今日は、2020年6月24日です。明日は私の誕生日だから、50代最後の日になります。60年前に「1週間もたない、埋葬料が出るから早く名前をつけなさい」と言われた超未熟児だった私は何故か今は、お医者さんもう少し痩せなさいと言われるふくよかな体型。還暦と言う区切りを迎えるわけですが、100歳の高齢者がワンサカいる昨今、還暦なんてめでたくもないのかもしれないけれど、1週間で死んでいたかもしれない身としてはここまで生き延びたことを自分で自分を褒めてやりたい気分です。だから明日の誕生日はとても大切な意味を持つ日になります。私を「人間」にするために自分の人生を全部捧げてくれた母親に感謝したいと思います。「お母さん、いつも産んでくれてありがとう」(いつもって、おかしいけど、某人気グループのリーダーは誕生日にこのようなメッセージをします)ザ・昭和の母は、自立した女性ではなかったけど、生まれてくる子供を殺したり、見捨てたりするような事はなかったです。そんな強い愛情をたっぷりと受けた私はとても幸せなのだと思います。いろいろ不満はあるけれど、生まれて生き続けられて本当によかったです。
今は「出生前診断」により事前に障害が判り、抹殺されてしまう命があるようですが、それはそれで仕方のない事情があるのかもしれないけれど、やってみなきゃわからないこと、何が幸せなんて生きてみなきゃわからないんです。その子の可能性を大人の事情で、潰さないでください。現在の母親になろうとしている女性たちにお願いします。「母よ、殺さないで」