の設計図のようなもの。 遺伝子構造が出来あがる確率は、宝くじ一等に100万回連続当選するのとおなじくらいの確率。 すべての人の遺伝子は99.5%はおなじ。ちがいはたった0.5%。 頭がいいかそうではないか、美人か美人じゃないかとかはそんなの誤差の範囲内。 地球上に生物が誕生して38億年。 人間にかぎらず、動物、植物、菌類に至るまで、 38億年間に存在した遺伝子をもつすべての生き物の遺伝子暗号は99.5%おなじ。 赤ちゃんはお母さんのお腹のなかで、生物の38億年の進化の過程を体験。 たまに自分の年齢に38億歳足してごらんなさいちょっとくらい歳をとるのなんか誤差のうち。 遺伝子の活性化には「笑うこと」 「祈り」 休まずに動く心臓や、身体のすべての内臓、すべての血管、 脳のすべて、神経、バランス、意識と無意識、 働き続けるもの、生み出し続けるもの、消費され続けるもの、 生と死、わたしのすべて、あなたのすべて。 この設計図(遺伝子)、いったい誰がかいたの。
稲穂。 2013-09-30 00:09:05 | ひとしずく。 今日は雲がもくもく可愛かった。 稲刈りのあとの野焼きの匂いはいい匂い。 赤とんぼの大群。 たくさんの奇跡が太古の昔から重なり続けて、今年もお米がかわいくできたようです。 こことほぼ同じ場所→★
I Have a Dream。 2013-08-29 00:09:51 | ひとしずく。 ―私には夢がある。 それはいつの日かジョージアの赤土の丘の上で、 かつての奴隷の息子とかつての主人の息子が兄弟として同じテーブルに腰を下ろすことだ─ キング牧師の“I Have a Dream”の演説を知ったのは、 井筒監督の「パッチギ!」でした。 映画のなかに引用されていたキング牧師の演説はほんの一節だったけれど、 いまのをもう一度よく聞かせてくれと思うくらい美しい衝撃がありました。 この美しい言葉を知ることができてよかったと思ったくらいです。 キング牧師が“I Have a Dream”の演説をしてから50年経つそうです。 自分に差別の心があるかどうか、もしあるのならそれがどこから来るのか、 いつも注意深く観察し考えてゆける自分でありたいなと思います。
立秋。 2013-08-07 16:29:03 | ひとしずく。 てか、早くねぇ? 8月にはいったと思ったらもう7日だって! ちょっとぼよーっとしてる間に! 早ぇよ、ぜってー。 あ。みなさま如何お過ごしですか? 暦の上では、今年は8月7日の今日が立秋ですって。 気づかないところで小さく小さく透明な秋の赤ちゃんが生まれたってことなのかしら。 きっと秋の赤ちゃんたちはすみっこで小さくかたまって、 ぺちゃくちゃお喋りしてるんだわ。 こんなに暑いのに、もう秋の言葉を聴くなんて、 暦ってなんだかロマンチックです。 次の季節が待っててくれるってことはとても素敵なことですね。 いつも心のどこかで次の季節を思う。 次の季節が影になり、いつも今のこの季節を際立たせる。 すだれ越しの景色。日傘をさす。水色のアイス。 大量にいただく茄子の濃紺。熟れてゆくトマト。桐箱にはいったお素麺。 本日より残暑になるそうです。 残暑とはいえこれから暑さはピークを迎えますので、 熱中症に気をつけてどうぞノスタルジックな夏を。