先週の木曜日（８日）に歯の治療が終わった。２５年ぶりに抜歯をして、その前後は戦々恐々で、恐怖のどん底だった。何を隠そう、わたしは世の中で歯医者が一番怖い。診察椅子に自力で座れないから市役所がヘルパーの付き添いを認めるまでの数年間は、歯のトラブルは見て見ぬ振りか、痛み止めでごまかして来た。そして今回、四ヶ月間の治療を終えてホッとしていた。あとは三ヶ月後の定期検診を待つのみのはずだった‥‥。
ところがどっこい、今朝歯を磨いていたら歯の詰め物がポロリと落ちて来た。痛くも痒くもないからほっとこうとも考えたが、三ヶ月後の定期検診時に悪化して再通院を言い渡されたら面倒だ。抜歯の時に渡された注意書には「トラブルが起きたらお電話下さい」とあるし、事情を話せば診てはくれるだろう。問題は、歯医者に付き添ってくれるヘルパーさんの手配だ。運良く今朝の担当ヘルパーは、現場の責任者で班長さんだから、打診してみたが、今週は手一杯なんだそう。さらに思い出したが、水曜日は、通ってる歯医者がお休みの日だ。こまったわ。人のお世話にならないと何も出来ない「障害者」の身だとすぐには動けない。特に今回の場合は、命に関わる事でもなく、痛みもないから緊急事態ではない。ヘルパーさんの事情を先に考慮するというか、遠慮してしまう。ましては「怖くて嫌いな歯医者」だ。行けない理由を先に考えてしまう。
それにしても、なんで歯のトラブルが続くのかな？私は一生、歯医者さんから離れられない運命なのかな？悲しいわ。