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焦点:ミセスワタナベの逆張り健在、リスク回避相場でドル買い

2015年07月10日 06時50分24秒 | FX
日本の個人投資家「ミセスワタナベ」が、持ち前の逆張りスタンスでドル買い/円売りに動いた。ギリシャ情勢や中国株下落によるリスク回避ムードで円買い圧力が強まる中、多くの投資家がレンジの下限と捉えるドル120円台で個人投資家の買いが入っていたとみられ、ドル/円の下値を堅くしている。

<120.50円付近でドル買い>

8日の外為市場では、安全通貨とされる円が全面高の様相となった。ギリシャ情勢の先行き不透明感が強まる一方、中国株が大幅下落。資源安への連想から豪ドルなどの資源国通貨に対して円が買われた。

海外時間にはダウ(.DJI)が200ドル超下落し、10年米国債利回り(US10YT=RR)も2.1760%まで低下。円は対ドルでも買われ、ドル/円(JPY=)は約1カ月半ぶり安値120.41円まで急落した。

こうしたリスク回避ムードの高まりの中で、ミセスワタナベはドル買いに動いた。

ロンドン・ニューヨーク時間に121円を割り込んだ時点で個人はいったん買い注文を膨らませた後、120.50円付近に下落しても断続的に買いを入れ、ドル/円を底堅く推移させた。

複数のFX会社によると、ニューヨーク市場の取引終了時点のミセスワタナベの建玉は、買い建てが前日の1.2倍程度に拡大。外為どっとコム総研の調査部長、神田卓也氏は「久しぶりの120円台への突入で、待ってましたとばかりに押し目買いに動く投資家が多かった」と指摘している。

個人投資家の逆張りは、ドル/円だけではない。例えば、水準を切り下げてきている豪ドル/円(AUDJPY=)でも、個人投資家は逆張りスタンスを発揮している。

このところの個人投資家の買い建ては売り建ての4─5倍になっており、積極的な豪ドル買いに動いている様子がうかがえる。

<意識されるレンジ下限の120円>

もっとも、個人投資家もギリシャ情勢や中国株安のリスクを意識していないわけではないようだ。

楽天証券のFX本部リーダー、川田哲也氏は、最近の個人投資家の動きについて「いったんナンピン(安値での買い増し)しても、少しでも利益の出るレベルになると利益確定し、また下がったところを買っている」と分析している。

損切りと利食いのポイントを近めに設定し、相場が思惑と逆に振れる局面でも、ダメージを抑えるようにする手法が目立つという。

5月半ばから6月にかけ、ドルが119円台から125円に向けて急伸した局面で、ドル売り/円買いを仕掛けた多くの個人投資家に関し、ドル上昇で深手を負ったとの見方が市場では出ていた。

だが、実際に損失が膨らんだ投資家は一部に限られた、というのがFX業界の関係者らの見方だ。


焦点:ミセスワタナベの逆張り健在、リスク回避相場でドル買い© REUTERS 焦点:ミセスワタナベの逆張り健在、リスク回避相場でドル買い
前日も、売り買い双方の建玉を合わせた総建玉が前の日から拡大しており「待機資金を新規の買い持ちに振り向ける余裕がうかがえる」(FX会社)との指摘が出ていた。

9日アジア時間にドル/円は121円台を回復したが、ギリシャ情勢や中国株の行方は予断を許さない。

ただ、個人投資家の間で意識されるドル/円のレンジは120─125円との見方が有力となっている。

再び下押しが強まったとしても、レンジの下限にあたる120円台では、個人のドル買いが下支えに働きそうだという。

(平田紀之 編集:田巻一彦)

〔NY外為〕円下落、一時118円台=7年3カ月ぶり(19日午後)

2014年11月20日 07時27分41秒 | FX
19日午後のニューヨーク外国為替市場の円相場は円売り・ドル買いの動きが一段と強まり、一時1ドル=118円09銭と2007年8月以来7年3カ月ぶりの安値まで下落した。午後3時現在は、117円85~95銭と前日午後5時(116円80~90銭)比1円05銭の円安・ドル高。
 黒田東彦日銀総裁の会見で、一部に追加緩和の思惑が出たことなどを背景に、この日も朝方から円安地合いが続いた。午後2時に公表された前回米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表直後はいったん円買い・ドル売りに振れたが、円はその後再び下落。議事要旨を受けて一時低下した長期金利が上昇に転じたことなどが円売り・ドル買いを促したもよう。
 円は対ユーロでも一段と下落し、一時1ユーロ=148円10銭と08年10月2日ぶりの安値を付けた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで同1.2535~2545ドル(前日午後5時は1.2531~2541ドル)、対円では同147円80~90銭(同146円43~53銭)で推移している。(了)

NY円、下落 1ドル=103円15~25銭、一時4年7カ月ぶり安値

2013年05月18日 11時14分48秒 | FX
17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比95銭円安・ドル高の1ドル=103円15~25銭で取引を終えた。円は一時103円32銭まで下落し、2008年10月6日以来、約4年7カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。消費関連の米経済指標が大幅に改善。米金融当局が量的緩和策の縮小に向けて動きやすくなったとの見方につながり、円売り・ドル買いが広がった。

 5月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が大幅に改善し、市場予想も上回った。米連邦準備理事会(FRB)が早期に緩和的な金融政策の正常化に動くとの連想を誘った。一方、日銀による「量的・質的緩和政策」は長期化するとの見方が根強い。日米の金融政策の方向性の違いが意識され、円売りにつながった。

 米株式相場が午後にかけて上昇幅を拡大した。投資家が運用リスクをとりやすくなり、金利水準が相対的に低い円を売る動きを広げた面もあった。

 円の高値は102円41銭だった。

 円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比95銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円55~65銭で取引を終えた。対ドルでの円安が波及し、円売り・ユーロ買いが優勢となった。米株高を受け、投資家がリスクをとりやすくなったことも円売りを促した。

 ユーロはドルに対して7日続落し、前日終値の1ユーロ=1.28ドル台後半から同台前半に水準を切り下げた。一時1.2796ドルまで下落し、4月4日以来、約1カ月半ぶりの安値を付けた。米国の量的緩和策の縮小が前倒しされる可能性が意識され、ユーロを売ってドルを買う動きが広がった。

 現在0%の欧州の準備預金金利を巡り、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ理事がマイナスにする選択肢もあると述べたと伝わった。ECBが一段の金融緩和に踏み切る可能性があるとして、ユーロを売る一因になった。

 ユーロの高値は1.2875ドルだった。



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ロンドン外為14日 円は対ドルで下落

2013年05月15日 07時02分40秒 | FX
14日のロンドン外国為替市場の円相場は下落。前日終値に比べ30銭円安・ドル高の1ドル=102円ちょうど~10銭で引けた。

 午前は円高で始まったものの、午後遅くにドルが買い戻された。

 円の対ユーロ相場は続落。同35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円40~50銭と、2010年1月中旬以来の円安水準圏で引けた。

 昼ごろに131円53銭付近まで円が買われる場面もあったが、その後円は下落に転じた。

 ユーロは対ドルで小動き。前日終値に比べ0.0005ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.2975~85ドルで取引を終了した。

 午前に発表された5月の独ZEW景気予測指数が小幅に改善したものの、市場予想を下回ったことを受けてユーロが売られた。ただ、午後にユーロは下げ渋った。

 英ポンドは対ドルで続落。同0.0090ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.5250~60ドル。

 英中銀イングランド銀行が15日に発表する四半期物価報告を控え、ポンド売りが優勢となった。



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円安基調 続く公算、経常黒字縮小や金融緩和効果で

2013年05月11日 09時45分06秒 | FX
 外国為替市場で、円安が再び加速してきた。10日の円相場は海外市場で一時1ドル=101円台後半と4年7カ月ぶりの円安水準まで下落した。経常収支の黒字縮小など構造的な円安基調が続くとの見方が強く、2008年秋のリーマン・ショック後、約4年半にわたった円高局面は節目を迎えた。



 10日の東京市場では前日終値に比べ、1日で約2円50銭も円安・ドル高が進んだ。4月初めの日銀の金融緩和後も越えられなかった「100円の壁」をあっさり越えた。円の先安観が強まり、その後の海外市場でも円売りが優勢となった。

 9日のニューヨーク市場で雇用など米景気が予想以上に強いとの見方が広がり、ドル高が進んだのがきっかけだったが、基底には中期的な円安の流れがある。円の主要通貨に対する総合的な実力を示す名目実効為替レート(08年=100)をみると、円は「独歩安」の様相。10日は99.8と4年7カ月ぶり低水準へ低下した。1月以降の下落率は約13%と主要通貨の中で最も大きい。

 円安要因のひとつが、経常収支の黒字幅の縮小。10日発表の12年度の経常収支の黒字幅は4兆2931億円と過去最少に落ち込んだ。製造業拠点の海外移転などで貿易赤字の拡大が続いているためだ。経常黒字の縮小は外貨を円に替える需要を減少させ、円が売られやすい構造になっている。

 日銀の長期国債の大量購入で、生命保険会社など機関投資家が運用益を求めて外債投資などに向かう兆しも出てきた。

 財務省が10日発表した統計では4月下旬以降、2週連続で国内投資家が外債を買い越したことがわかった。日本時間10日未明の米30年債入札でも「日本の生命保険会社が購入に動いた」との観測が広がった。

 ただ、一方向で円安が進むとの見方は少ない。日銀が4月に大規模な金融緩和を決めて以降、世界の中央銀行が相次ぎ利下げに踏み切っている。今週だけでもオーストラリアやポーランド、韓国、ベトナムなどの中銀が利下げを発表した。「新興国を巻き込んでの緩和競争」(三菱東京UFJ銀行の井野鉄兵氏)との指摘もある。





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