姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

<講座の感想>講座を受けた翌日、びっくりなことが起きました

2022年07月27日 | 保健室コーチング

 (一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。


今日のテーマは

「<講座の感想>」
です。

 

 6月12日に開催した 波動脳科学入門講座の感想をご紹介します。

 今回ご紹介するのは、これまでも弊社の講座を地道に受講してくださっっているH先生です。

 とてもまじめな方で、毎回ひとつひとつをコツコツと丁寧に自分の現場で実践されている方です。

あっという間の3時間でした。
  私は、今まで「自分をみつめること」なんとなく避けていました。保健室コーチングを深く学ぶことを止めていたのはそれかもしれないです。他人に自分のことを知られるのがイヤだから。自己開示するのがいやだから。と思っていました。
  今日講義を受けて、自分が好きになれない自分を受け容れていないからだと気づきました。ワークの「あなたはこんな人」をやってみてもマイナスの自分ばかり浮かんできました。
 ワークシート2をやってみて、変性自我ちゃんに表情と名前を考えている時間が、だんだん楽しく感じられて、自分の中の好きになれないと感じていた変性自我ちゃんも、こういう自分もいてもいいかとちょっと思っている自分がいました。  

 講座を受けた翌日の月曜日は、自分でもびっくりな日になりました。
5月の末頃から、中1のA君が毎日保健室へ来ています。授業はがんばりたいと思っているので、休み時間になると保健室へきますが、時間になると「行ってくるね」と授業へ行きます。
 それが、月曜日は、「授業に行く気持ちがしない」と座り込んで動けません。気持ちを聴いているうちに「行ってくる」と立ち上がりました。校庭での体育だったので、一緒に行ったのですが「先生はここで見てて」と途中から一人で授業へ入っていきました。
 6時間目が始まってすぐに「友達が馬鹿にしたようなことを言ってくる」「前から何回もやめてと言ってもやめてくれない」「どうすればいいかわからない」と座り込んでしまいました。
 今までも似たようなことで来室することがありましたが、その日は話を聴くうちに表情が変わり、「明日からがんばる」と教室へ帰っていきました。本人ががんばろうと思っていることも1番ですが、去年の彼を思うと、こんな短時間で気持ちを切り替えることができて、私がびっくりしてしまいました。
 講座を受けて、色々考えたことが影響しているのかなと思いました。私自身が自分を認めて、ぶれずに対応できたからなのかなと思いました。
 放課後、なんだか今日はいい1日だったと思えました。

 去年の担任がこの子に対し「大変な子」「危険な子」というレッテルを貼っていて、担任は「大変な子を一人で対応している私」というレッテル貼っていたなあと「人は扱われたようになる」というお話の時に真っ先に浮かんできました。だからずっと泣き喚くし、あばれていたんだなあと腑に落ちました。

 今の担任は、良いところを認めていて、彼の将来を見据えて今こんな力つけてあげたいという思いで対応しているので、その子も時々不安定になるけれど前に進もうとしていると思いました。色々がつながって、すっきりした気分になりました。
  今までは、仕事に役立つとか学校の子どもたちとの対応を学びたいという思いで、保健室コーチングの講座を受けてきましたが、今回は、自分のために受講しました。
 実は、3月ころだったか、姫先生の「学びを始めるのに年齢は関係ないよ」という内容のブログを読んで、私も波動の講座受けてみようと思いましたが、この講座って自己開示するんだろうなあと、自分を止める人が出てきてしまい・・・・気づいた時には5月の申し込みが終了していました。
 でもやっぱり、今は自分を考える時だよという人がでてきて、エイヤッと申し込みをしたのですが、受講してよかったです。
「波動」とか「光の時代と調和した脳の使い方」とかそのあたりは、よくわからないのですが、自分のこと、自分が幸せに生きることをもっと考えてみようと思いました。学びを続けたいと思いました。

 

H先生。素敵な気づきをありがとうございました。

この講座は、誰かに伝えるために学ぶのではなく、
自分のために学んで下さいと講座の一番最初にお伝えしています。

 

知った知識をすぐに伝えたくなるという方もいますが、
その前に、自分のこととしてじっくりと自分の現実と向き合ってほしいのです。

 

すべて自分が発信源。

私はこんなことも知っているよと外に伝える前に、
自分のこととして自分の内面と向き合い、整えることが先なのです。

 

内側の変化は、外側に反映されます。

多くの方が、「すべて自分が発信源」ということを実感し、
自分を整えることを実践していただけることが、伝える側としては一番うれしいことです。

 



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