桜

東京でも桜がちらほら咲き始めました。
視界いっぱいに咲く桜もとても美しいけど、僕には２年前、京都・山城の小さなお寺で見た２本の桜が、今でもとても印象的です（写真はそのうちの１本）。
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２本の桜の写真はHP版「MOSAIC」にあります。

奈良・法隆寺

奈良・法隆寺。正面にその伽藍群を見るだけで何ともいえない独特の雰囲気が迫ります。力強い素朴さの中に、信仰心とどこか「アジア」の雰囲気を感じます。そして、京都がもみじや桜の印象なのに比べ、松がとても印象的です。
奈良は、いにしえから今への時の連続性が空気に漂う町のような気がします。

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菜の花

まだコートがいらないというわけではないのですが、最近空気からめっきり厳しさが消え、何か「春」を感じさせる暖かさが感じられるようになりました。
写真は去年４月末の京都・大原での菜の花畑。三千院への道をちょっとそれたところに突然あり、やわらかい日光を受けた、やわらかい黄色とやわらかい黄緑色が心地よい風景でした。今頃房総なんかではもう見ごろなんでしょうか。
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京都・常寂光寺

京都・常寂光寺。地区的にいうと嵐山というのでしょうか、嵯峨野というのでしょうか。小倉山の中腹に佇む静かなお寺でした。
静かに、「和」を感じさせながら佇むこの門と、境内の一面の苔が、今ではとても印象的です。木々に囲まれ、多宝塔も美しかった記憶があります。
紅葉の名所として名高いようですが、写真は紅葉前の、夏と秋の狭間の、人影もまばらな時期。僕は人でごったがえす紅葉の時期より、緑に包まれる時期の京都が好きですね。
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