ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

突然の永眠

2006-04-28 17:12:12 | Weblog
骨壷の蓋をあけ、私と奥様で骨箸を使い、分骨容器に
入れてる時のお話です。

だんな様はまだ働き盛りで、会社では中間管理職として
責任あるお立場、昨年の健康診断の時は、仕事の都合で
健康診断を受けることができなく、まるまる1年開いての
健康診断で発見されたのをきっかけに、精密検査を受けた所
末期がんと診断されたそうです。
まだお子様は学生で、これからは奥様が家庭を支えて
いかなくてはなりません。

診断されてから2ヶ月後の永眠だったそうです。これを
突然というか、急死と言うかそのご家族にとってみれば
色々と思いますが、本人にとって見れば突然だったでしょう。
私も一児の父親、職業上、家族に対しては責任ある行き方を
考えねばらないと考える機会が人一倍多いと自負してます。
永眠したら、自分の意思を伝えるものを残さない限り
遺族は、「もし主人だったら、こう望んでるだろう」と
「予想」でこれからの事を進めてしまうほかないと思います。
ですが、そういった準備はまだまだ認知されていないようで
隠そうとしたり、表に出すのがいけないような風習が
あるようです。

現代では学校で「生きる方法」だけを教え、「死」を
なくそうとはしますが、触れずによせつけないようにと
教えているようなきがします。
ですので、奥様もご本人も「死」に対して準備してなくて
不思議なことではなかったのかもしれません。

その後、葬儀が終わり、大黒柱がなくなった家庭はきっと
一変し、時がたてば何事もなかったのごとくの生活になるかも
しれませんが、今現在、心の準備もないままだったので
ただ涙ばかりがでて今後を不安に思う毎日だそうです。
「死」については、宗教者の教えだけでなく、日常的に学校や
地域のコミュニティー等で話し合い、学ぶ機会をつくり、悲しみや
苦しみを乗り越えられるコミュニティーも必要だと思います。

最近では、北の国からでも取り上げられた「遺言」がありましたが、
残された人に対して自分の遺志や、引継ぎをなんらかの
形でのこさねばならないと深く考えさせられました。
このドラマを機会に沢山の人が、自分の終焉について考えて
いただけるのではないか?と期待しましたが・・・・・
今の日本、生きることに忙しくなかなかそこまで余裕のある人が
いないのか、まだまだ自分には関係のない事と思っている方が
大半なのかはわかりませんが、社会全体が少し無責任に思えて
しまいました。

これは私の小さな夢なのですが、私共葬祭ディレクターと
【患者】【医師】【ホスピス等の携わっている方々】と
だれもが必ず迎える永眠による【悲しみ】【苦しみ】【永眠後】
について話し合える場所ができたなら、私たちは
よりよくお手伝いができると思います・・・
しかしながら難しい課題です・・・・・

・・・・「死」と「永眠」を使い分けたのは、世の中が「死」を
まだまだ不自然な形、不浄のものと考えているのを少し
遠まわしに非難させていただきました。
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青山斎場が値下げ

2006-04-25 09:33:48 | Weblog
青山斎場が使用料金を値下げするとの事
都は民間企業に管理を委託して営業成績を上げたいらしい
確かに以前まではお役所対応で準備に時間はないわ、料金は高いわでいい事無かったが
これからは少しは変わるかもしれないですね

でも管理する会社というか葬儀社が最近葬儀を始めた会社らしいのですが
管理と葬儀は異なるとはいえ、どうなんですかね?

でも以前よりは確実に良くなるとは思いますので期待しています
しかし、そんなに青山で葬儀をする事などないと思いますが
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東京は火葬場が足りなくなる

2006-04-22 17:21:13 | Weblog
現在、東京では火葬場は足りているとは思うのですが死亡率が上昇していきますので火葬場が足りなくなって来ると思います
2036年あたりでは現在の年間死亡者数100万人から176万人になるといわれています、二倍にはならなくともかなり増えます

となると火葬場を増やさないとなりませんが火葬場の建設は総論賛成各論反対なので難しいでしょう!
となると火葬時を行う時間を今の午後3時が最終ではなくもっとおそくまでしないとならないのかもしれません

え~と思われる方もいるかもしれませんが葬儀は元々夜に行っていた事もありましたので慣れの問題かもしれません
さ~今後はどうなるのでしょうかね!
私はその頃にはもう火葬されているかも....
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パソコンの種類がバラバラ

2006-04-18 09:26:53 | Weblog
うちの会社はパソコンの種類がバラバラです

winもmacもlinuxもありsunのソラリスも稼働中、それになんと超漢字もあるのです
なぜバラバラなのかというとそれは夫々の趣味だからです

請求書などを作るパソコンは一応winなのですが...

macはいいのですがlinuxをデスクトップで使う理由があるのかどうか、私にはわかりません....
でももしかすると共通のパソコンがmacになりそうな雰囲気を最近は醸し出している人が一人いるのです

ん~

統一は必要ですね
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台湾の臨済宗、お経がすばらしい!

2006-04-14 09:08:54 | Weblog
台湾仏教の葬儀に行ってきました
女性の僧侶の方だからだけではないと思いますがお経がなんとも言えないぐらい良かったのです
歌の様というのか、リズムも良いのでなんだか聞き惚れてしまう
非常にやわらかいと言う感じです

説明が下手で良くわからないかもしれませんが

少し調べてみようかと思います
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全て選択する料金と全て含むパック料金

2006-04-10 09:15:24 | Weblog
葬儀は実に多くの考慮しなければならない項目があり葬儀屋によっては全て選択式の料金体系であったりある程度含まれているパック料金式など色々とあります

普通の葬儀を普通にしたいのならパック料金式を採用している葬儀屋さんにお願いするのがいいかと思います、しかし全てをオリジナルというか細かく決めて行きたい方にはパック料金式を採用している葬儀屋さんは不向きかもしれません

でも細かくすると葬儀で悲しんでいる場合でないぐらい決めなければならない事が次から次へと出てきます、生前に用意がないと難しいかもしれません

葬儀の時、悲しみに専念するにはある程度葬儀屋に任せるか、生前に確りと用意をして満足の行くオリジナルの葬儀を行うかが今では選択出来るのかもしれません

極普通の葬儀とオリジナルの葬儀とどちらが良いかは喪家によりますので一概には言えません

しかし、いつかは誰でも経験する事なので事前に調べるのも悪い事ではありませんよ~
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葬儀は心の満足

2006-04-07 10:38:27 | Weblog
葬儀は何の為にするのでしょうか?

故人の為、遺族の為、遺された方の為、社会に死を告知する為など色々とあると思います

色々とあるにしても悲しみを表出して心を落ち着かせる為であると私どもは思っています

そう思うと葬儀屋なのに色々な余計な事が沢山付いて本質が見えなくなっている様に感じてしまいます
付加価値や新たなサービスと言う名目でです、でもそれってタダの澱だったり....

葬儀って何?との疑問を自らに課して常に考えないと駄目になってしまいますよね?

心の満足というと少し変かもしれませんが遺族の心が救われない様な葬儀は葬儀ではないと同じ人間として思います

より良いお別れに決まりはないと思いますので喪家にあったお別れが提案出来ればと思います
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葬儀社に支払う葬儀代には宗教者のお礼も含まれる?

2006-04-05 11:34:10 | Weblog
最近の問合せから葬儀のALL IN PAKAGEには宗教者のお礼も含まれていると思われている方が増えていると感じます

葬儀屋はあくまでも喪家が行う葬儀をお手伝いする立場から段々と全てを請け負う形になったきたのは理解出来ますが宗教者までも含んでする様になると問題もあるのではないかと思います

基本的には商売と宗教は別々にした方がいいとは思うのですが喪家が望むなら葬儀屋は商売なので宗教者の用意もします
でもこのままだと宗教儀礼が意味のないものになってしまいます、既に意味がないかもしれませんが...

やはり葬儀屋が悪いとかというよりも宗教者が布教活動を確りとしないといけないと思うのです
宗教者の立場ではないので一方的な意見だと思いますが、今までの檀家制度に守られた宗教者の怠慢が一つの確かな理由だと思います

本来、仏教などは葬儀とは関係のない宗教のはずです
葬儀なぞ、ほっといて仏教者は仏教に専念し布教活動をしていれば今の現状などなかったはずです

このままだと宗教は葬儀のオプションになってしまうし葬儀自体も意味のない事になってしまいます

さ~どうしたらいいのでしょうね

宗教者の力量が試される時代です(葬儀屋も!)
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もうすぐ桜も終わり

2006-04-03 11:35:51 | Weblog
もうすく桜も終わりに近くなっていますね

なぜ日本人は桜がこんなにも好きなのでしょうか?

非常に短い間に咲いて散るのが愛おしいのでしょうか?

桜は日本人がもっている死生観を表しているのかもしれません、短くとも美しく咲いて散る

そこに美学を感じてしまうのかも!

この時期には桜吹雪の中の出棺も遺族にとっては良いかもしれません、の様な事を考えつつ...
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エイプリルフールは葬儀屋に通じないぞ~

2006-04-01 09:14:50 | Weblog
本日は4月1日エイプリルフールです

朝か電話がかかってきまして、◯◯がなくなりましたので葬儀を・・・・・・・

知り合いからの悪戯電話です、しかし電話をとった担当者はまじめ一徹な男...
冗談など通じません

朝から電話大げんかです

エイプリルフールでも人の死に関しての冗談はいけませんよね~

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以前嘘の葬儀以来をする悪戯が流行って葬儀屋の間で困った事がありました、世の中冗談ではすまされない事をわからない人が増えてしまったのですかね
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