シーサイドホテル

荒田の海岸線は周辺に人家が少なく、日中の釣り人や
関門フェリーの客がいなくなると、途端に寂しい場所になります。

しかし、そういうロケーションの方が良い商売もあります。
そう、ラブホテルです。
荒田は近くに学校もないので規制に引っかかることもありません。
ですから、荒田には二軒もラブホテルがあるのです。

僕達の歳になりますと、ラブホテルは全くの興味の範囲外。
見向きもしません。それが今回「見向いた」のです。

前回の荒田沖の浚渫（しゅんせつ）工事を望遠で撮った時です。
僕はラブホテルのそばの堤防から撮影していました。
取り終わった後、ラブホテルの入口にあるプレジャーボートが
目に入ったのです。


これです。入口のゲートの上にプレジャーボートがのっかかっています。
その前を２匹のイルカがジャンプしています。あれれ、このホテル、
それなりに頑張っているなと思い、つぶさに見ていったのです。


こういうブツの置き方も、なんとなくセンスありそう。


ホテル正面です。ヤシの木２本の左にヨットのマストらしきものが見えるのですが、
実際はどうかは、中に入るわけにもいかず、分かりません。


ホテル右側（陸側）です。


ホテル左側（海側）です。


ホテル裏側です。

ホテルの設計から、いい意味での遊び・無駄が多いですね。
躯体・外装・エクステリアのデザインに、珍しく統一性があります。
そう珍しくもない？　あなたねえ、ここは彦島ですよ。ここに半年も
住めば、珍しいと感じてきますよ。
たぶん、ゼロから都会の設計事務所に委託したんでしょうね。

内装？　確かめようがありませんので、ご子息様等から情報を仕入れて
どなたかが補足説明をしてください。

by K