ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

ご令室 その2・・・敬称について

2014-08-28 15:18:41 | Weblog
『ご令室』が葬儀用語ではないと言う事が分りました。
そこで、敬称についてまとめてみたいとおもいます。

●奥様
⇒御令室(ごれいしつ) 御令閨(ごれいけい)

●父様
⇒御尊父(ごそんぷ)

●母
⇒御母堂(ごぼどう)

●息子
⇒御令息(ごれいそく) 御子息(ごしそく)

●娘
⇒御令嬢(ごれいじょう)

●祖父・祖母
⇒御祖父(ごそふ) 御祖母(ごそぼ)

●兄弟・姉妹
⇒御令兄(ごれいけい) 御令弟(ごれいてい) 御令姉(ごれいし) 御令妹(ごれいまい)

●叔父・叔母
⇒御令伯(ごれいはく) 御令叔(ごれいしゅく)

●孫
⇒御令孫(ごれいそん)

●あととり
⇒御令嗣(ごれいし) 御令緒(ごれいしょ)

●お婿
⇒御令婿(ごれいせい)

●妻の父
⇒御岳父(ごがくふ)

●妻の母
⇒御岳母(ごがくぼ)


※奥様に対して旦那様の敬称は、御主人 だそうです。

間違っておりましたらご指摘お願いします。


葬儀のひまわり
http://www.funeral.co.jp






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香典返しをしない

2014-08-27 17:49:43 | 冠婚葬祭
香典返しをしない場合。

1、お香典を、福祉施設などへ寄付をする。

2、お香典をもらわない代わりに、お香典返しを行わない。

3、経済的事情による。


等が考えられます。
1の場合は、きちんと手紙にその旨を記載してお香典を頂いた方々へご理解いただきましょう。
2は、お葬式の時に【お香典ご辞退】の看板を葬儀社へ依頼をしておくことをお勧めします。
3は、私ども業者からの目線では、ご遺族のご事情もわかりますので、無理にお勧めもできません、、、
ですので、お香典を出された方々へはきちんと事情を記載した御心こもったお手紙を送りましょう。



※弔電(電報)だけのかたへのお香典返しは基本不要です。お手紙でお礼を述べましょう。
※ご供花に関しましても同様ですが、今後の付き合いなどに応じ適に対応されるのが無難です。
(現在勤めている会社の部署一同などはその部署で食べられるお茶菓子等いかがでしょうか?)

・・・お香典返しの事で、私へご相談を頂きアドバイスをしたことがありました。
がんの治療で経済的にとても困窮し、奥様と遺されたお子様での生活もあるとの事。
で、考えたのが、亡くなられたご主人の葬儀の時に、将棋の駒を入れた事を覚えており、「まだご自宅に将棋の駒があるのでしたら、小さな穴をあけて携帯ストラップにして配ってみてはいかがでしょうか」結果、奥様はお喜びの様子でした。ご親戚の方々も当時携帯がはやり始めたときでしたのでタイミングが良かったのでしょう。でも、今思うと親戚以外に配っていたとなると少々不安要素もありますね。


葬儀のひまわり
http://www.funeral.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お香典返し、返礼品2014 東京

2014-08-27 17:30:59 | 冠婚葬祭
東京での2014年現在のお香典返しの実情をお伝えします。

●まずは、私の手元にあるマナー本より抜粋。
・関東では半返し
・関西では三分返し
・一部地域(群馬や栃木の一部)では新生活と言って、2,000円や3,000円ほどを包み、お香典返しを辞退する。
・関東でも一家の大黒柱が亡くなった場合は、半返しではなく1/3でも1/4でも良いとする。
とあります。

ですが、東京での葬儀の形式は家族規模か、火葬式かの2通りが多くなりました。
で、その2例をもとにお伝えします。

〇家族葬でのお香典返し

1、親戚しか来ないし、お香典も夫婦で一つが多いだろう。ならば恥ずかしくないように3,000円か5,000円ぐらいの品を用意しよう。

2、家族葬規模と言っても、誰が来るかわからないから、取り急ぎ返礼品として500円ぐらいの品お用意しよう。

3、気の知れた親戚だけだから、お香典も辞退して、お香典返しも配るのをやめよう。

と言ったケースが多い様子です。




〇火葬式の場合(式を行わず、火葬だけを行う)

1、
・家族だけだからいらない。
・親戚が来るが、予算が無い。
・一般の方も来るが、火葬式でお香典を持ってくる人はいないでしょう。用意はしなくていい。

2、火葬中の休憩室で簡単な受付と記帳をしていただき、お香典を受ける用意と、お香典返しの用意を

3、小額(500円前後)の品を用意して、みんなに配る。

と言ったケースがありますが、火葬式でのほとんどが用意されないケースです。


・・・でも、葬儀社はなるべく品物が売れた方が利益になるので、誘導されないように注意しましよう。
注意しすぎてお返し物の本質を見失っても本末転倒ですが・・・・それぞれの家庭事情と親せき付き合いの度合いと人柄に応じて上手に選択される事をお勧めします。


葬儀のひまわり
http://www.funeral.co.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご令室

2014-08-27 17:22:29 | 冠婚葬祭
私どもの業界では良く目にする【ご令室】について、、、、

お世話になった方の奥様へお手紙を差し上げた際に【御令室】と記載された際に
御機嫌を損ねたお話がありましたので、詳しく調べてみました。

この、ブログでもお世話になっているgoo辞書によりますと、
⇒他人を敬って、その妻をいう語。令閨(れいけい)。令夫人。

次に、ヤフー知恵袋でのその一つの回答をまとめますと
⇒手紙に記載する時に使うのは間違えではないが、現在では葬祭のときしか聞く事が無いので勘違いなさっている方もいるので使用する際は、お名前又は奥様と記載するのが無難

手紙の書き方大辞典では
⇒ 妻は、 奥様・奥方様・ご令室様・令夫人

との事です。
結果、手紙や電報を出される際には、正しい言葉を使っても
TPO(time,place,occasion)(時、場所、場合)以外にも
出す相手の寛大さなども考慮しなくてはならないと言う事ですね。

・・・最近の日本では、自分が正しい事をしていると言ってとても高圧的な態度に出る方が本当に多くなったと思われます。
先日の告別式のあいさつで、「父は、絶対に敵を作らず、接する人に不快な思いをさせない生き方をし、それがとても大きな力となり支えとなり・・・」という挨拶がありました。
私もできるなら自分の葬儀の時には自分の子供たちにこう言った挨拶をさせてあげたいものだと思いました。

葬儀のひまわり
http://www.funeral.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする