壁屋の十勝情報

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植村直己・帯広野外学校

2008-03-15 20:32:44 |  帯広市
 『植村直己』という人物を知っているでしょうか
 若い方には聞きなれない名前だと思いますが、40代以上の方にとっては、『冒険家・植村直己』として記憶に残っていると思います。
 その冒険家の名前を付けた『野外学校』が帯広市にあります。



 少し、『植村直己』という人物を紹介します・・・・か



 『植村直己』は、昭和16年(1941年)、兵庫県城崎郡日高町(現:豊岡市)生まれで、数々の単独冒険を行ったことで有名な人物です。
 昭和59年(1984年)に、北米大陸の最高峰であるマッキンリー山に厳冬期単独登頂を成功させたが、下山中に行方不明となり、生存率が0%となったため、最後に姿を確認された、1984年2月16日(享年44)が命日となっています。

 犬ゾリ単独行で北極点到達したのを一例として、数々の冒険を行い、世界初五大陸最高峰登頂成功者として、国民栄誉賞を受賞した人であることも書いておかないといけません



 そんな、世界的な人物の名前を頂いた施設が、なぜ北海道でも田舎の帯広市にあるのかというと、先に書いた犬ゾリで苦楽を共にした『エスキモー犬』を、『おびひろ動物園』に寄贈したことから縁が始まります。
 十勝・帯広市に訪れた際、『日高山脈が見える場所で野外学校を作りたい』と残したことがあり、故人となったあと、昭和60年(1985年)に帯広の人々が有志を募り作り上げたのです。




 色々と・・・堅苦しいことを書きましたが・・・・・・要するに、『自然の楽しさ・厳しさを学ぶ場所』という考えで良いと思います。
 対象となるのも、小学生が中心で、子供のときから自然を学ぶ場所があるというのは良い事だと思います。。。。


 私メの時代には・・・・なかったし・・・・・




 先から『施設』と書いていますが・・・・特別なものはございません
 写真の建物は、旧帯広市立八千代中学校の校舎跡でして、木造建築物です。


 で・・・・敷地に入ると・・・・・こんなのが・・・・・最初に・・・・・・お目見えします。。。




 シンボルタワーと呼んでいるものです。
 丸太造りの三階建・・・・かな。。。。。




 子供心を持っている私メには、たまりませんね






 ダレだ~大人になりきれてないって言った人は~





 私メか・・・・





 写真ではしか載せないけど、色々な資料が展示されています。
 多分、子供たちには興味ないものでしょうけどね



 さて・・・・・なんでしょう?????

 答えは簡単です。。。。『お風呂』です。
 天井の無い五右衛門風呂があります。。。満天の夜空を見ながら、五右衛門風呂というのも、現代の子供たちには新鮮なのかもしれませんね。。。。



 今年の学校参加者が作っただろうと思われる『かまくら』の跡が残っていました。
 これを使って、どれ位楽しんだかは分かりませんが、子供たちにとっては良い経験と、そして、沢山の思い出を作ったのだと想像します。。。





・・・・・ハァ・・・・・キャンプしたい。。。。。。。



【植村直己・帯広野外学校 ・・HP・・】


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