元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

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安岡章太郎著「文士の友情 吉行淳之介のことなど」読了

2016-10-02 20:43:14 | 読書
安岡章太郎著「文士の友情 吉行淳之介のことなど」読了。


吉行淳之介、遠藤周作とか安岡章太郎と特に親しかった作家との交流エッセイ。みんな身体が弱く入院ががちで、戦争での心の傷を抱えている。

もう戦後すぐのこの辺の作家達は、最近話題に上らず忘れ去られてしまった。ただ戦争の足音が聞こえる安倍自公民政権の今、改めて読む価値がありそうだ。

安岡章太郎も小林秀雄が梅原龍三郎が好きだったとは、知らなかった。(二人の対談の中で言ってる)
パリ時代にルノワールに弟子入りして、彼の絵を真似て描いたのも結構いいらしい。
丸の内の三菱美術館で梅原龍三郎のルノワールの元での修行時代の美術展があるのだが、全然行くつもりはなかったが、二人がいいと言うので、急に行ってみたくなった。


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