今日は、乾燥させていた標本を少し箱に入れました。
標本と言っても数は少なく主にスズメバチ類と、クワガタムシで
ブリード物や、飼育してボロボロになった野外品もあり
趣味の範囲を超えない集まりです。
↓ マグソクワガタ兵庫県 2017年 オス
↓ マグソクワガタ兵庫県 2017年 メス
↓ マダラクワガタ兵庫県河川流木上で 2017年
↓ コルリクワガタ兵庫県北部個体群 2017年
どの個体もラベルはまだメモ書きのままで
もう少し集まったら一気に仕上げます。
↓ アカアシクワガタ兵庫県 2017年
↓ ヒメオオクワガタ鳥取県 2017年
↓ ヒメオオクワガタ(購入品) 北海道利尻島
↓ コクワガタ 兵庫県 2017年
↓ 記事「ノセオオクワガタ?」の個体
これが「ノセオオクワガタ」として流通した経緯は記憶にあり
本当にノセオオクワガタなら
”指摘者のセンスは凄い!”と思いながら疑いをもって飼育しました。
改めて見ると、やはりこの形態からは
図鑑で見るノセオオクワガタ(長歯型)には結びつきません。
仮に50mm後半程の大型個体が得られたとしても
内歯の変異は大きくないように感じられます。
よって、これは、Dorcus nosei Nagai,2000 なんかではなく
大図鑑には載っていないDorcus中小型種と判断します。
当初、複数の人から指摘され販売者は
その考えを支持し、「ノセオオクワガタ」として
この系統を流通させましたが・・・
(「Stag Beetles of China Ⅱ中華鍬甲」の影響か?)
これが「ノセオオクワガタ?」
疑問に思う人も少なからず存在していたようです。
追記:2020年11月25日
このクワガタは
Dorcus nosei Nagai,2000 ではなく
Dorcus chayuensis Huang & Chen, 2017 です。
遠征
今年は、山口・島根・岡山県・鳥取
そして北陸にも行きました。
各所で画像は残しましたが
採集した昆虫のほとんどをリリースしたので
標本は僅かで、ちょっと後悔しています。
↓ 山口県大岩郷
↓ 山口は赤い屋根が多く、ガードレールは黄色
↓ 河川のヤナギで
↓ 海に近い国道沿いで
↓ ものすごい威嚇
↓ オオスズメバチ 山口県西部 標高約850m
↓ スジクワガタ・コクワガタ 山口県 2017年
↓ 河原のヤナギでコクワガタ 島根県 2017年
↓ 福井県 2017年 ライトトラップ
いつでもそうですが
特に知らない土地に行ったときは
地元の方と出来るだけ会話をするよう心掛けています。
他府県ナンバーの車は農村地でよく目立ち
不審に思われても仕方ありません。
挨拶・会話をすることで不信感が和らぎ
昆虫採集に有利に働くことがよくあります。
↓ 只今 乾燥中
スズメバチは、離島の個体と、自己採集品が少し増えました。
やはり離島の個体群は興味深いです。
標本がある程度乾燥したら記事に載せてみます。
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