壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

打音診断棒

2007-02-24 20:21:34 | 住宅知識・仕事
 2月に入り、、、とは言っても、もう終わり間近ですけど、、、、、

 や、、やす、、、、休みがない~~~

 当然(?)、明日の日曜日も仕事でゴワス 



 まあ。愚痴ってもしょうがないので、楽しく行きましょう!(空元気です)


 連日となりますが、今回も、『道具ネタ』という事で、『打音診断棒』。。。略して、打診棒(だしんぼう)を紹介します。



 『喫煙は、あなたにとって肺がんの原因・・・・・』

 ・・・・分かってるって。。。。


 多分。この『打診棒』を普通一般人の方が持っていることは無いと思います。
 私メが持っている『打診棒』は、通常時、タバコの箱と同じくらいのサイズですけど、先の玉部分を伸ばすと・・・・・



 約50cmくらいまで伸びます。


 えっ?? 何に使うかって????



 『打診棒』は、床や壁などの、タイルやモルタル、そして、コンクリートの状態を、『音』で判断する為の道具なのです。


 んっ??分かりづらい????




 例えば、、、
 タイルが貼ってある玄関があったとします。

 見た目は正常。問題ないように思えます。



 しか~~~し!

 その実態は・・・・・・・どうなんでしょ??



 『浮いてる』という言葉を聞いたことがあるのでしょうか?
 建築的には、『浮いている』=『剥れている』となります。


 その『浮いている』のを、『音』で判断する道具が、『打音診断棒』なのです。


 分かる???




 『打音』と書くので、『叩く』様に思うかも知れませんが、鉄球の玉を滑らせるようにして調査します。


 今回は、特別に、『普通のとき』と『浮いているとき』の音を載せました。
 聞けなかったらごめん!!

 まず最初に、『普通のとき』
<= クリックしてみて。
 変な音でしょ


 で、『浮いているとき』
<= クリックしてみて。

 『カラカラ』と音のトーンがいきなり高くなったと思います。


 その様な音の違いで、状態を判断する為の道具です。



 この『打音診断棒』。

 色々なタイプがあって、『叩くタイプ』や、『機械的に調べるタイプ』等々ありますが、最終的には、人間の感覚が最終判断になります。


 こんな、『道具』もあるんだよ~~~