壁屋の十勝情報

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悪質リフォームを撃退しよう

2006-03-15 17:34:57 | 住宅知識・仕事
 本日の天気 体調も戻ってきて

 熱も平熱に戻り、さあ仕事仕事・・・ おっと寝てはいけませんね
 寝てはいけないので、ブログにでも投稿しますか (仕事せい


 今回は、悪質リフォームについて・・・ 知識が薄いので、さわりだけ

 色々と報道等で見られる悪質リフォームですが、どこをどうしたら、こんな工事になるんだろ~ というのが、建築に関る人間としての感想です。
 少しでも住宅知識さえ持っていれば、トラブルにはならいのですが、そこは、悪徳業者も逆な意味でプロですから、弱い人達を狙い打ちにしていると思います。


 それでは、どのような点を注意したら良いのでしょう。


1.通常は、家の中まで入り込んで営業はしません。
2.外側だけを見て、「多分、天井裏に・・・」などのように、家に入らなければ分からないようなことを平気で言うのは、大体ダメです。
3.建築基準法が変わったので、設置しないと・・・と言うのも変。


 1、2に関しては、リフォーム問題以前のことで、一般的な常識として対処して行けば問題ないと思うのですが、問題は3.の法律に関することです。

 「法律が改正され、それを設置しないとダメ」などと言われると、普通の方は、「そうなのかな~」と考えてしまうのかも知れません。


 例えば、平成15年7月に、24時間換気設備の設置が法的に義務付けられました。
 これだけを書けば、全ての住宅に換気設備を付けなければ、ならない様に考えますが、これは、新築・増改築したときの話で、既存の住宅は義務ではありません。
 この辺は知識として持っていると、このような設置を進める業者が来ても、対応できると思います
 尚、換気設備の話で、必ず出てくるのが、カビや結露問題です。
 カビや結露解決の一番の方法が換気なので、目ざとい業者が少しのカビを見つけて、それを大問題にして設置するケースも聞いたことがあります。
 カビや結露は、換気だけではないので、逆にひどくなったりする場合があります。

 やはり、家に上げないのが一番の方法でしょう。


 また、メーカー側も悪い例があります。

<某メーカー 火災警報器広告>

 あくまで例としてあげたので、メーカー名や商品名は消させていただきました。

 この広告を見ると、真ん中に「火災警報器の設置が義務づけられました」と書かれています。
 ちょっと待ってください。これはあくまで新築住宅で、既存住宅は新築適用から原則2~5年後に設置することになっています。実は、小さな文字で火の写真の下に書かれているのです。お年寄りが見ても見えないような、小さな字です。

 今回の写真でも、ハッキリ読めないと思います


 換気の例と同じで、一般の方々の不安を、あおる様な広告だと思います。

 メーカー名も入っています。この広告を使って、お年寄りのところに行って、悪徳をする業者が出てくるかも知れません。

 自分の身を守るのは、あくまで自分でしかないですが、少しでも疑問を持ったら、消費者センター等に相談して下さい。
 
 本当なら、もっと具体的な例を示せば良いのでしょうが、詳しく調べたければ、色々なところで紹介のHPを立ち上げているので、参考にしてはどうでしょうか


 あまり参考にはならないかも知れません。まあ、私も少しずつでも勉強して報告するようにします。 今回はこの辺でカンベンしてください