元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

藤原正彦著「国家と教養」読了。確かに筆者が言うように民主主義の発展には、国民の教養が大事であることは、歴史を見れば一目瞭然である。テレビと新聞に騙されることなく本質を見る目は、教養が養ってくれる。

2021-06-19 10:20:59 | 読書
藤原正彦著「国家と教養」読了。父は新田次郎、母は藤原てい。(両親とも作家)
筆者は数学者で、日本の他にもアメリカやイギリスで数学を教えた経験を持ち国際経験が豊か。私と同じように小泉竹中改革で沈みゆく日本を目の当たりにして政治に興味を持ち、これでは日本はだめだと教養の重要をまとめた本。大学の教養課程で教える自然科学、社会科学(政治、経済、社会)、人文科学(特に読み継がれてきた哲学や文学の古典や、学ぶことの多い歴史がお勧めと)を幅広く勉強して教養を身に着けようという趣旨であり、西洋と欧米の教養の歴史もわかりやすくまとめられている。
確かに筆者が言うように民主主義の発展には、国民の教養が大事であることは、歴史を見れば一目瞭然である。テレビと新聞に騙されることなく本質を見る目は、教養が養ってくれる。

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