あの日のことは
忘れない
あなたのことも
忘れない
いのちの
かけがえのなさを
知ったあの日・・・
葉 祥明さん インタビュー
Q
災害によるつらい思いや、大切なひととの別れなどにおいて、どんな想いが大切だと思いますか?
A
それは一概には言えないな。当事者と第三者では違うし、その人の性格や考え方によっても違う。
しかし言えることは、
「いま自分は生きて、ここに居る」ってことだ。
人は起こった出来事のことを、悲しみや苦しみの中で「なぜ?」って考え続けるものだ。
その間中、こころはあの日あの時、あの出来事の渦中に居て、もがき苦しんでいる。
でもいつかは、
「今、自分は生きてここにいる!」って気づく時が来る。
そしてようやく立ち上がり、一歩一歩歩き始める。
今月の詩の最後の部分の「知ったあの日・・」に続く言葉は、
「あの日のことがあったからこそ、いま、この日々をがんばって生きてます」ということなんだ。
Q
「いまを生きる」というのは、後ろを振り向かないということですか?
A
絶対に振り向いてはいけない、ということじゃないよ。
二度と会えないひとのことを考え続けるあまり、いま、隣りにいるひともまた、大切な存在だったんだと
いうことを忘れちゃいけない。
そして庭の梅の木が満開だった、野原にお花がキレイに咲いていた、温かい陽が差している・・・
生きていると悲しいこともあるけれど、こういう美しいことや、嬉しいこともある。
それに気付けるってことが「いまを生きる」ということなんだ。
過去は時間によって、ゆっくり熟成される。あらゆるものが深く考えるためのきっかけになるんだ。
自然災害についても、誰かとの別れでも、みんなそれぞれいろんな想いがある。
でも自分を過去に閉じ込めてしまわないことが大事なんだ。
本当の人生って、大切でかけがえのないものなだから。
(いちご新聞より)
忘れない
あなたのことも
忘れない
いのちの
かけがえのなさを
知ったあの日・・・
葉 祥明さん インタビュー
Q
災害によるつらい思いや、大切なひととの別れなどにおいて、どんな想いが大切だと思いますか?
A
それは一概には言えないな。当事者と第三者では違うし、その人の性格や考え方によっても違う。
しかし言えることは、
「いま自分は生きて、ここに居る」ってことだ。
人は起こった出来事のことを、悲しみや苦しみの中で「なぜ?」って考え続けるものだ。
その間中、こころはあの日あの時、あの出来事の渦中に居て、もがき苦しんでいる。
でもいつかは、
「今、自分は生きてここにいる!」って気づく時が来る。
そしてようやく立ち上がり、一歩一歩歩き始める。
今月の詩の最後の部分の「知ったあの日・・」に続く言葉は、
「あの日のことがあったからこそ、いま、この日々をがんばって生きてます」ということなんだ。
Q
「いまを生きる」というのは、後ろを振り向かないということですか?
A
絶対に振り向いてはいけない、ということじゃないよ。
二度と会えないひとのことを考え続けるあまり、いま、隣りにいるひともまた、大切な存在だったんだと
いうことを忘れちゃいけない。
そして庭の梅の木が満開だった、野原にお花がキレイに咲いていた、温かい陽が差している・・・
生きていると悲しいこともあるけれど、こういう美しいことや、嬉しいこともある。
それに気付けるってことが「いまを生きる」ということなんだ。
過去は時間によって、ゆっくり熟成される。あらゆるものが深く考えるためのきっかけになるんだ。
自然災害についても、誰かとの別れでも、みんなそれぞれいろんな想いがある。
でも自分を過去に閉じ込めてしまわないことが大事なんだ。
本当の人生って、大切でかけがえのないものなだから。
(いちご新聞より)