+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

長崎市内の紅葉を求めて

2012年11月21日 | 雲仙山系・長崎の山
11月17日夕方、田舎から出てきた同級生達とワイワイガヤガヤ飲んでいるところに、突然に山馬鹿さんから電話が入った。
「明日長崎市内の紅葉スポットを歩きませんか?」との誘いであった。コースは諏訪神社から金比羅山を経て烽火山を巡り、時間があれば英彦山までということであった。
長崎に住んでいたとはいえ、当時は山には無縁で、最近になって漸く岩屋山などいくつかを歩くようになったが、今回のコースの山は初めての山、かつ正月の恒例行事のような「七高山めぐり」に出てくる山でもあり、喜んで同行させていただくことにした。
諏訪神社一の鳥居で待ち合わせをして、諏訪神社の参道を登り、本殿にお詣りしてから境内を抜けて車道を歩きながら登って行く。長崎は山の頂近くまで家が建っているので、山に行くという感じは持たれないと思うが、実は予想に反して良く手入れされた登山道が張り巡らされていて、市民に愛された里山が厳然と残っているのに驚かされた。
山馬鹿さんの案内で、晴天に恵まれ、快調に歩き通すことが出来た。紅葉は、既に色づいているところもあれば、まだ青葉を残しているところもあったが、初めての長崎の里山巡りを、十分満喫した一日となった。
英彦山までは時間の都合もあり行かなかったが、二人で少し遅い昼食を取って、楽しい一日を締めくくった。
山馬鹿さんありがとうございました。次は一緒に乾杯をしましょう。

諏訪神社一の鳥居から見た参道。
諏訪神社本殿

境内を出ると楠の大木が残る車道に出る。
楠木に宿った櫨の木が紅葉していた。

金比羅神社の参道と鳥居。

鳥居を潜り一登りすると切り通しがあり、紅葉が出迎えてくれた。



金比羅神社の近くに金星観測碑がある。クリックで拡大

金星観測碑を見て金比羅山へ。有名なドンク(蛙)岩


山頂から見た長崎港。女神大橋、伊王島、高島まで見える。

金比羅山山頂で市内の展望を楽しみ、一休み。山頂標識と上宮の鳥居。

金比羅山から一旦西山ダムまで、上宮の後から下る。かなりの急坂である。西山ダムの堰提を渡ると烽火山への登りとなる。
仏舎利堂の横を過ぎると、登山道となる。植林の檜と自然林が混在した登山道は、良く踏み固められ歩き易い。急坂もあるがせいぜい20分も歩くと傾斜が緩むので、比較的苦にならず登り上がる。

登山道脇の○○菊?烽火山山頂の烽火台遺構。クリックで拡大

山頂で着替えをし、山馬鹿さんからホットコーヒーを入れていただく。しばし青空の下長崎港を見ながら至福のひと時を送る。
次は、妙相寺に向けて下山となる。ここも紅葉の絶景スポットだそうだ。
秋葉大権現の社を過ぎると沢の音が聞こえてくる。石段で整備された参道を下ると、滝行をする地点に達する。
その川沿いに楓の大木が次々と現れてくる。ただ今日は少し早いようで、青葉が目立つ。

漸く石畳を下った素晴しい紅葉が現れる。ほんの少しの距離でこれほどに色づきが違うとは・・・。





紅葉を満喫して妙相禅寺に。この山門もあと少しすると素晴しい光景になるようだ。楽しい紅葉狩りが終わった。




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