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あちらこちらで心に触れた風景を綴っていきたく思います。

京都・東寺

2005年06月29日 | 京都
アクセス:最寄り駅・近鉄京都線「東寺駅」下車徒歩約10分
京都・東寺。平成6年世界文化遺産登録。大阪から国道1号で京都へ入っても、西から新幹線で京都へ入っても、その威容と均整の取れた美しさで出迎えてくれるのがこの五重塔です。京都タワーのほうが高さは高いのかもしれないけれど、京都へ来たことを実感させてくれるのはこの五重塔です。
正しくは「教王護国寺」というそうです。平安遷都の頃に鎮護国家のために創建され、その後空海(弘法大師)によって真言密教の根本道場とされ、寺号も「教王護国寺」と称されるようになったそうです。五重塔は国宝、高さ57メートルは日本一。ただ、高さだけでなく、その美しさも日本一と個人的には思ってます(別に比べるものでもないし、他の塔をそれほど知っているわけでもありませんが)。
それにしても、弘法大師にまつわる伝説というのは各地に残っており、それがとても広範囲で、厚い信仰が偲ばれるような逸話が多く、やはり偉大な方だったのだろうなぁ、とよくは知らないままながら、ふと思いを馳せることがあります。この塔を眺めるときも、ふとその御名を思うことがあります。
(違う写真ですが、HP版「MOSAIC」に大判写真あり)
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蝸牛

2005年06月27日 | 神戸・六甲
今年はとうに入梅したことにはなってますがここまでほとんど雨降らずの猛暑といっていいような気候。最近ニュースなんかでも頻繁にこの話が出てくるようになりました。なかなか梅雨前線があがってこず、四国では結構深刻になりつつある状況。西日本一帯で雨が待たれる中、昨日梅雨前線が消えた って騒いでたと思ったら、今日現れたのは日本海上空。おいこら、真ん中飛ばすな!って結構真剣な声が聞こえてきそうな今日この頃です。まじ暑いし雨降らん…。そのうち降るだろうとは思いつつ…。
写真は6月始めに六甲で見かけたカタツムリ。この暑さ、カラ梅雨はさぞこたえてるんじゃないでしょうか。
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京都・祇園祭(前)

2005年06月19日 | 京都
夏の京を豪壮華麗に彩る祇園祭。僕は行ったことありませんが…。写真は去年、山鉾巡行の一週間前、偶然出くわした鉾組み立ての風景です。こうやって組み立てられてるとはしりませんでした。あちらの通り、こちらの通り、で愛着と誇りを込めての作業が繰り広げられていました。最初は横倒しでてっぺんのほうなどの装飾→ワイヤーで引っ張って起こす→側面などの装飾、という順序で行われるようです。
かつてはその先端より高い建物なんてなかったであろう昔から、ビルに囲まれバスがすぐ横を行き交う今日まで、こうして守られ、受け継がれ… 作業をする人たちのどこか誇らしげな活き活きとした表情を見ていると日常に溶け込んでいる分、生きている「伝統」を感じました。
京都・祇園祭のことはこちらがよいのでは。
ちょっと違う写真ですが、(HP版「MOSAIC」に大判写真あり)
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神戸・元町

2005年06月13日 | 神戸・六甲
神戸はやっぱりちょっと雰囲気いいよね。ただでかいだけの街じゃないね。ちょっとレトロな雰囲気も醸し出しつつ、でも明るく洗練されてる、って感じの。いい按配の雰囲気だしてます。この日は至るところきれいな水色の旗があちらにもこちらにもひらめき、それが街全体に統一されてたんで、これまたいい感じでした。車だって歩行者だって絵になっちゃう、そんな神戸・元町の午後でした。
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日本丸

2005年06月07日 | 神戸・六甲
日本丸神戸寄港です。モザイク前高浜岸壁にて。21日まで神戸に停泊だそうです。
モザイクへは神戸市営地下鉄(海岸線)ハーバーランド駅またはJR神戸駅から(三宮からぷらぷら歩いたりするのもよいですがね)。
一昨日、ひっさびさに、たまたま三宮界隈をぶらつこうと思い立ち、ふらりと港へ行くと日本丸がいました。よくぞこの日にここへ来たもんだとえらいラッキーな思いで見つめてました。たくさんいた見物人も少しまばらになった夕方、静かに残照を受ける日本丸です。
ちなみに「にっぽんまる」なんですね。
*ちょっと大きめの写真はHP版「MOSAIC」
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姫路城

2005年06月04日 | 姫路城
アクセス:JR姫路駅または山陽電鉄姫路駅から徒歩15分。
西国は城が多いです。ちょっとした街には河と城がある、そんな印象すらうけるほどです。萩、米子、鳥取、松江、津山、岡山、広島、大阪…、歴史はやはり西国でつくられてきたんだなぁ、と改めて感じます。
そしてなんといってもその西国の要衝の地にそびえる姫路城。白鷺城とも呼ばれるその美しさと威容はやはり西国の城の中でも群を抜いているように思います。そして400年の歴史の中で1度も戦をまみえることなく現在に至る城だそうです。世界遺産にも登録されている世界の宝ですね。そんな美しい城も中へ入れば剛質、戦うための機能に満ちており、天井には大木の柱が剥き出し、壁には一面の武器架け、と天井画やシャンデリアに彩られるヨーロッパの宮殿とは明らかに異質の、まさに戦うためのものであったことを今更ながら感じます。
お勧めとしてはまずは搦手口へ回り、「帯の櫓」の石垣(姫路城で一番高い石垣だそうです)越しに見る天守群を眺め、その後でそのまま城沿いに道を進んで三の丸跡に出て入り口に入るコースをお勧めします。
200円かかるけど動物園の中の剥製館(だったかな)の裏からの姫路城も絶品です。上の写真はちょっと季節外れだけど、秋の、三国壕越しに見る天守群。圧倒的な威容と、均整のとれた美しさを兼ね備えた姿です。やっぱり日本一の城だと思います。
*(HP版「MOSAIC」に大判写真あり)
(*下調べはこちらの姫路市のサイトが見やすいと思います)。
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