ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

ハイエース寝台車改造中

2008-05-31 16:38:55 | Weblog
新しく寝台車として、ハイエース200系 S-GLを改造しているところを
ご紹介します。

1、床張りの加工
  べニアで型どおり切るところ、一枚ものではできなかったので
  4枚で作成しました。
   速乾性木工用ボンドと、ステンの木ねじで4枚を張り合わせ
  ニスを塗る前にサンドペーパーで磨きました。
  磨いたあと、ニスを塗っているところです。
  一度塗った後、一昼夜乾かし、もう一度、今度は細かい目の
  サンドペーパーで磨きます。
   ←サンドペーパーで磨いている最中
  このあと、二度めの塗りを行い、車両へと、取り付けです。
  取り付けは、既存の荷物フックを利用する予定です。

2、リヤ窓枠上へステンレスで棒を取り付けました。
   ←ステンレスのアイボルト5個を使用しました
   ←今回使用したパーツです。
  ステン6mmアイボルト5個 ステンの棒182センチを20センチ切り取り使用
  6mmターンナット フランジナット 6×40ボルト ワッシャー 6×20ロングナット
  など全部で5,000円ぐらいだったと思います。
  リヤハッチバック側の取り付けだけ新規にロングナットを利用して
  アイボルト取り付け場所作りましたが、後は取っ手の部分と、内張りの穴を
  利用して取り付けました。取り付け位置が以外とずれているため、
  ステンの棒が多少しなっており、そのしなりががっちりとかみ合い
  しっかりと動かない様になっています。
 
3、リヤシートレール取り付け
  ハイエースS-GL用セカンドシートスライドレールを購入
   ←取り付け最中
  問題が発生!車両とシートレールの取り付け位置に2センチ程度の
  隙間があくため、購入先に質問中です。><
  このシートレールが付くと、6.5尺サイズの大型棺を載せ
  さらに、リアシートは狭くなりますが、人が乗ることも可能となります。

  安心家族葬 一般葬儀のひまわり
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検視と解剖

2008-05-15 17:41:09 | Weblog
人は必ずだれもがいつか死ぬ。
死んだあとどうなるか?など考える人はほとんどその日が近づくまで
考える人はいないと思う。
人が死ぬと日本では、医師に看取られないと検視か解剖が行われます。
検視や解剖と言うと見たことのない人はどんなイメージを持つのでしょうか?
ドラマなどに出てくるカッコいい検視官が次々とモノを言わぬ遺体から
「死体は語る」などカッコいい言葉に置き換えたり、綺麗で暗い滅菌室で
綺麗な白衣をまとい細かい作業をしていると想像する方がほとんどだと
思いますが、ブブー大間違いです。

検視や解剖は都道府県により管轄が違っており、東京都内では
東京都監察医務院 ↓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansatsu/
が一括して行っており、施設は少々古くなってきてますが、きちんとした
マナーとモラルが守られたしっかりした組織となってます。
東京都の市の方へ行くと、病院で検視が行われたりする事が多々あります。
今回は、神奈川県での解剖についてちょっとびっくりしましたので
個人的な意見をと思います。

あれは、まだ寒い頃です。最近、ニュースなどで救急車による病院への搬送拒否
の問題が大阪の方でよく取り上げられてますが、まさか身近に耳にするとは
思いませんでした。
東京都内の多摩川寄りにお住まいの方が、突然倒れ、救急車を呼んだところ
都内の病院は全て受け入れ拒否、40分後やっとたどり着いたのは川向うの
神奈川県の病院でした。そこではすでに手遅れ状態と言う事でした。
病院にたどりついても、医師が見る前にすでに息を引き取った後だと
死因を調べるために検視を行わなくてはなりません。
検視で分からない場合は解剖となります。
そうなると取り急ぎ警察への連絡となり、検視の手配となります。
東京都民でも死亡場所が神奈川県なので神奈川県の監察医にお願いする
ことになります。神奈川県の監察医と言うとなにかと話題になっている
のでちょっとしたうわさを聞いたことがある人もいると思いますすが、
東京では54人いる監察医が、なんと神奈川県では登録は5人ですが実際に
行っているのは3人!とても忙しい状態なそうな・・・・

東京では、検視や解剖の費用は都の負担ですが、神奈川県では
民間へ委託しているので、検視や解剖の費用をその場で監察医へ
支払わなくてはなりません。しかもその費用は遺族負担!東京都民が
救急搬送で受け入れ拒否によりたらいまわしにされ息を引き取り、
さらには、東京で亡くなっていたら払わなくて済んだ検視による
費用まで負担され、なんと検視場所は東京方面から行くと
八景島シーパラダイスの手前あたり!東京の自宅から高速道路を使って
なんと1時間半、距離にして約45㎞も離れたところで行わなくてはならない
のです。そうなると寝台車の料金も増えてしまいます。これも遺族の負担です。

監察医へ朝8:30までに行かなくてはならないので出発はなんと朝6:00!
まだ暗い道を、甲州街道→環八→第三京浜→横浜横須賀道路と走り
到着した倉庫街の中にある監察医の施設前では、葬儀屋さんの寝台車と、
警察関係の車両であふれています。建物は車が出入りできるようになのか
プレハブに、レンガ調のシールを張ったような感じです。
私どもの番になると、監察医が「どこの管轄、はい、車入れて、
ここに持ってきて、それこっち、はいそこ!」施設内は全裸状態のご遺体が
何体もおいてあり、事故・腐敗色々です。切ったり縫ったりあまりの忙しさに
遺体の尊厳などないような状態に見れました。
多くの遺体を扱うということは、それだけ管轄の警察官や、葬儀社の人間が
出入りするわけです。
私の担当の人をはやく他の人達の目からさらされないためにも引き取りたい
気分です。

寝台車での帰り道、同乗した社長が「神奈川県で死んじゃいけないね」
【ウムウム、神奈川県で事故で死ぬのが怖いんじゃなくて、
事故で死んでからが怖い】と思った次第です。

帰り道、明るくなったお昼時の運転中に
最近自殺者が増えてるが、死んだあとの「あの扱い」を見せてあげれば
自殺者も減るのではないかと思った一日でした。

by ひまわりなお葬式
http://www.funeral.co.jp/index.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする