兵庫県立はりま姫路総合医療センター循環器内科のBlog

2010年11月1日から当科の活動を公表しています。はり姫が2022年5月に開院してから2年を迎えました。

2011.04.23 冠動脈カタストロフィ研究会

2011-04-25 | 報告
毎回、冠動脈疾患の発生機序について、プラークラプチャーの
メカニズムなど討論が白熱する冠動脈カタストロフィ研究会が
開催されました。

今回は廣 高史先生から
(2008年より日本医科大学准教授←山口大学医学部)
お話があり、

前半はカタストロフィーの概念について
 空間と線からなるトポロジー
 カタストロフィー理論(突然起こる不連続、、実は連続性がある
 ということ)
 カオス理論からは偶然と必然からプラークラプチャーが起こること
といった、すぐには理解困難な内容でしたが、

後半は
プラークラプチャーについての様々な形態をIVUS,OCTを用いて
三次元的に解析したデータを提示され、
プラークラプチャーの形態の多様性についての話がありました。

当院から現役医師、OBなどが多数参加しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011.04.23 第7回 OCC K-VIC Case Conference in Spring 2011

2011-04-24 | 研究会
第7回 OCC K-VIC Case Conference in Spring 2011 が

開催され、当科の山田医師が症例を提示し、症例検討会の

座長を務めてまいりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011.04.23 兵庫県立病院臨床研修制度説明会

2011-04-23 | 報告
兵庫県立病院臨床研修制度説明会が開催され、

病院を代表して、当科の吉岡医師が参加して

まいりました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011.04.22 第29回 中之島心不全カンファレンス

2011-04-22 | 報告


白熱した議論が繰り広げられる上記研究会が開催され、

当科から、大石醒吾医師が『治療に難渋した術後収縮性心膜炎の1症例 』

を発表いたしました。

フロアから
バソプレッシンレセプター拮抗薬であるトルバプタンンの使用は可能だったか?
収縮性心外膜炎の治療のむつかしさ(経時的に剥離が困難になるので、
剥離は当初の時点で確実に行ったほうがよいなど)
などのコメントがありました。

当院以外からは、国立循環器病研究センターと4つの大学
病院からの演題があり、

ATTENDは日本における心不全治療薬としてドブタミンの使用が多いと報告しているが、
ドブタミンのまれな副作用としてのドブタミンアレルギーが疑われた症例(III型アレルギーを起こす
可能性があり、0.5-5%の報告)、

拡張型心筋症症例の心不全像悪ケースでのカテコラミンの使い方として、
1) ベータ遮断薬は基本的に中止せず、ドブタミン開始すること、

2) PDIII阻害薬は少量では細胞内のcAMP濃度を増加させることでinotropicに作用するが、
容量が増えるとlusitropicとして血管拡張作用がでてくる、

心不全のクリニカルシナリオ(CS1-4)の解釈として血行動態を

  resistance(tone)亢進した状態:CS1 BP>140mmHg→血管拡張薬,NIPPV
  pump failure:CS3 BP<100mmHg →カテコラミン、 補液
  volume overload:CS2 100
しかし実際は経時的に変化もしうること、
特に最初血圧が高くCS1と思われた症例でも、NIPPV のみでCS2となることもあるし、
CS1で血管拡張薬でかえって血圧が下がりすぎCS3になってしまうこともあり、補液が必要なこともある。
CS2でもNIPPVと利尿薬で血圧が下がりすぎることもあるので、注意を要する。

などの話がありました。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011.04.21 第12回 姫路循環器病研修会

2011-04-22 | 研究会
上記研究会が開催され、当科の山田医師が、

循環器疾患の予後を念頭においた糖尿病治療について
   
と題して講演を行いました。

上記内容に加えて、災害を経験した際の糖尿病患者の
マネージメントについて、得ている情報を提供いたし
ました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする