なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

奇跡の生存

2018年06月27日 11時56分21秒 | 日記


6月25日に58回目の誕生日を迎えました。産まれた時は、7ヶ月半の早産で、体重が、1370gしかありませんでした。首に臍のが巻きついて、仮死状態だったとか。医師に「助からないから、名前をつけて埋葬料がもらえるから」と言われてしまったそうです。一般の産院には保育器がない時代、ダンボールに毛布を敷いて、寝かされていたらしい。まるで捨て猫の状態。

ところがここから私の奇跡ははじまるのです。その産院には、母の同級生が助産師をしていまして「助からなくとも手を尽くして欲しい」と母がお願いしたら、県立病院から保育器を借りて来てくれました。新生児の標準体重の2500gになるまでに40日を要しました。そしてもう一つの奇跡は、私が母乳を吸う力があったことだそうです。両親は私を「人間」にするために出来る限りの努力と犠牲を払いました。正に「昭和の親」です。私は「脳性小児麻痺」という後遺症が残り「障害者」になってしまいましたが、医師が諦めた命を母の愛と私の生命力の強さで、覆しました。せっかく「生かされた命」頑張って生きたいと思います。誕生日は、そういう決意を新たにすべき日ですね。

そして、この前の月例会に「車椅子で電車に乗ってる動画」を撮りました。車椅子を電動にして、15年。この電動車椅子と、介護者のおかげで私の行動範囲が広がっているのです。車椅子の部位を説明するためにスライドショーの動画を作ってみました。興味のある方は、ご覧下さい。
https://youtu.be/qZ8weR_w6ok
電動車椅子

健康オタッキー(^O^)

2018年06月20日 08時36分01秒 | 日記


昨日、ワールドカップで日本のサッカーチームが、勝ちました。おめでとうございます。私、格別サッカー好きなわけでないのですが、いやむしろ「キング・カズ」に代表されるJリーグ創成期のスター選手のチャラさが「スポ根ドラマ」観て育った世代には受け入れがたいものがあります。でもバラエティ番組で、香川選手が東北高校出身で「はんだや」のうどんが好きだということを知ってから興味を持って観てました。その香川選手が昨晩、先制点をあげたのを偶然目にしまして、嬉しかったです。

んで、話題を変えます。昨日は「糖尿内科」の受診日でした。今年に入ってからヘモグロビンac1が、ずっと高くって栄養指導を受けながらずっと食事制限を頑張っていました。今回値が下がらなければかなりショックです。結果十分ではありませんが、下がっていて、栄養士さん共々喜んでいただきました。「ヘモグロビンa c1」とは、簡単に言えば、1ヶ月の血糖値の平均値のこと。様々な要因で変動しやすい血糖値より、医師が重要視するのは、このヘモグロビンa c1なんです。6.3までは正常値で、7.5より高いと、様々な治療に支障が出ます。私は恥ずかしながらこの数値より高い状態が半年続いておりました。やばい状態です。俄然「健康オタク」魂に火が
着きまして「カロリーオフ」飲料を探し回っていたところ、知人から「黒豆を炒って、酢に漬けた物を、毎朝8粒食べると良い」と教えて頂き、やってみることにしました。今日で1ヶ月経ち、体重も3キロ減りました。私の場合栄養士から「タンパク質が不足」と指摘されていて、黒豆はタンパク質に分類されるため丁度よく合っていたのかもしれません。本来、カロリーコントロールの食事療法と、体を動かす運動をプラスして行うのが、ベストなんですが、障害者の私は、運動が不可能なので、難しい側面があります。それでもめげずに良い物探しを頑張って行きます。

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2018年06月13日 12時38分40秒 | 日記

今週(6日から12日)までは、かなりアクディブな感じでした。相変わらず出かける前は「行きたく無いなぁ」とだるいのですが、いざ車椅子に乗ると(家の中では、車椅子には乗ってない)スイッチが入って気持ちが上がります。
木曜日には、仕事が休みの介護者を誘い、多賀城駅前にできた居酒屋に行きました。この居酒屋、奥行きはあるんですが、入り口が狭く車椅子に乗ったままでは、入ることができない感じでした。だから車椅子から降りて介護者が車椅子をたたんで私を中に入れたんですが、その間私を支えてくれていたのは男の店員さんでした。何とか私を店内へ入れるように協力してくるたお店の皆さんの気持ちが有り難かったです。そのお店は、串揚げと天ぷらが美味しい居酒屋です。美味しかった。テンション上がって、予算オーバーしたのはご愛嬌。ちょっぴりビールも飲んじゃいました。そして帰りに起きた奇跡、介護者が車椅子に私を乗せたまま後ろ向きで出てみたら通っちゃったんですよ。入る時の苦労は何だったのかな?これならお昼のランチに母と来れると嬉しくなりました。店員さんに「また来ます」と挨拶したら、「またどうぞ」と笑顔が返ってきました。ここは本当に良いお店です。思い切って入ってよかったですわ。こうやって、車椅子でも入れる店を開拓して行くのです。

そして、土曜にはちょっと早い「夏の挨拶」が友人から届きました。毎年忘れないで私の好物を送ってくれることに感謝です。ありがとう!

さらに10日の日曜は、東北南部は「梅雨入り」をして、一日中雨でした。あいにく会議の日、合羽を着て、頑張って出かけました。こんな日が40日くらい続くんですね。やれやれです。

んで、火曜と今日は、自分の誕生日プレゼントに買ったライブDVDをパソコンで、ヘッドフォンで聴いて、鑑賞してのしばしの休息です。何を買ったか?それはタイトルみて、分かる人には分かるはずです。わからない人はわからないままでいてね(ニヤリ)

プリンターが壊れた‼︎

2018年06月06日 10時31分26秒 | 日記


金曜(1日)にパソコンで作業していたら、突然プリンターの電源が切れて、それ以降電源が入らなくなりました。昨今のOA機器は、紙に印刷された説明書はあまりなく、あってもメーカーの責任が問われないような言い訳じみた注意書きばかりです。なので、スマホで検索してみました。そしたら「電源コード」を抜いて、しばらく放置して」とあり、それを数回繰り返してみましたが、改善しませんでした。次の日も同様です。電源が入らなければ、他に対処が出来ません。

近頃、ビラをカラー印刷しているために、使用頻度は高くなってました。これが使えないと困ります。故障の箇所が、電源コードなのか、本体なのかわからないし。運良く次の日は介護者が来てくれる日で、外出できる日でした。素早く決断し、仙台の家電量販店に行き、修理受付コーナーで症状を伝えました。その際「このコード使えるかどうか調べてくれませんか?」とお願いしたら、「こちらでは出来ない」と断られました。コードが原因なら、新しいのを買うし、本体なら買い替えを考えて店に来ていた私。本体の修理代は、買った方が良いというレベルの金額です。私としては釈然としない店員さんの対応に気分を害して、コードが売っているコーナーに行きました。そして、ダメ元で説明に来た別の店員さんに「このコード、使えるかどうか調べて」と再度お願いしたら、引き受けてくれました。有難いことです。その結果、コードは壊れていないことが判明。問題は本体であるとわかりました。だから意を決して、プリンターの買い替えをすべく、売り場に直行。インクのストックが二箱あるため、そのインクを使える機種でなければなりません。幸い同じ型のが店頭にあり、すぐ買うことが出来ました。その日の介護者さんは「持ち帰りしても良い」と言ってくれまして、9キロもあったのに、本当に感謝です。そのご自宅で、設置作業をして、今はプリンターが使える状態です。

今回は、介護者がいたから素早く行動出来ましたけれど、普段はそういうわけには行きません。だから私には「この次」という選択肢はありません。設置作業も然り。

それにしても修理するより、買った方がいいというご時世。家電量販店は、メーカーに取り次ぐだけの存在です。修理できる人が現場にはいない、困ったもんですよね。