貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

神岡鉱山産ブロシャンタイト

2024-06-22 20:50:19 | 国産鉱物

これも銅の硫酸塩。銅銅めぐり。(あほ)
Brochantite。Cu4(SO4)(OH)6。
名前は仏人名から。ブロシャン銅鉱なんてちょっとかっこいいね。英語だとブロチャンタイトかしらね。
しばしばマラカイト、アズライト、ランジャイトの仮晶として形成される。クリソコラへ変化していく。何じゃ? 銅の二次鉱物アズライトはマラカイトに変化していって、それがブロシャン銅鉱に変化して、さらにクリソコラになる? マラは三次、ブロは四次、クリは五次じゃない?(そんなんはない) 炭酸が硫酸になり珪酸になるなんて変じゃない?
前々から見聞きしていたけどなぜかスルーしていた。国産で「小さいけど美しい」という触れ込みのものがあったのでゲット。
かの神岡鉱山産。岐阜県飛騨市神岡町神岡鉱山栃洞坑漆山。いろいろあったし今もいろいろある超有名鉱山。鉱山というのは、いろいろとねえ。カミオカンデというのはもう廃止になって新しいのができたらしいですね。鉱物からは離れて今は量子宇宙学のメッカ、なのかな。量子論なんて何遍読んでも全然わからん。(諦めなさいw)

パッと見はのぺっとしているけれど、じっくり見ると澄んだ結晶が見える。



とても美しい。
ただ、他の銅鉱物と銅違うと言われてもちと困るかな。


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