ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

出来るだけ葬儀に費用を掛けない方法 その②

2005-07-27 10:08:17 | Weblog
前回はご遺体を自宅に搬送する所で終わっていましたのでその続きと
いきます

まずご自宅にお帰りになった場合にお布団を用意して下さい
北枕とか色々ありますが決まりはありません
北枕はお釈迦さまが亡くなられたとき北に頭を向けていたことに由来
するらしいです、また北に出来ないときには西にとの話もありますが
それは西方浄土といいまして仏の国は西の方にあるとのことですので
西に頭を向けるという話もあるようです

ご遺体の安置する方向の話は終わりまして、お布団を用意してご遺体
を寝かせた後にはドライアイス等による処置をしなければなりません
人間の体は死を迎えると腐敗が進行します、まず血液が体の下の方へ
移動します、死斑とよばれるものはこの血液が下がることにより出来
ます
ドライアイスは遺体を冷却して腐敗の進行を遅くするのが目的です、
最近ではエンバーミングという技術があり化学的に腐敗の進行を一時
的に止めてしまう事も可能です
(私はお勧めします、ご遺体の心配がなく葬儀を計画できます)

この時に手を組む事や目や口を綺麗に閉じる様にして下さい、また
希望ならば着替えなど行ってください、死後硬直はしばらくすると
とけるのですがドライアイスで冷やしてしまうと遺体が硬くなり
故人の好みの服装や死装束又は帷子などを着せる事ができなくなり
ます(宗旨宗派により帷子などを使用しない場合もあります)

ドライアイスもご遺族で用意は可能ですが葬儀屋さんにお願いした
方がいいと思います、多分1回に15kg使用して8千~1万円程
だと思います
自分で買ってくるのであれば1kg250~300円ぐらいだと思
いますが本当にお勧めしません

次には枕机ですこれは香炉や火立、花立、リンなどが小さい台に用意
されています、お仏壇の道具でも結構です
葬儀屋さんにより枕机も有料無料がありますので仏壇の道具があるの
なら使った方がいいかもしれません
(お骨になって帰ってきた時にお骨を置く台にもなるので葬儀屋さん
に頼むのも悪くはありません)

次につづく
コメント
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