
今週(4月9日から15日)の後半やっと外に出ることができました。落ち着いて周りを見ますと隣の幼稚園に桜の木がありました。桜が見たい、桜が見たいと念じていたから、私の目の前に現れたのかもしれません。桜って咲いてみないと桜の木であるかどうかってよくわからないじゃないですか。ちょっと嬉しかったです。
4月14日は父の9回目の命日です。このところ母の当たり日ばかりにお墓参りに来ていたので、父の事はついでになりました。「俺はお母さんのついでなのか」といつも怒っているかもしれません。なので今年はお父さんの命日に墓参りに行きました。雨が大降りで大変だったんですけど「今日はお父さんが主役だよ」と手を合わせました。大降りの雨の中、お線香はつけられなかったけど、お父さんが山に行く時、必ず携帯していた「バナナ、魚肉ソーセージ、チョコレート」をお供えしました。海上保安官は、海の救難の専門です。山に行く時も「これさえ持っていけば3日ぐらいは大丈夫」といつも言っていました。今年は母の命日には多分来れません。まとめてお参りした感じです。たまには父を主役にするのもいいかもしれない。墓地の周りの桜並木も綺麗でした。雨が大降りでなかったら、もう少しゆっくり見物したかったなぁ。「お父さんありがとう。あなたが頑張ってくれたおかげで、私はゆったりと暮らせています」いろいろな人のお世話になっているとは言え、一人暮らしができる位に私を育ててくれて本当に感謝しています。昭和丸出しの父親でしたので、ベタベタした感じではなかったけど、愛情をいっぱい注いでくれましたね。
話は前後しますが、13日の日曜日「k先輩を偲ぶ会」が開催され、実行委員長から司会の大役を仰せつかりました。K先輩とは、浅からぬ縁があるので、僭越ながら引き受けました。K先輩のお姉様もご出席くださり、位牌をご持参くださいました。訃報を聞いてから約1年。お墓参りはできていますが、位牌に手を合わせることはできていなかったので、今回それが叶い、ほっとした思いがあります。偲ぶ会を企画し、準備を進めて下さった皆様、本当にありがとうございます。拙い司会ではありましたが、ちょっとでもお手伝いができて嬉しく思います。お集まりくださった皆様は、懐かしい面々で、先輩の人脈の広さを目の当たりにしました。安らかにお眠りいただきたいと思います。私も遠からずそちらに行く日が来るでしょう。もう少し待っていてください。
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