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ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

『セバリオスさん』

2016年08月14日 22時44分40秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『セバリオスさん』



 ・ DFシリーズの、「セヴァリオス」と、

   何となく、関係があったり、無かったりする不思議な人。


   一応、前が結構悪人寄りの方だったので、

   イメチェンな感じで、

   紳士で気さくな、ナイスガイさんにおさまっている所です。


   でも、相変わらずの「ラスボス」感は全く抜けず、

   実は、前より強くなってんじゃね!?

   みたいな事は、思ってても言えないでいる方も多いらしいです。


古蔵さん「ほ、ホントにあの『セヴァリオス』じゃ、ないんだよね?

     他の仲間の、戦女神ジラだったエリスねーさんも、

     小悪魔的なフェルツちゃんも、


     いまだに、平気で従えちゃったりしてるよねッ!!!」


 古蔵さんは、疑り深い人のようです。


 紹介を先越されたのが、ショックだったのか、

 ネコマスクの奥の、薄っすらとしたその眼差しは、

 自分より、長身でイケメンなセバリオスさんを、

 勝手にライバル視しちゃってるみたいで、

 みっともないです。


古蔵さん「してねーYO!!

     前のお方だったら、オレがピンチだから、

     確認してるだけだって。


     ついでに言わせてもらうと、

     オレもこの愛着あるマスクさえ取れば、

     タッパ(身長)はともかく、顔ではそこそこイケルかも知れないぞ。」


 熱くなる古蔵さんは、やっぱり出番が気になっているようです。

 順当に行けば、まだエリナ先生や、

 レオクスさんがいるというのに・・・。


エリナ先生「まあ、私は『NEW』な感じのティーンですので、

      そんな事は些細な事でありますし、

      わざわざ、順番待ちの行列に並ぶ事より、


      この一度きりの、サマーな2016の季節を、

      存分に満喫したいと、願っています。


      来年も、ティーンでサマーなシーズンを迎える予定ですが。」


古蔵さん「あはは・・・、

     オレも、想い出作らないとなぁー。


     (失言には注意をせねば、この町でのオレの生活も終わる・・・。)」


 エリナ先生は、セバリオスさんからマンゴープリンを受け取ると、

 素敵な夏の微笑みを残して、

 何処かへと、エリスねーさんの浮き輪を抱えて、去って行きました。


セバリオスさん「はいコレ、古蔵君。

        ためぞう君のトランシーバーあるから、

        マナーモードで話してねっ。」


 と、手渡されたアナログっぽいレシーバーは、

 最新のスマートフォンにすら搭載されていないであろう、

 通話中に、自分の声が全く漏れくなるという、

 超便利機能が付いた、素敵アイテムでした。


古蔵さん「スゲーッ!!

     これ、色んな使い道があるよねッ!?


     おおう、風景にスクリーンが表示されて、

     タッチ機能まで付いてるじゃんっ!!


     ちょー欲しいんですけどッ。」


セバリオスさん「悪さには使えないように、セーフティ機能付いてるから、

        古蔵君が想い描いてるような事は出来ないよ。


        なるほど、コレ、映像も見えたわけネ。

        でも、それは使わない方が風情があるよね。


        今は、スマホがあるから大満足です。」


 セバリオスさんは、本当に真面目な方なのです。


 ですが、おもしろみもあって、

 何よりも、その度胸がもの凄いです。


セバリオスさん < 「早速、立ち話でコレを使うのも、

           何か変な感じだけど、


           古蔵君は今、

           銀河の向こうからやって来た、

           『エクスカリバーVII』のオペレーターで、


           今は、ドラゴン港の事務のバイトをやっている、

           高校生の鈴木さんが、ストライクど真ん中なワケだよね?


           あの子、すごくいい子で礼儀正しいし、

           ネコLOVEなんだから、合うんじゃないかな。


           ちなみに私は、エリスとサフィリアさんと、

           エリナ先生の笑顔さえ見れれば、

           それで満足なわけだが。


           お互い、気になるあの子が被ってないんだから、

           きっとライバルでも何でもないと思うよ。」


> 古蔵さん「えっ!? 今、銀河の向こうとか言いましたっ?


       (うっ!

        ・・・いかんぞ、未知とかのテクノロジーに惑わされるなッ!!


        今のオレには、そんな事、

        どうでもいい事だろっ!!


        欲深き自分に、猛反省ッ!!!)」



   パチーーンッ!!



 古蔵さんは、勢い良く自分の頬を平手打ちして、

 すぐに我に返りました。


 でも、セバリオスさんは素直なので、

 古蔵さんは、もしかして『M』属性なのかなっと、思ってしまうのです。


 周囲でこっそり様子を伺っていた、

 エリスねーさんも、鈴木さん、佐藤さんも、

 秘められた真実に、ちょっと驚きでヒソヒソ話です。


エリスねーさん「古蔵、そっちに目覚めていたのか・・・、

        でも今の私は、ためぞうのねーさんだ。


        何もしてやれないが、ちゃんと見守ってるからな。」


 女子三人が、衝撃の事実に驚いていると、

 古蔵さんは、長崎ドラゴンタウンの中央にマッハで移動して、

 こう、魂のシャウトをしたのです!!


古蔵さん「Mは、ミドルのMだからねッ!!

     S、M、Lの真ん中ですよ~。


     早く誰かさんみたいに、

     『S』の付く、スーパーなヤツになりたいですよっ、


     セバリオスさんッ!!!」


 その青い残響は、この青春真っ只中の、

 海の見える街に響き渡り、


 なんだ、青春してんのかと、

 古蔵さんは、恐ろしいウワサが拡散するのを阻止したのです。


鈴木さん「ホッ・・・。

     青春って、いいですネ。」


佐藤さん「だったら、早く受け入れてあげたらいかがですか?

     フラグ立ってて、なんだか眩しい鈴木さんっ。」


鈴木さん「な、何言ってるんですか!?

     ワナですか、

     ウワサ流すぞって脅してるんですか、佐藤さんッ!!」


エリスねーさん「お、恐ろしいな、

        佐藤さん、さん・・・。」


佐藤さん「え!?

     やだもぅ、冗談ですよ。

     だって、仲良くみんなで夏したいじゃないですかっ。」


 佐藤さんが煽って、抜け駆けされたら、

 何だか寂しいOL23才、そのままいない歴のエリスねーさんは、

 ちょっと安心した自分を、

 古蔵さん同様、ちょっと反省です。


 でも、誤解はイヤなので、頬をパチンはやめました。


エリスねーさん(ふぅ・・・、夏はなんだか、

        試練の連続だゾッ。


        19才で、涼しい顔してる、

        年下のエリナ先生みたく、堂々としてなくちゃな。)


 でも、Mがミドルで、Sがスーパーなら、

 『L』は何の意味なのか、

 何となく気になったエリスねーさんです。


佐藤さん「ああ、あれは口にするのは恥ずかしいので、

     ちょっと遠まわしに言いますが、



     問題。



     『 』,O,V,Eに当てはまる、


      ◇ その『 』にはいるアルファベットを答えよ。



     の、答え=『L』だと思いますよ。


エリスねーさん「おおぅ、


        LLとかなると、相当ハンパないヤツなのネ。

        さすが、佐藤さんっ! 先、行ってますなぁ~。」


佐藤さん「ひゅるるるるぅ~~~♪


     私は、エリナ先生が表紙の雑誌に、

     そんなクロスワードが載ってたから、

     わかっただけですよ。


鈴木さん+エリスねーさん「そーなんだ、今度探してみよっ。」


佐藤さん「あ、私、間違えちゃってます、てへっ。

     そっちじゃなくて、別のに載ってたんですョ!!


     (エリスさんに巻末のページ、見られたでもしたら、

      エリナ先生にモデルの仕事、横取りされてるのが、

      バレてしまう・・・。


      ネタの出どころが私だと知れれば、

      この町に私の居場所、無くなっちゃうじゃんっ!!!


      ぜぇぜぇ、

      ・・・どうかエリナ先生に、

      目を付けられませんようにッ!!)」


 佐藤さんは、持ち前の営業テクを駆使して、

 見事に、二人の夢見る乙女さんを、

 巧みな話術で、別の話へと誘導していきます。


 佐藤さんが、その熱きソウルを激しく費やしていると、


 宅配の仕事も、まだ残ってるのに、

 またこっちに、古蔵さんが戻ってきました。


> 古蔵さん「ウワサには、ならないですよねっ。」


セバリオスさん < 「うん、平気だよ。

           もし、変なウワサで困った時は、

           相談してくれれば、なんとか出来ると思うよ。」


> 古蔵さん「ありがとう、セバリオスさんッ!!


       いやぁー、セバリオスさんは頼りになるなぁー。」


 当初の警戒感もすっかり忘れて、

 ネコのマスク越しに、いい笑顔の古蔵さんです。


セバリオスさん < 「えっと、ためぞう君にトランシーバー、

           返しとかないとだから、よろしくね。」


> 古蔵さん「ホント便利っすね、コレッ!!

       自分も一台、欲しいくらいですよッ。」


セバリオスさん < 「古蔵さんの元相棒君が作ったものらしいよ、それ。

           でも、お星様になっちゃってるからねー。


           あれは見えてても、何故か辿り着けないんだよネ。」


 古蔵さんは、便利アイテムをセバリオスさんに戻すと、

 こう本音を漏らしたのです。


古蔵さん「オレ、

     ・・・前向きに生きると決めたんです。

     振り返らず、これからを頑張ろうと思いますっ!


     いい話が出来ました、

     ありがとう、セバリオスさんっ!!」


 そう残して古蔵さんは、

 いい笑顔でバイトに戻っていきました。


 その、生まれ変わった古蔵さんの背中に、

 エリスねーさん、思わずホロリと涙が出ます。


エリスねーさん「偉いぞ、古蔵。

        もうマスクなんて、しなくてもいいんだぞ。」


佐藤さん「爽やかですよねーっ、

     頑張ってる人って、なんだかカッコいいです。」


鈴木さん「・・・。

     (古蔵さん、頑張ってくださいネっ。)」


 セバリオスさんは、三人の気配など、

 とっくの昔に気が付いていましたが、

 エリスねーさんさえ、楽しそうであればそれでいい人なので、

 さりげなく一枚のカードを落とします。

 そこに記載されていたのは、こんな内容でした。


 『秋の新作、試食会のご案内です。


  本券をお持ちの上、最寄の店舗に、

  お越し頂ける事を、心よりお待ち申し上げております。
  
  
                   8月 某日。

        「グラン・ロイヤル」 スタッフ一同。』


 一枚で、何名様でも利用可能なようです。


エリスねーさん「んっ、何これ?

        おおおっ!!」


鈴木さん「こ、これって、

     あの超高級で有名な、お菓子屋さんの、


     プレミアム特別会員様宛ての、

     激レアなチケットですよっ!!


     現物、初めて見ました・・・。

     セ、セレブさんのパワー、ハンパなく凄いですね。」


 ちゃんと、セバリオスさんの筆跡で、

 「エリスに渡すの忘れないように。」っと、裏書されています。


佐藤さん(・・・居たの、バレてましたか。)


エリスねーさん「え、これどうしよう!!

        一応、私宛てだけど、

        セバリオスに、届けるべきなのかなっ!?


        なんか、見透かされてるみたいだぞっ。」


佐藤さん(・・・見透かされてますね。

     これって、使ってという、メッセージですよね。)


鈴木さん「ど、どうしましょう!?


     すごく行きたいですが、

     セバリオスさんに、届けないと・・・。


     あ、私がダッシュで届けてきましょうか?

     それなら、不自然にならないと思いますっ。」


 二人が夢のような誘惑に、あたふたしていると、


 そこにアリス生徒会長さんと、

 学園の事務さんで、たまに教鞭も執っているセリスさんの、

 二人組がやって来ます。


アリス会長さん「まあっ、


        これは世界に、わずか5枚しか送られないと云う、

        素晴らしいご招待券ではありませんかっ。」


 あの、何事にも動じないはずのアリス会長さんが、

 羨望の眼差しで、キラキラと瞳を輝かせ、

 エリスねーさんの握るプラチナチケットを前に、

 次の言葉を失っています。


 これは、中々お目にかかれない光景です。


セリスさん「みなさん、こんにちはー。


      あ、それって、エリス様宛ての招待券ですよね。


      私、執務室でサフィリアさん宛てに、

      もう一枚、セントラル越後に送ったので~。」


 二枚も、そんなレアチケットを持っている、

 セバリオスさんに、


 秘書のセリスさん以外は、

 セバリオスさんを皆、心からリスペクトしているようです。


 そこに、エリナ先生が戻ってきます。


エリナ先生「セリスさん、メールありがとう♪


      高まる気持ちを抑えられずに、

      駆け足でやって参りましたっ。」


 アリス会長さんも、エリナ先生も、

 こういう物には、目がありません。


 それは、その至福の喜びを、

 すでに経験したことがあるからこそでしょう。


セリスさん「一枚は、亀吉さんに頂いたんですよっ。


      ためぞうさん繋がりで、

      セバリオス様と亀吉さんは今、

      様々な分野で、業務提携している仲なので。


      ささ、食べに行っちゃいましょうよ。

      ドラゴンタウン店に入ると、本店のVIPルームに、

      ワープしちゃいますから。」


 とんでもない事を、さらっと口にしているセリスさんですが、

 エリスねーさん以外は、ワープ技術くらいで驚いたりするような方たちでは、

 ありませんでした。


アリス会長さん「今日の日のエリスお姉さんは、


        まるで、この猛暑に舞い降りた、

        サマーな女神様のように映りますっ。」


エリナ先生「ええ、


      きっと、エリスお姉さんは、わたくし達、

      共有のお姉さんなのですネッ。」


 このドラゴンタウンに、スウィーツの女神が舞い降りたようです。

 かなりセバリオスさんの七光りが、眩しいですが、

 みんなで笑えるって、素敵なことですねっ。


 その後、結構な人数で行ったみたいですが、

 セバリオスさんは、事前にそれを本店に伝えていて、


 ひと夏の甘い経験が、皆さんの心に響くように残ったようです。


セバリオスさん「うん、

        事前に、セリスからそう言う助言を受けていたからネ。


        セリスの知力って、98+(?)って聞いたけど、

        限りなくあの伝説の天才軍師、


        『天下三分の策』とか、いっぱい考えた軍師さんに近いんだよね?


        いろいろ上手く行って、結構、助かってます。」


セリスさん「そんな、持ち上げないで下さいよーっ。

      たまたま、当たってるだけのラッキーなんですから。


      でも、エリス様の幸せが、

      セバリオス様にお仕えする事で叶うのなら、

      とっても嬉しいですー。」


 ほぼ最強に近い位置にいるセバリオスさんに、

 冴えた軍師女子が加わって、

 セバリオスさんは、ますます以前よりも輝いています。


 ただ、普通にいい人なので、

 幸運が、みなさんと分ちあえたその時が、

 セバリオスさんは、最も嬉しそうな表情になるのです。


 困った所もそこそこありますが、

 それを愛嬌と見えない努力で、十分にカバーしています。


セバリオスさん「ホントは、

        エリスの新作水着をビーチで見たかったけど、

        最近、サフィリアさんと、エリナ先生の方も、

        気になるようになりましたネ。


        心の友のレオクス君と、ためぞう君と一緒に、

        語り合っている時が、最高に楽しいです。」


 白銀の髪の貴公子といった感じの、

 爽やかさ漂う、好青年さんです。


セリスさん「セバリオス様、変わられましたよねー。

      前は、もっと強引な感じがワイルドで、

      カッコ良かったです~~~。


      オレは世界! 世界はオレの物~みたいな?」


セバリオスさん「ハッハッハッ、

        だいぶヤングな頃の話だねぇー。


        私は、今のポジションに満足してるよ。

        セリスも、そうなんじゃないの?」


セリスさん「はいっ! それは、もうっ!!


      愛するエリス様と、ずっとべったり出来るなんて、

      最高だと思いますっ!!!」


セバリオスさん「そーだねぇ。

        この穏やかな日々が、ずっと続くことを願っているよ。


        あ、でもどうして、

        過去編に巻き込まれてる最中の私が、

        この貴重な夏の季節に帰って来れたのだろうね?


        自己紹介だから、いないとマズかったからかな。」


セリスさん「それは、夏の魔法ですっ!」


セバリオス「セリスがそう言うのなら、

      そうなんだろうねぇー。


      この夏のサフィリアさんに会う為に、

      レオクス君を連れて、

      セントラル越後にでも行こうかな。


      行けるといいなー。」


 トランシーバーの向こう側で、

 レオクスさんが、うんうんと頷いています。


 友情って、いいですねー。


レオクスさん「ええ、

       セバリオスさんと一緒に、

       ためぞう君を支えて行こうかと思いますッ!!」


セバリオスさん「ああ、

        生まれた日は違えども、

        同じような道を志す同士だからねっ!


        私の目には、浮かぶよ、


        皆の先頭に立って、凛々しく輝く、

        ためぞう君の姿がネ。」


古蔵さん「やっぱり、セバリオスさんは、

     オレにとって、ヤバいフラグなの!?


     オレ、この先も転落しちゃうのォ!!」


セバリオスさん「ハッハッハッ、

        古蔵君が、微妙になると、

        エリスはきっと悲しむだろうからねっ!!


        そんな無用の心配よりも、

        頑張ってる今の姿を、意中の女性に見せ続ける事が、

        大事なんじゃないの?」


古蔵さん「セバリオス先輩、押忍ッ!!

     自分、誇れる一芸はありませんが、


     ドラゴンタウン中心に、

     一生懸命、バイト頑張りますッ!!!


     では、またですーー。 (Φ ω Φ)< ピキーン ! ! ! 」

『ファルさん』

2016年08月13日 13時16分57秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『ファルさん』



 ・ DF4からやって来て、

   古蔵さんに脅威を与え続ける、大地主の女王様、ファルベリアさんです。

   愛称は、そのまま「ファルさん」。



 ・ 広大な領地を一代で築き上げた、バツグンの実力と、

   美貌を兼ね備えていますが、


   当初は、部下に恵まれなかったという苦労をしています。


   (爽やか素敵王子様 レオクスさんを強引に婿にして、

    幸せな家庭を築く予定でしたが、


    実はファルさん、恋愛経験がからきしで、

    モジモジとしている間に、

    レオクスさんは、音も無く消え去ってしまう。


    えっ、どろん!? とあたふた慌てたりもしましたが、


    レオクスさんはそんな失礼な方ではなく、

    謎のTHE ビックさん(関わりたくないので、そのまま流している、実は前世代世紀末覇者。)

    に強制呼び出しを喰らい、なんと見知らぬ地へと転生しさせられてしまったと聞きつけ、

    ホッとしたとのと同時に、


    「何やっちゃってくれてんの、あのバカ親父はッ!!」と、


    心の中で、こっそりと叫ぶに留めて、

    口笛でごまかしながら、懸命にその居場所を探して、

    勢力を拡大してしまう。)



 ・ たった一人だけ使える部下の、

   ふつーのオッサン、アリストおじさんに、

   頑張ってもらい、


   計画的な人生を送りたいなと、余裕も出てきたので、

   あの憧れの王子様を、きゅんきゅんの乙女心で捜索していた所、


   似たような理由で、嫁に逃げられてしまった古蔵さんと、

   実家がご近所さんになってしまい、


   二人の利害は一致していていたのですが、

   古蔵さんが、レオクスさんに勝てるわけも無く、


   速攻で、ファルさんを口説いてきた古蔵さんに、

   しっぺで返し、

   そのまま、泥沼の愛憎劇へと展開しそうにもなったりしたとか、しないとか。


ファルさん「してませんからねッ!!

      これっぽっちも、泥沼とかはまってませんからネッ!!!


      「しっぺ」は、私がジャンケンで勝ったからですよ。」


古蔵さん「あ、そうだったの!?

     だったら、正当なルールだからOK。


     でも、(ファルさんに声掛けるとか、

     あの時のオレは、誰でもよかったのか・・・。)


     いえ、今は仕事中ですので。」


ファルさん「・・・しばらく、実家に戻って、

      ご奉仕でもなさりたいのですか?」


古蔵さん「(心の声! も、漏れてたか!?)


     いやぁ、急ぎの配達が一世さんにあるんで、

     ちょっとだけ戻る感じで勘弁して下さい。」


ファルさん「ハッ!? 宅配頼んだの私でしたね。


      ささ、ご遠慮なくマッハでもギガ速でも、

      迅速、丁寧にお願いしますねッ!


      これは、互いの利に叶ってますので♪」


古蔵さん「フェスに誘惑されず、速攻、

     戻って来る予定です。


     今は、ただの不器用なネコのマスクマンですから・・・。


     人物紹介が一世さんより、ファルさんより、

     遅れたって、


     あの可憐なJKさんの背中に、落ちていく夏のサンセットさえ、

     この目に映せるのなら・・・。」


ファルさん「・・・表現がオッサンですよ、ネコ蔵さん。


      謎のアルファベット使うの、やめましょうネ。」


古蔵さん「ハイ!

     清く正しく、卒業をお待ちしておりますッ!!」


 古蔵さんは、ピシッっと親指を立てて、

 いなくなりました。


ファルさん「・・・はぁ、

      あのネコ蔵さんにも、置いていかれてる気がします。」



 ・ 自称『お花大好き、ジェネシスおじさん』の、

   アリストさんだけに頼っていては、


   ハタチの誕生日(疑惑あります。)のその日に思った、

   ファルさんは、


ファルさん「疑惑ってなんですかッ!?

      ちゃんと二十歳ですよ、免許だってほら。」


 期待に応えてくれるそのリアクションに、

 信じてあげる事にしましょう・・・。


ファルさん「誰か、後ろで糸引いてるのッ!?」


   話し戻って、ハタチのファルさんは、

   深刻な人材不足に、広く在野に人材を求めましたが、

   イケメン、美女・美少女は、全て、


   おじさんの『世界をお花屋さんで、満たそうよ計画。』の、

   トークに持って行かれてしまい、


   取り引き先の大企業の、

   ラウ会長さんに相談して、

   その娘さんの、ラウ=エルさんと、

   運命的出会いを果たします。


   心の友との、人生で一度あれば素敵な出会いに、

   ついに、心許せる人物を得ることが出来ました。


   ファルさんは、何でも持ってるリッチで美人で、

   才能に溢れた、一見、勝ち組のような方ですが、


   王とは孤独なものなのです。


   その女帝という、彼女を縛り付ける鉄の鎖を、

   やさしい温もりで消し去った、金髪スレンダーな美少女、

   ラウエルさん。


   気さくで物怖じしない、明るい彼女に、

   ファルさんはたくさんの元気をもらいます。


   心に染みる、ラーメンと餃子とチャーハンでした。


ラウエルさん「美味しかったアルか?

       ボス。」


ファルさん「ぐすん・・・、

      これは、涙じゃないのよッ!!


      カルチャーショックのトライアングルに、

      心の汗が、旨いって叫んでいるだけなんだからネ!」


   こうして、色んな運気が向いてきたファルさんは、

   アリストおじさんの秘蔵っ子である、

   奥州・伊達家当主の雪花の美少女、ゆきはなさんまで、

   引き抜く事に成功します。


おじさん「ハッハッハッ、

     良かったね、ユッキー。


     親方様は、怖い人だけど、

     最近、丸くなったから、仲良くしてあげるんだよ。」


ユッキーさん「はーい。」


ファルさん「こらー!」


   さらに、東方の大賢者のアリシア=グランサスさんまで、

   やって来て、

   ファルさん陣営は、大いに盛り上がりました。


   西方の偉大なる女帝として、

   噂は、あちこちに広がったのです。


古蔵さん「特してるよなぁ・・・。」


ファルさん「!? さっさと、仕事しなさいYO!!」


古蔵さん「え、お届け物って、

     まだあったの!?」


おじさん「うーん、ジェネシス!!

     古蔵君はいい仕事してくれるよね。」


古蔵さん「いつも、お仕事ありがとうございますッ!!」


ファルさん「は、速いのね、ホント。」



   ・ 長崎ドラゴンタウンに行く前のファルさんは、

     威風堂々と、自信に溢れまくって、

     憧れのレオクスさん奪取へと、向かったものですが、


     いざ、実家を離れて社会に出ると、

     世の中、そんなに甘っちょろくはありません。


     アリス会長さんという、暴風雨に見舞われ、

     エリナ先生という竜巻に遭い、


     それでも彼女を逞しく支えたのは、

     一番期待していなかった、自称ジェネシスおじさんでした。


おじさん「うーん、ジェネシス!!」


 おじさんは、社会に太いパイプを持っていました。

 地域の有力者とは、すでに旧知の仲で、


 ファルさんは、アリス会長とエリナ先生の待ち構える、

 聖クラウス学園に、特別枠での入学を回避し、


 ドラゴンタウン商店街の、

 憩いの華として、とても充実したセカンドライフを始めるに至るのです。


アリス会長さん「あら、残念ですわ・・・。」


エリナ先生「いつでも、いらして下さいねっ、

      特別枠は、無期限で有効ですから。」


ファルさん「お、お気持ちだけっw」


 コネは偉大ですね、

 おじさんの株は上がり、

 今では、おじさんが社長で、ファルさんが店長さんという、

 不思議な関係になったりしています。


エリスねーさん「私は、ファルさんが来てくれて嬉しいよ。

        お花とか、部屋に飾ったの初めてだし、


        お花の香りの入浴剤も、ほとんど毎日使わせてもらってます。


        そういえば、

        お花を貰う機会も増えて、有難いよなぁ・・・。」


ファルさん「エリスさんに喜んでもらえて、

      嬉しいですっ!」


 ファルさんは、結構エリスねーさんに、憧れています。

 エリスねーさんは、何故だか女子人気が以上に高いのです。


事務のバイトの鈴木さん「憧れちゃいますよねっ!」


同じバイトの佐藤さん「鈴木さんには、古・・・。」


 佐藤さんは、鈴木さんのローリングクレイドルを喰らって、

 すがたを消しました。


 ファルさんは、このドラゴンタウンで様々なピンチを、

 エリスねーさんの弟分の、ためぞうに救われています。


 誰かに、ピンチを救われる事など初めてだったので、

 うかつにも、キュンとなってしまったりしました。


ファルさん「そりゃ、誰だってそういうシチュエーションには、

      胸がときめいたりするんじゃないですか!?」


 さらには、誰にも触れさせた事のない、

 その美しく立派で豊満な胸まで、

 アクシデントで、ためぞうに委ねてしまいます。


ためぞー「あの時は、すんませんでしたッ!!」


     (・・・想い出メモリーには、保存されています。)


ファルさん「あ、いえいえ、

      あれは善意というか、ノーカウントでw」


 でも、二人の心には、

 しっかり想い出として、美しく残っているのです。


アリス会長さん「以上、ナレーションのアリスでした。」


ファルさん「すでに、手の平の上ですかっ!?」


 こうして、ドラゴンタウンに打ち解けていったファルさん。

 今年も、来年もきっとハタチなのです。


 いい想い出、作れるといいですねっ。




ファルさん「今は、穏やかに商店街のお花屋さんとして、

      頑張っていますっ。


      よろしくお願いしますー。  ^-^ 」

『ウィルハルト一世さん』

2016年08月12日 13時20分18秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『ウィルハルト一世さん』



 ・ 長身、イケメン。

   一見、全てを手にしているかのようで、

   結構、苦労の絶えない人。



 ・ 初代ためぞうを押しのけ、初代主人公になった王子様。

   初代ためぞう(紛らわしいですが、現、古蔵さんです。)のお友達で、

   由緒ある王家の跡取り。



 ・ 全身全霊で愛を捧げるエスト王妃(途中、立場が逆転し、

   苦労の末、なんとかお嫁さんになってもらった。)を、

   1ミリでも、危険な目に遭わせない為に、


   権力の座から退き(家臣が認めていないので、遠退いている感じです。)、

   まだ、ロクに手を握ることすら出来ない彼女に、

   笑顔でいて欲しいと、心から願っている善良な人。


   エスト王妃(初代)は、現エストさん(ニセモノとか呼ばれている。二代目エストさん。)の、

   お姉さんに当たりますが、面識はありません。


   エストさん(ややこしいですが、ドラゴンタウンで修行中の方)には無い、

   気品と美貌、優しさといたわりを兼ね備えつつ、

   時には、鬼神のように振舞うことの出来る、

   スーパーエスト王妃さんです。


 ・ そのエスト王妃が、再び闘志に目覚め、

   新世紀覇者伝説に、こぶしを突き挙げる事を、

   どうも一世さんは恐れているらしく、

   全権を古蔵さんに押し付けたというのが、本音のようです。


   冗談抜きに、スーパー強いので、

   本気モードのエリスねーさんも、一撃でやっつけてしまう、

   伝説の覇王の力の全てを受け継いだ、稀代の女傑さんでもあります。



エリスねーさん「押忍、姐さんと呼ばせて下さいッ!!

        (こ、こえーーよッ!!!。)」



 ・ エスト王妃の漂わせる、穏やかな空気に、

   家臣団(DFシリーズの強者たちが主力。)たちは、癒され、

   その奥底に秘めた力に、気付いてか、気付かないでか(きっと気付いていない。)

   一世さんに、あの時の一世風靡の風を、再度巻き起こして欲しいと、

   炊きつけるように煽っている。


   そこが一世さんの頭痛の種で、

   いいように古蔵さんを仰ぎ奉って、

   何とか、現状をキープしつつ、

   エスト王妃との距離を、もっと詰めたいとも願っている。

   (元、主従というか、お友達感が未だに抜けない・・・。)



 ・ ドラゴンタウン商店街でお花屋さんを営む、

   商店街の憩いの花、ファルさんの実家と、

   実は古蔵さんの実家は、縄張り争いをしているので、

   エスト王妃に変な情報が入る前に、(主にネットサーフィンか、通販で。)

   とっとと、その争いに決着を付けて、


   さっさと新世紀覇者伝説を終結させ、

   無かった事にしてしまえばとも、思う事もあるらしい。



ファルさん < 「もしもし、一世さん?


         一面に咲く夏のヒマワリとかいいですよね。

         お花のギフトは、ご期待下さいっ!


         ところで、

         リンゴ飴で、真っ赤になった唇で照れ笑いをする、

         縁日のエスト王妃とか、見たくありませんか?


         そういうイベントとか、

         得意なおじさんがウチにいますので、

         ご希望あれば、イベント発生させますので、

         オプションでお申し込みくださいネッ♪」


> 一世さん「助かりますッ!!

       いくら掛かっても構いませんので、

       盛大にやってもらえると、有難いですッ!!!」


 聞き耳を立てていた、家臣たちも、

 ヒャッホウ! しています。


 瞬く間に、王家内に噂が広がりました。



ファルさん < 「趣きというものもありますので、

         規模の方は、詳しいおじさんの方におまかせ下さいっ。


         あと、お中元ということで、

         今回は、お花と一緒に贈らせていただきます。


         いい想い出に、なるといいですねっ。」


> 一世さん「何とお礼をしてよいか、

       そちらに寝返ってもいいくらい感激ですッ!!


       お花屋さん、是非、応援させて頂きます。」



 古蔵さんの実家付近に、おじさんのお花屋さんが勢力を伸ばしそうです。


 もちろん、おじさん厳選の看板娘さんや、

 イケメン店員さんが多数お店にはいるので、


 先に噂を仕入れた、一世さんの家臣団たちは、

 諦めかけていた出会いのチャンスに、

 小躍りして、浮かれています。


 古蔵さんの縄張りを奪うのは、

 今のこの時期がチャンスなようです。



ファルさん「な、なんの事かな、

      ひゅるるるぅる~~~♪


      (こっちでの願いが叶うまで、

       面倒事は、ご免ですっ!!)」


ラウエルさん「ボス、ラッキーアルよ?」


ファルさん「しーーーーっ!!


      ラウだって、今、この時期に、

      無駄に忙しくなるの、嫌でしょ!!」


ラウエルさん「ああ、ためぞうさんアルね。


       私に任せとくといいアルよ。

       デキる男にしてみせるアル。」


ファルさん(・・・この子、実家に送り返そうかしら。)



 ・ ともかく、古蔵さんの実家で、

   最強の軍団を率いて、穏やかに、

   出来れば、もっとエスト王妃さんと親密になりたいと願う、

   初々しい、一世さんです。



 古蔵さんの実家の敷地は結構広いです。


 具体的に、銀河で一番の広さがあるので、

 その色んなトラブルに、

 一世さんは、振り回されながらも、


 愚痴の一つ漏らさすに、いい汗流して、

 爽やかさを保っている、一世さんです。


 登場は、主に電話の先からが多めの、

 割と控えめな方です。



一世さん「イベントやフェスには、

     積極的に、参加したいと願っていますッ!!!


     ファルさん、アリスト卿、

     あちらでは、どうかご武運を!!


     では、またです。 ^-^」

『アリス生徒会長さん。』

2016年08月11日 12時50分31秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『アリス=クラウス 生徒会長さん。』



 ・ 才色兼備のプラチナブロンドの美少女。



 ・ 身長は、男性をちょっと見上げなくてないけないくらいの、

   いい感じで、つま先で立って目線が重なるくらいのグットな感じです。

   (つまり、相手の男性によって、

    理想形になっちゃう、マジカルな感じの方です。)



 ・ スタイルは、理想の黄金比のラインをなぞるようなパーフェクトさで、

   女性さえも虜にする素敵な感じで、

   何故か、とってもいい香りがします。



 ・ なんと、一度きりの青春学園ライフ(一度かどうかは、不明です。)に、

   好感度設定が無いという、致命的な一面も持ち合わせていて、

   誰とも、いい仲になれないという、

   「みんなのアリス会長さん」というポジションに、


   本人は、ちょっとくらいはいい思いをしたいと想っています。


   周りの女子たちは、この無垢なる乙女設定が変更されると、

   イケメン全員もって行かれそうなので、

   一安心といった所です。



 ・ その反動か、甘い物が大好きさんのスウィーツ女子で、

   いい香りは、このせいなのかも知れません。


   どれだけ食べても(大会に優勝するほど)、体重が気にならないくらい、

   体重計が同じ場所を指し続けるので、

   ちょっぴり長崎ブラックホール女子的な雰囲気を醸し出しています。


   人前では、少しその事が気になるので、

   特に男性陣の前では、強い渇望にも似た誘惑に、

   耐えれるだけ、耐えています。(それでも、3~5個は平気に頂きます。)


   そんなに努力しても、好意は得られるものの、

   甘酸っぱい恋に発展するようなポイントは、1ポイントも得られないので、

   意外と大変な学園ライフを送っているようです。


   健気に頑張っているのですっ!



 ・ 遠くで、頑張る弟さんが気になって、

   よく学園を空けています。


   その時は、妹さんのアリサ副会長さんが、

   代理を務めているようです。


   学園に長期滞在したい時は、

   愛らし過ぎる弟さんに、試練を与え、


   涙を堪えて、弟さんの成長の為、

   面白そうな難問を浴びせてきます。



 ・ ためぞうを、どハマリ人生から、

   見事に立ち直らせた立役者さんですが、

   特に、その事を口にする事無く、

   温かな感じで、見守っている感じです。


   多くを語らない方が、より好感を得られる事を、

   知ってか知らずか、

   いい意味で、ためぞうを応援して、


   ついには、「ためぞうさんを応援しようよ。」の会の、

   会長まで勤めています。


   お花屋さんのファルさんや、マンションの管理をやってる、

   お姫様のローゼさんを強制召還したりもしましたが、


   応援に関しては、皆で一致団結しているので、

   結束は固めです。


   アリス会長さん以外は、

   いついかなる時でも、機を見て抜け駆けるつもりのようです。



 ・ 数多の誤解を受けている会長さんですか、

   根は純粋で、優しい方なので、

   早く、いろんな誤解が解けるといいと、応援したくなっちゃう方です。



 ・ 正直、役目を変わってもらえる方がいれば、

   早く変わってもらって、青春したいと願っていたりする、

   普通の女の子さんです。


   でも、定めに選ばれた者のしての使命を、

   一生懸命、頑張っています。




 日本の文明開化の地に、ほど近い長崎ドラゴンタウンに、

 『私立 聖クラウス学園』を創設した、

 学園の生徒会長さん兼理事長。


 学園の校長先生には、

 親戚のクラウスおじさんになってもらっていますが、

 その実権はアリス会長さんが握っていると、

 誰もが勝手に思い込んでいます。


 実は、悶絶難関学園として、

 各国の受験生たちからは、一目置かれていますが、


 なんと『普通科』なるものが、こっそり存在していて、

 そこの入試難度は、普通です。


 そこは、女子校区画にあるので、

 ためぞうたちは知りませんが、

 よく入試案内を呼んでいると、

 CMの下の方に出るような、ちっちゃい文字で細かく書いてあるのです。


 うっかりさんは、どうもそこを呼んではいないようです。


 ちなみに男子校区画もあるので、

 男子の普通科入学も可能です。


 こちらは、校舎が完全に独立していて、

 同じ敷地には立っていませんが、試験の難度は普通です。


 一発当てたい人や、立派なエリート(主に戦士系。)となる事を夢見る若者が集い、

 運や実力次第で、


 戦士科、軍師科、オペレーター科、パイロット科、

 帝王学科、トレード学科、マンガ・イラスト科、小説・原作科、花嫁修業科、営業科などなど、


 聖クラウス学園内にある、

 多岐にわたる特殊学科(全て本校にまとめてあります。)に、編入可能です。


 普通科も、他の学科も、

 大学院の修了課程や、博士号の獲得、各種免許の取得など、

 目的に応じた資格を得るまで、在学可能なので、


 入試資格に年齢制限は、ありません。


 でも、変態行為はエキスパート以外は即退学となりますので、

 人に迷惑をかけない、傷つけないというのが、

 大前提の校則となっています。


 免許は大型二種免許から、航空機のパイロット免許、

 大型船舶免許、漢字検定、


 そして、こっそり宇宙飛行士検定まであったりします。


 各種空港(福岡ジェット空港、佐賀がばい空港、

      長崎ユニバーサルちゃんぽん航空、熊本肥後もっこす・クマLOVE空港、

      大分各種温泉・直行便航空、宮崎サンシャイン・マンゴー空港、

      鹿児島・島津タイガー空港、沖縄リゾート・ゴーヤー航空など、


      大手、航空会社と提携。)が使用可能です。


 長崎ドラゴン港に、各種実習船(パラセーリングから、ヨット、漁船、フェリー、旅客船等々。)

 を配し、生徒の要望に応じて、長崎ドラゴン造船所から、

 様々な船舶をロールアウトする事が出来ます。


 国際的大企業、亀吉インダストリーのお膝元とあって、

 各種車両も船舶も航空機も、

 即日手配出来る、謎の学園です。


 実は、こっそりドラゴン港に、

 二隻の大型宇宙船を停泊させています。


 入学してからの、学園生活は、

 とてもゆるい感じで、

 テストはとんでもなく難しいのですが、

 ある教諭の講義を受けると、

 97%の答えを教えてくれるので(講義とテスト内容が異常に被る)、

 40点の赤点は、余裕で免れる事が出来ます。


 スマホ配信の授業もあるので(約5分のスピード講義)、

 ○ × ほぼ問題しかないテストでは、

 バツグンの安定感です。


 ○ × の50%なら、余裕と、

 適当にテストを受けてしまうと、

 恐ろしいサイクロンの吸引力で、全て外します。


 普通科以外の生徒は、

 各種、冒険の扉が使用可能で、

 いつでも実戦の経験値が取得可能ですが、

 挑む難易度は自己責任なので、


 失敗すると、回収班という特殊訓練を受けたチームに救われて、

 結構、法外なサルベージ料金(蘇生料金)を取られるので、

 お財布との相談は、意外と大切です。


 学園には責任があるので、

 必ず回収してくれますが、納金未納の場合は、

 退学も有り得るので注意が必要です。


 生徒会のお手伝い等で、ポイントを稼ぐと、

 支払いに利用可能ですので、

 学園の為に、廊下をピカピカに磨いたり、

 校庭の草むしりなどをして、いい事すると、


 充実感とポイントが、両方得られていい気分になれます。


 ポイント3倍、5倍、10倍デーは、

 激しい争奪戦になるので、

 泊まり込みで、挑む生徒は少なくありません。


 その時は、バーベQイベントや、

 キャンプイベントも行われ、

 出会いのチャンスでもあったりしますが、


 校内での不純異性交遊は、

 優しいアリス会長さんに、余計な悶々とした気持ちを与えかねないので、

 特に、注意が必要です。


 何処に在るかさえもわからない、

 ヒゲ親父の説教部屋に、強制連行され、

 指導を受ける事も、たまにあります。


 帰って来た生徒たちは、

 そのほとんどが硬派一直線になって、

 学ラン姿のほぼ別人と化すので、


 一体、どんな教育受けたんだよっ!! っとツッ込みたくなる変貌ぶりに、

 誰もが、恐怖を抱かずにはいられません。


 教師たちは、新任のエリナ先生を除いては、

 かなり空気に神経を使っています。


 学園は非常に見晴らしの良い、

 少し切り立った、小高い山の上に在り、

 その高さまで立てられた、商業ビルと、

 連絡通路で結ばれています。


 なので、学園の生徒はその商業区画で、

 実習を行えますので、

 即戦力の社会人として通用するように、色んな事を学べます。


 学園生活は、かなり平和な日々が過ぎていくので、

 意図してイベントを企画しないと、

 待っているだけでは、なかなか甘酸っぱい経験はできないですので、


 そこら辺の根本から、試される、

 自由な校風となっています。


 企画力、実行力、

 そして、生まれ持った才能や、美貌、

 資産力など、


 努力次第では、

 それらを手に入れる(良縁に恵まれる)事の出来る、

 夢のような学園生活を送ることも出来るのです。



アリス会長さん「よい学園ライフを送って下さいねっ。


        素敵な想い出になれれば、いいなって願ってます。」



アリサ副会長さん「青春したいんと、ちゃいまっかー?


         裏技とか使こたらどうですのん。」


アリス会長さん「・・・。


        セントラル大阪に行ってきたからって、

        旅行気分で浮かれて、

        副会長職をおろそかにしているなら、


        もう一人の副会長のサフィリアさんにお任せして、

        貴女の最愛の弟さんのいる、

        あの場所へと連れて行ってあげますが、


        荷物の整理は出来ていますか?」


アリサ副会長さん(仮)「おうっ!?

            書類が溜まったままでしたーーっ!


            ああ、忙しいなぁ!!

            ひゅるるるぅる~~~♪」


アリス会長さん「はい、でしたらお願いしますね、

        アリサさん。


        それでは、ごきげんよう~。」

『ためぞう』

2016年08月10日 19時35分33秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『ためぞう』


 (DF2のためぞうの弟。

  親父さんが、名前付けるの適当すぎた・・・。)



 ・ 身長は日本人の平均値。


 ・ 史上最高の生存力と、逃げ足を誇る(自称)。


 ・ 近年、更生して、

   がんばれるヤツになった。




 本来、ストーリーすら完結していない、

 『元祖 ためぞうの冒険』から、

 奇跡的に、復活。


 「二代目 ためぞう」として、

 チャンスに溢れた甲斐・信濃の地に、

 生を受ける。


 偉大なるお父さんと、

 誰からも、いつも比較され、

 次第に性根が歪み、髪を金髪に染めたりして、

 グレてみたりした。(かまって欲しかった。)


 『ひがみ』、『妬み』、『大ボラ吹き』の、

 三大ダメ男として、

 父の遺伝のパワーと、実家の力に頼って、

 特に何もせず、だらだらと生きてきた。


 当時の趣味は『覗き』。


 主人公を目指していた事も忘れかけていたが、

 何を思ったのか、勇者になりたい一身で、

 魔王の庭に勝手にあがり込み、


 どギツイ説教を食らった上に、

 戦って倒されるか、

 使いっ走りになるかの選択で、


 無難に、子分になる道を選んだ。


 それからは、魔王の四天王として、

 およそ五千年もの間、

 セコイ悪事を働いては、

 暴れん坊大将辺りに、成敗される日々を送る。


 が、懲りずにコツコツ積み重ねた悪事で、

 もはや、勇者になりたい冒険者どころか、

 公園のガキにも相手にされなくなった。


 そこに魔王軍四天王としての、

 風格など存在せず、


 堂々と、街中を歩けるような、

 空気のような存在として、


 夜霧に紛れて、女湯を覗いていた所を、

 また暴れん坊大臣辺りに成敗されて、

 山のような敗北を築き続けた。


 運がよかったのは、その暴れん坊が、

 将軍様ではなかった事で、


 あんな大物に成敗されていたら、

 今のためぞうは、なかっただろう・・・。


 当時から、びみょ~に悪運というか、

 ピンチにラッキーを引く力は持っていたようだ。


 鳴かず飛ばすの人生が続いて来た彼だが、

 転機は突然訪れ、


 キラメキな方向へと、流されていく事になった。


 世界美少女ランキング1位を、

 更新し続けている、


 聖クラウス学園のアリス会長さんに、

 気に入られ、


 そこで人生の全ての運を使ったと言っても過言ではない、

 学園ライフがスタートする事となった。


 まるで生まれ変わったように、

 年齢が16才となった、ためぞうは、


 長崎ドラゴンタウンに住む、

 エリスねーさんの家に、気が付いたら住み着いていて、

 その弟分として、上手いこと収まったのである。


 数多の詐称疑惑の中、

 ギャラクシー級の狭き門を潜り抜け、

 用意されていたように、聖クラウス学園の三年時編入が決まった。


 その受験難度は世界屈指で、

 100点満点の問題では、

 最低500点は取らないと、合格ラインにも達しないという、

 偏差値450オーバーの、

 有り得ない狭さの、窮屈な門の先に在るとされる、


 新世紀・覇者伝説的な学園であった。


 人生が、360度以上変わった ためぞうは、

 まるで、スーパーデトックス効果のように、

 溜まりに溜まった、悪い老廃物が浄化され、


 甘酸っぱい青春、真っ只中の、

 青くさい男子学生へと、見事に転身を果たす。



 今の彼の目標は、

 『世の中の為になるコト』と、立派になり、

 キラメキ青春ライフを夢見て、


 夢落ちで終わらないように、細心の注意を払って、

 バイトに学業に、精進する清清しい人生を送っている。


 とても、丸くなったし、

 優しさと痛みのわかる、いいヤツになったのです。



 今、最も気にしているのは、

 変な冒険に旅立って、


 「今まで、応援ありがとうございました。」という、


 いわゆる打ち切りな展開に、恐れを抱き、

 慎ましくも、健気な生活を送っている。


 誰から見ていなくても、頑張れる、

 努力家になった事には、


 おねーさん的立場にある、

 エリスさんも、驚きを隠せないでいるという・・・。



エリスねーさん「す、すげえな!! ためぞうッ。」