丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

納税騒動記

2007年02月22日 | 季節
 確定申告のシーズンが来た。サラリーマン時代にはトンと縁のなかった確定申告だが、非常勤のいっちょかみの中途半端な仕事と稼ぎの現在は、確定申告をしなくてはいけない羽目に陥っている。
 確定申告は皆さんご存知の通り三月十五日までだが、保育園の手続きのために今月末には確定申告の控を提出しなくてはならない。そんな訳でさっさと片付けようと冊子を開いてみた。
 
 で、一言吼えさせてください。

「あんなモン、手引きみたくらいで一人で書けるか~!ややこしすぎるんじゃ~!
手引きも読みにくいんじゃ~!税金払ってほしいなら、もうちょっとわかりやすくしろ~!!」

 ・・・一言ではなかった?

 とにかく、ややこしい。まず言葉が理解出来ない。自分の源泉の内容を何処にどう書き写すべきか、文章を読んでもさっぱりわからない。そして、計算が多い。それもそれぞれのケースによって見るページが違うので、前にいったり後ろにいったりしているうちに何を計算していたのかわからなくなる。
 一時間以上も行きつ戻りつしながら、とりあえずわかるところだけは書き込んだのだが、しまいに気分が悪くなり、ついに
「うお~!!こんなモン出来るか~!!」
 と、前述の雄たけびを上げながら暴れてしまった。もう、イライラして体中が痒くなって、頭に背中にお腹にかきむしってしまった。数字の蕁麻疹・・・。
 ところで、亭主も源泉徴収が複数のと、住宅控除の件で確定申告が必要なのだが、あの人はこういう事をするのがあまり苦ではないらしく、ホットカーペットの上でアザラシみたいに寝っ転がりながら延々と用紙に取り組んでいた。三時間くらいかかって、独力で書き上げたのは尊敬に値する。すご~い!伊達に若ハゲはしていないね。あったまいい~。褒めて遣わす。

 翌日、亭主の分と自分の分を持って税務署に出向いた。税務署のオジサンを片っ端から捕まえて、なんとか自分の分も完成したのだった。

 来年の今頃の事を考えると、今からブルーになってしまう。確定申告が「インターネットでクリック一つ」なんて簡単になるのなら、住基ネットを完備してもいいよ!・・・って気になるかもなぁ・・・。

 これから確定申告の方、グッドラック~!!


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