芋たこなんきん・わーるど

　NHK大阪にて朝の連続ドラマ「芋たこなんきん」の収録用セットの一般公開がされている。すっかりハマってしまっているちえぞー一家がこれを放っておくはずがない！・・・てな訳で、行ってきた。
　NHK大阪のだだっ広いエントランスに忽然と現れた昭和時代の天満の商店街。徳永家の玄関とそのお向かいさん（畳屋さんだった。知らんかった）、町子おばちゃんの仕事場、毎日テレビでお馴染みの食卓とテレビの間（二間続きなのね）。その脇には藤山直美の等身大パネル。イチイチ懐かしい小物の数々・・・。ああ、この風景を見て懐かしいと思う私は昭和四十年代生まれ（笑）。
　テレビで見ると広いようだけれど、セットはどれも意外なくらいにこじんまりしていて小さいモンなんですね～。藤山直美さんも「え？」と思うくらいに小柄な女性だった。テレビでは恐ろしいまでの存在感で大きく見えるのだが・・・（笑）。でも、この中で撮影が行われたのかと思うととても興味深いですな。そして今朝はテレビを見ながら、「あ、ここ行ったわ！」と喜んでいる自分がなんとも可愛らしい（爆）と思ってしまった。

　ところで、「芋たこなんきん」は今月一杯で終了するようだが、もう一つハマっているNHKのドラマがある。土曜ドラマ「ハゲタカ」。
　これ、お薦めですぞ！バブル崩壊後のどん底の日本（ほんの少し前の事）が舞台で、不良債権を山ほど抱えて喘ぐ大手銀行、死に体の企業を買い叩く外国ファンド、そして今にも倒れそうな企業のせめぎあいがドキドキするような緊迫感と緊張感の中で展開していく。村上ファンドが世間を騒がせたのはほんの一年ほど前の事だが、こんな攻防がニュースの裏側では繰り広げられていたのだろうなぁ・・・と納得させられる。経済用語の勉強にもなるという特典付き（笑）。
　いやはや、こういうドラマはやっぱりNHKが上手いね～。

　ちなみに我が家のテレビのチャンネルは圧倒的に2ch（NHK総合）と12ch（NHK教育）である時間が長い。受信料の払い甲斐があるってモンだよ（笑）。
　これからも面白いドラマや番組をばんばん作ってくださいな、NHKさん！そしたら、ちゃんとお金払ってあげるから。