2月26日土曜日 東京で
MAGIC(MIBI imaging protocol conference)がありました。
指名講演では以下の発表がありました。
まず、北関東循環器病病院の笠間周先生が、CK<3000 程度の
大きくない心筋梗塞では、99mTc Wash out がBMIPPと相関する、
という内容を報告され、
続いて、愛媛県立新居浜病院の末田章三先生から、スパズム
症例の安静99mTcのwash out、アデノシン負荷Tlシンチ、
BMIPPでの評価を行い、結果的には一定の見解が得られなかった、
という内容の報告がありました。
さらに、当科の谷口泰代医師が、
99mTc標識心筋シンチグラフィー製剤の使い方の変遷について
話をさせていただいた後に、さらに現在行っている午後負荷
半日法の紹介を行ってまいりました。
特別講演では、
福田明宏先生(東京医大茨城医療センター)より、
PCIあるいはOMT? を選択する上での血流シンチの役割について、
Atypical CPで負荷ECG陽性、負荷SPECT陰性、冠動脈CAGでは
LMT50%、IVUSでは屈曲でpoor study、FFRは0.78。。
この症例の何を信じてどう治療するか? について、
さまざまな侵襲的、非侵襲的モダリティでの検討をされた
結果をご教授いただきました。