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はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

風評対策続報2

2007-04-17 20:39:53 | 能登半島地震
しばらく能登半島地震による風評被害対策について
個人的な情報発信をサボっていました(^^;ゞ
(色々ありまして…)

さて、名古屋の知人から
いつまでもサボるな!ということか(^^;ゞ
地元の新聞記事をFAXしていただきました。

ありがたいですぅ~(^o^)/~


本日04.17付けの中日新聞・中部経済新聞の各紙にて、
「中部広域観光推進協議会が北陸観光活性化へ情報発信」
というような記事が掲載されたそうです。

中部広域観光ポータルサイト(中部広域観光推進協議会)
全国旅そうだん(全国地域観光情報センター:日観協)
等のサイトや機関を通じて、
北陸地域の正確な宿泊・観光施設・交通情報の状況を重点的に発信するそうです。
(先ほど上記サイトを拝見しましたが、具体的な対応は未だのようです…)

また、日本商工会議所からも
能登半島観光復興支援情報(日本商工会議所:2007-04-16~)
を「能登半島地震」を契機に、
観光産業の復興に向けてのPR・誘客活動など
能登地域の観光産業はじめ
中小企業の本格的な復興支援策の一環として、
全国の商工会議所会員向けに各種情報を一元的に発信するために設置
能登の観光・イベント情報や能登産品の購入情報などの関連情報を随時発信
とのことです。

これら大組織が動くのも大切な事ですが、
僕の関心は、やはり草の根の活動の広がり…


キーワード「能登半島地震 復興」でgoogleニュース検索のガジェットを
マイgoogleページに貼付ました。
これからは、もう少し手早くニュースソースに当たれるかも…
(もっと早くやればよかった…(^^;ゞ)

早速、
能登の復興を応援 富山・高岡、市役所内にPRコーナー(富山新聞:2007-04-17)
など隣県の市役所さんからも暖かい応援です。

そういえば、地震以来通行止めになっていた国道156号も開通し、五箇山との往来も復旧しました!
ゆっけさんもこれで次のステップに踏み出せますね(^-^)/~


さて、一連のニュースの中で
なんといっても嬉しかったのは
これ!
能登復興酒蔵から地震被災支援 浜松、最初に名乗り(静岡新聞:2007-04-14)
この記事は知人のAさんが呼びかけた能登地酒を呑もうキャンペーンへの参加です。

静岡・浜松の皆さん!
ありがとう!


久々に能登半島地震関連のブログ巡りをさせていただくと…

なんと はんたろうさんが復興のイラストを作ってくれていました!
「能登は負けない。」ステッカーを作りましたよ。(はんたろうさん:2007-04-12)
能登は負けない!そしてイラストはこちら
ブログにも張れるぱかりでなく、印刷用にと大型データも公開されています!
ありがとう はんたろうさん!
(僕のブログタイトルには張れないのが残念…)

こんなときだからこそ能登観光・能登金剛(2007-04-16)
こんなときだからこそ能登観光・総持寺祖院(2007-04-17)
 ⇒総持寺も頑張っている様子が…
  是非ご覧ください。


こうやって、色々な方から元気を貰えるのは何よりも有難いことです。

間抜けな春風邪なんぞひいている場合じゃ
益々ありませんねぇ…(^^;ゞ

お詫び

2007-04-12 00:57:51 | 能登半島地震
冒頭に掲載させていただいている
「災害復興への途」…

ほんとうにうっかりして
ご紹介させていただいていた皆様のうち
何人かの方のお名前に敬称が
いつのまにかなくなっていました。

申し訳ございません。
大変な失礼を差し上げてしまいました。

短時間で更新したり、
意外に厳しい文字制限に戸惑ったり
と見苦しい「言い訳」はございますが…
折角のご好意に対して
著しく礼を欠いてしまったのは
紛れも無い事実です。

どうか、お許しください。

甚だ気づくのが遅かったのですが
当該箇所は本日修正させていただきました。


今後は、慌てず(根っからの慌てん坊で…(^^;ゞ)
しっかり確認させていただきます。

心からお詫び申し上げます。


どうか、今後ともよろしくお願い申し上げます。

風評対策その後

2007-04-10 12:23:53 | 能登半島地震
7日土曜遅く能登の自宅にようやく戻り
震災以来初めて(^^;ゞ
日曜日に自宅の片づけをちょっぴりしました。
二階やら・米蔵やら
やはり大変なことになっていました…
まぁ気長にやります。


能登半島地震の風評対策の
その後の広がりをまとめてみました。

◎氷見プロジェクト
永芳閣さんのプロジェクトが拡大しています!
氷見市内7箇所で「頑張れ!能登!」大浴場開放(氷見永芳閣・女将:2007.04.07)
 ⇒一旅館の呼びかけにご同業の方々が賛同されています。これは、できるようで実は中々難しい側面があるものです。平生行状が肝心。女将さんのお人柄と氷見の旅館の方々の普段のお付き合いの様子が伺えます。
  元々の呼びかけはこちら頑張れ!能登!プロジェクト by 永芳閣永芳閣は、「頑張れ!能登!プロジェクト」を始動します。(氷見永芳閣・女将:2007.03.30)


◎各業界
地元紙の北國新聞のネット版から
「自粛」「風評」で2次被害(北國新聞:2007-04-06)
 ⇒金沢・加賀方面にも影響が出ているようです。
  6日放送の「とく石川スペシャル がんばろう能登(NHK金沢)」でも地元からの声で
  和倉温泉では6月のキャンセルが入っているとか…ちょっとむごいですね。
  開港以来3年間順調だった能登空港も搭乗率が1/3程度に落ちているとも聞いています。
  ANAさんが何も動いていないようなのが極めて不思議…
  (僕が知らないだけならご容赦を)

このような状況に対して旅行業界でも動きがあるようです。
代理店が「送客」強化 地震の「風評」防止へ連携(北國新聞:2007-04-10)
能登半島に観光客呼ぶ(北國新聞:2007-04-05)
 ⇒ど真ん中の業界ですから対応を取るのはある意味当然ですが、問題は対応速度と内容…
  福岡西方地震や中越地震など、影響がかなり深刻かつ長引いた経験から
  次第に「業界」でも対応が速くなってきているようではありますが…

この他、日経新聞さんでも
復興に向けた動きを報じていただいているようですが
周囲も取っていない夕刊だったり、ネット版にも掲載が無く、
ご紹介が難しいのが残念です。

見かけた知人からの紹介では
同紙7日夕刊に「石川・和倉温泉 旅館おかみらPR」の記事とのこと。


◎地域の視点
地域ブランドの第一人者といわれるT先生からも
「能登は元気だ」プロジェクトをご紹介いただきました。
今、能登半島の復興に本当に必要なもの(地域ブランドNEWS:2007-04-06)
 ⇒こちらはメールマガジンでも配信されたそうです。

やや異なる角度からですが
今、知っておきたい能登半島のこと(tknmstさんのブログ:2007-03-27)
 ⇒高齢化・過疎・ブロードバンド化率など能登半島の現状から被災地を紹介されいます。
  最後に能登への旅行を勧められており、風評についてご理解を頂いています。
石川県の能登半島地震情報のリンク位置がすばらしい!(tknmstさんのブログ:2007-03-30)
 ⇒ご指摘のことも今後留意が必要なことだと感じ入りました。

復興支援:物産編

2007-04-06 12:18:47 | 能登半島地震
災害復興への途(2007-03-28~)で
「能登は元気だ」プロジェクトとして
・能登のお酒を呑んで
・能登の産品を買って
能登半島地震の災害復興支援の呼びかけを
仲間と共にさせて頂きました。
能登のお酒を飲もう(能登半島地震サイト)(和紅茶:2007.03.31)
能登の宿などの営業情報(知人のTさんから)

百貨店さんも!(2007-04-04)
でご紹介させていただきましたように既に首都圏の高島屋さんでも輪島塗の販売による支援を始めていただきましたが、
さらに物産編キャンペーンに新しい動きがありました。


●地域外発
能登半島被災者応援”ふきのとうプロジェクト”始まる(【おぢや自遊楽校】のジオログ:2007-03-31)
 ⇒「小千谷発東京経由能登行き」のプロジェクト!本当に有難い活動です。
  あかつきVNさんから辿りました。

●能登半島発
いち早く通常営業を宣言されたスローフード・スローライフの能登カフェさんから
買い物で能登が元気になる!(能登カフェブログ:2007.04.05)
 ⇒実際のお買物はこちらでできます。能登半島地震復興支援プロジェクト 買い物で能登が元気になる!(slowlifestyle.com)

能登カフェブログより「買い物で能登が元気になる!」(suzuyoさんのブログ:2007.04.05)
 ⇒能登カフェさんの活動への賛同の輪です。

●金沢発
この他、元々加賀・能登の良品を扱っていた金沢屋さんでもキャンペーンが開始されました。
能登半島地震復興応援企画「能登頑張ろう」キャンペーンのご案内(金沢屋通信ブログ:2007.04.04)

金沢屋さんは、楽天に別館もあります。
 こちらのページには、削りだし珪藻土コンロの脇田さんも出ていますねぇ~。
 このコンロはクラブマガジンにも紹介されましたが、とっっても良いものですよ(o^-')b

ちなみに、金沢屋さんは、HAB北陸朝日放送さんの関連事業です。

10年前の重油漂着事故の際の風評被害防止キャンペーンでは
「なんで被災地の産品を買うことが復興になるの?」とマスコミさんからも
あまりご理解をいただけなかった記憶がありますが、隔世の感があります。

災害の復旧とは

2007-04-05 20:09:00 | 能登半島地震
このブログでは敢えて、
能登半島地震の被災状況や復旧活動には触れず
むしろその後にもっと息の長い活動が必要となるはずの
被災地復興に絞って記事にしてきました。

復旧とは、
道路・橋、家屋などのハードウェアについて
二次災害の眼を摘んだり修復すること

復興とは
被災地の経済状況が戻り
以前のような仕事と暮らしが戻ってくることだ
と思っています。



今回の能登半島地震の被災地復興勝手連プロジェクト「能登は元気だ
を通じて知り合った「あかつきボランティアネットワーク」のKさんと
何度か連絡をし合いました。

一度お直接お話もさせて頂きましたが、
とても物腰の穏やかな方でした。

そして数々のお知恵も頂きました。
この場を借りて感謝を申し上げます。


さて、そのKさんから今回の被災地にいち早く駆けつけて
災害復旧支援活動をして下さったKUROさんのブログを
紹介してもらいました。

かなり冷静・的確なご指摘・提言が綴られており
少なからず衝撃を受けています。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ(KUROさんのブログ)から
 ・VC設置マニュアルにないこと(2007-04-04)
 ・赤紙という壁(2007-04-03)
 ・続・赤紙という壁(2007-04-05)
  ⇒ボランティアセンター(VC)のあり方、被災地に直後に入る災害ボランティアのあり方…

「赤紙という壁」では
被災者は赤紙の張られた家屋にノーヘルで入って作業しているのに
ボランティアは入ることができない壁…

ここにも倒壊して怪我をしたら誰が責任を取る?
という
・平時のルールの非常時への適用の不合理性
・非常時に求められるはずの思考停止症候群の発症
が指摘されているように思えてなりません。


既に仲間からは、ヘルメットに安全靴、腰に工具の数々を下げた
この方々の噂は耳にしていました。

プロはだしの凄いボランティア一団が活動している…



僕も「お見舞い金」(2007-04-03)で
いささか評論めいたことを申し上げましたが、お恥ずかしい限りです。

数々の震災やロシアタンカー重油事故等からの教訓で、
初期の災害復旧には相応の技能を有するボランティアが入らなければ
効果的な作業ができないと感じていました。

KUROさんたちプロ級(?)ボランティアの方から
このことを改めて明確に指摘されると
その存在の重要性と平時からの訓練の重要性を
強く認識させられます。


僕の自宅がある集落でも自衛消防団があります。
能登に住むようになってすぐに入団しました。

この二十数年間で残念ながら2度の火災がありましたが
迅速な消火活動によっていずれも延焼を防いでいます。

消防の到着を指をくわえて待っていては
田舎であるほど、どうしても遅くなります。

阪神淡路大震災でも自衛消防がしっかりしていた
淡路島側ではかなり有効な活動が行われていたと聞いています。


4月2日のNHKクローズアップ現代「震度6が高齢者を襲った~現地報告・能登半島地震~」で、
震源地で取り残された区長さんが
図らずもおっしゃっていた
「行政の支援など待っとられん」という言葉は
平時を宗とする行政機構に対して
災害時・非常時の特に初期
あまり多くを期待すべきではなく
むしろ、住民自らが互助精神で乗り越えられることが
地域として健全であるのではないか
と思えてなりません。

心情的にはあまり想像したくはありませんが、
東海・関東で予想されている震災時に
あかつきさんやKUROさんたちのような
的確な活動が行えるボランティアや団体への
社会的な理解が進んで一層、輪が広がる必要がありそうです。


自分には何もできない、と嘆くことより
できることを探せる人でありたい
さらに、いざというとき
必要なことを必要なだけてきぱきと処理できる人になりたい

それができるか否かは
むしろ平時の暮らし方の中にこそある

県外のボランティアさんたちから
また多くのことを学ばせていただきました。



財政破綻し民力で復興を図ろうとしている夕張に
KUROさんは間も無く向かわれるそうです。

まるで風のように…


避難所での足湯効果(2007-03-28:KUROさんのブログ)
 ⇒この記事以降、能登に入られる前後の記事が続いています。

KUROさんのブログ左側のカレンダー下にもご注目
KUROさんの標語につながる(?)
ロバのアニメは傑作(^o^)