ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

葬儀屋は不要な存在なのか?

2005-07-09 10:24:27 | Weblog
最近はアンチ葬儀屋の風潮がある、確かに不必要に派手で高額な葬儀を押し売りして
いてはその様な風潮を自らが招きいれたと言われても仕方がない側面もあります

しかし最低限はこの東京においては葬儀屋は必要な職種だと考えています
例えば葬儀は宗教儀式がありますがそれをしないと考えて火葬だけを行うとしても
東京の人口は約1250万人います、そして死亡率は0.075とすると93750人が
一年間でお亡くなりになられ一日に換算すると257人が計算上、お亡くなりに
なられます
火葬だけをするにしても東京では1日に257箇所で葬儀屋が働いている訳です

現在なんの問題もなくスムーズに遺体の処理(悲しい言い方です)ができるのは
葬儀屋がいるからだと思います
病院、警察、火葬場など別々に存在してはいますが一連の流れをコントロール
しているのは葬儀屋だと思うのです

ある市民団体の方(葬儀社主導ではなく自らの葬儀をしようという趣旨の団体)
がいっておられたのですが最初はアンチ葬儀屋だったが実際に人が死を迎えて
その人のサポートをして長続きしないのでプロにお願いしたほうが現実的と判断
された、待っても待っても人は死なない、そして死んだら直ぐに対応しなければ
ならいのでプロがいた方がいいと言う結論で考え方を共有できる葬儀屋を探した
そうです

またある市営の火葬場を建築する時に市民の葬儀に関する負担を軽減する為に
火葬場に葬儀式場を併設して祭壇なども予め用意しました、そして葬儀屋は出入り
禁止で市民で葬儀を負担が少なく出来ますと始めた火葬場がありました
遺体は納棺されて式場に運ばれてくる前提です、近所の葬儀屋は反対しました

そして実際に病院などから遺体がその火葬場へ搬送されてきました、火葬場の職員
は納棺されていないと安置できないので納棺をお願いしますと遺族に伝えると
遺族は納棺をお願いしますと火葬場の職員に逆に依頼しましたが火葬場の職員に
納棺は出来ません、葬儀屋の仕事を役所は理解していなかったのです
また式場や祭壇等の箱物があっても葬儀を知らない喪家には葬儀が出来ません
後日その火葬場は指定の葬儀屋が何社か提携して業務を行っている様です

今まで葬儀屋は説明を怠って来たと思います、言葉は悪いのですが短期間の
やっつけ仕事をしてきたからなんとなく来れたのでしょう
でも今後、葬儀は私たち人間に全てに関係している事だからこそ、説明責任を
確りと果し明朗な価格体系で対価を頂かなくてはならないと思います

http://www.funeral.co.jp
コメント (1)
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