災害への備え

朝起きると、スマホに北海道の地震の速報が入っていた。
テレビをつけるとかなり広範囲の被害が報道されていた。

地震予知の研究は、ずっと行われているが、いつも思ってもみなかった場所で発生する。
油断していた地域というべきか、、、、

大学生のとき、地震の研究所でアルバイトをしたことがある。
地震解析の機械に、ひたすら入力していく。
もう、40年近く前のこと。

情報社会は、飛躍的に変わったけれど、
天災に関しては、いつも人知を上回っていく。


テレビで、関西空港の状態に対して、
「もっと大規模な備えが必要だったのではないか」という問いに
どんなに高い堤防を作っても、それを上回る高潮になる場合はあると思わなければならない。
それよりも、浸水したあと、「一刻も早く復旧できる体制づくりが重要」と言っている人がいた。

そうかもしれない。

地震も防ぐことはできない。
どんなに耐震構造でも、それを上回ることも起きる。

早い復旧体制、、、、もちろん、想定外のことは起きるだろうけれど。

北海道の病院で、停電のため患者さんの受け入れを停止しているというニュースを見ると
何とかならないのだろうかと思う。

今は、電気がないと何も動かない。

個人が、水や食料を避難用に準備することとは別に、
公共の備えは、今までとは違うことを考えていかなければならない気がする。

公民館、図書館、体育館のようなところには、
発電機が備えられているのだろうか？


東京は、最近、台風や地震の被害を受けていない。
油断している。



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