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ダークフォースDFと続きに仮セカンド。Twitterは @14ayakosan 新規とDF追加再編です

日記 7・31

2014年07月31日 18時57分16秒 | 日記
ためぞう「こんばんは、ためぞうです。」


・うどん

・ハンバーガー

・おにぎりさん


ためぞう「涼しいイベントがいいですね。

     かき氷、早食い大会とか、

     食べすぎは注意ですが。

     シロップは多めに揃えたいと思います。

     流しソーメンもいいですね。

     滝のある近くだと、雰囲気出そうです。」

 ためぞうは、

 夕方はだいたいスーパーに行ってます。

 ポイントはためぞうの自由に使えるので、

 ポイントデーには、よく見かけます。

ためぞう「近いうちに、レオ先生たちと、

     男メシやりたいですね。

     グリルで豪快に好きなの焼いて食うのは、

     ちょっとかっこいいです。

     とうもろこしを、焼きもろこしにするの好きです。

     キッチンのほうでも、カレーとか作ってみたいですね。

     夏はカレーのためぞうです。」

 ローゼさんと、リンカさんと、ハインさんがやって来ました。

ハインさん「ためぞうは、スーパー大好きだな。

      ためぞうに付いて回ると、お得品が買えると思っている、

      元師匠のハインです。」

リンカさん「料理、出来る子になりたいので、

      ついて来ました。

      ためぞうさんのように、身近な食材を、

      美味しく変えられるように、

      そちらのコーナーを見てみようと思います。」

ローゼさん「あっという間に、

      7月も31日ですね。

      これからも、仲良くしてくださいね。」

ためぞう「はいっす!」

ハインさん「ビーチイベントとかないの?

      勝手に行ってるけど、

      夏はこれからだぞ。

      ワンダさんだっけ、

      サフィリアさんラブの船長。

      あの人が、船貸してくれるだろ。

      田中さんたちは、エリスと仲いいから、

      エリスを尊敬している船長たちが、

      プライベートビーチに、

      乗せてってくれるんだって。」

リンカさん「そういうのには、乗っかりたいですね。」

ローゼさん「いいですね。

      マンションから見えるビーチに、

      今度、三人で行ってみましょうか。」

ハインさん「レオクスさんは、いた方がいいぞ。

      料理、プロだからな。

      うーん、やっぱりエリスがいると楽だよな。

      ためぞー、エリスによろしくー。」

ためぞう「それは別にいいけど、

     特売の前に油断してないか?」

 お客さんが増えてきました。

ローゼさん「はっ!?」

 セリスさんと、

 ファルさんがいます。

ためぞう「どもっす!」

セリスさん「どもですー。」

ファルさん「今日も、お疲れさまです。」

 ためぞうの手前、

 二人は、にこにこしています。

ローゼさん(頼もしいですよ、ためぞうさんw)

 みなさんで、仲良くスーパーでお買い物をしました。


ローゼさん「インドアな生活の多い私ですので、

      こういうのは、楽しいですね。」

セリカさん「だよね。」

 セリカさんがそこにいました。

セリカさん「久しぶりのシャバなんで、エンジョイしてます。

      眠り姫は、寝てる間が困るよね。」

ローゼさん「ええ・・・、

      他力本願なのがちょっと困りますね。

      スティックノリきれた時とか、

      買いにいけないんで。」

セリカさん「お互い、退屈で苦労したみたいですな。

      ためぞうを鍛えてやってください。

      楽ができるからです。」

ローゼさん「もちろん、導きたいとは思っていますよ。

      セリカさんのご期待に添えるものかどうかは、

      別ですが。」

セリカさん「そん時は、強い人とトレードで。

      リンカちゃんとか、エイルさんでもいいよ。

      ハインさんは躾けられそうなのでパス!」

ローゼさん「フフッ、

      よいお友達になれそうですね。」

セリカさん「マブダチーYO!

      オレタチ、マブダチYO!

      チェケラ!!」

ローゼさん「い、いきなりラジカセ担ぐんですね。

      ヒップホップ、好きですよ。」

セリカさん「趣味は合うね、

      またねー。」


ローゼさん「またですー。

            ^-^」

日記 7・30

2014年07月30日 18時37分58秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
アリサ副会長さん「こんばんはー、

         うなぎ食べてない、

         妹のアリサです。

         (せいろ蒸し大好きです。)」

 おそばは、食べました。

 そーめん、食べました。

 スイカ、美味しそうですネ。

アリサさん「えっと、

      とりあえず、

      初めまして、アリサと申します。

      セカンドからの新規になります。」


 セカンドからは、

 世界の中心に、『アリスアリサ』という女性がいて、

 その人の代わりに、研究を続けている、

 日本人の少女ということになってます。


 漢字では、亜理沙さんですね。


アリサさん「設定では、お父さんはドイツ人の養父で、

      ミルザ=クラウス16世さんです。

      学園の校長先生ですね。」


 (ややこしい話しですが、 ここは略でw

  ミルザ=クラウス一世さんは、ヒゲAのバルマードさんです。

  ヒゲAさんは、DF1、DF4、DFセカンドで登場なので、

  二回、転生しています。)


アリサさん「ラスボスといいますか、

      エンディングあたりくらいでしか登場しないはずの、

      姉のアリス会長が、結構出ていますので、

      番外編なので、ありかとは思うのですが、

      本編での出会いが、

      「あ、会長さんか。」

      くらいになるではと、

      予想しております。」


 『想いの力』について。


アリサさん「エンディングのタイトルですね。

      ここで使っちゃったので、

      新規にやるしかないですね。」


 なんとなくの意味なのですが、

 ビジョンは、ぼやけています。


 戦う理由は、守ることが前提にありまして、

 それは、友人や家族や、恋人だったりするわけでして、

 純粋に、理由が要らない条件が、

 そこにあるんじゃないかなと、いうことで、

 想いの力になっております。


 強く願うその先にあるものの答えは、

 帰る場所であり、守るべき場所なのかなと、

 そんなイメージでとらえています。


アリサさん「私の日記は、

      解説になりますね^^:

      おいもとか、たこやきとか、

      おいしい話題が希望です。

      柿ピー好きですよ。

      天才だと思います。

      コラボがですね。」

アリサさん「・・・ためぞうさんも、出てきませんね。

      いるんでしょ?」

ためぞう「ここにいますw」

 スーパーの買い物を、

 すこし大きめのエコバックに入れたためぞうが、

 出て来ました。

アリサさん「こんばんは、

      フラグが立たない方の妹のアリサです。

      姉と違って、好感度設定 1 はあるんですよ。

      80ぐらいにしときませんか?」

ためぞう「て、てきとーですね。

     そんなんでいいんですか?」

アリサさん「好感度の上限は10億なので、

      80ぐらいは、なんとか。」

ためぞう「そんなに高いんだ。」

 ためぞうは、エコバックの中から、

 バニラアイスを二個取り出します。

ためぞう「よかったらどうぞ。

     クッキー入りのバニラです。」

アリサさん「これ、おいしいですよね。」

 二人は、道端のベンチで、

 カップのバニラアイス食べています。

 ためぞうは、エコバックの中に、

 小型のクーラーボックスも入れてあるので、

 冷え冷えです。

 普段は、配達に使っています。

アリサさん「アイスのデリバリー屋さんみたいですね。」

ためぞう「牛乳たっぷり、アイスミルクを届けるのに、

     使っています。

     夏は、喜ばれます。」

 ためぞうは、スプーンで空気を混ぜながら、

 アイスを食べていきます。

アリサさん「通ですね。」

ためぞう「あ、こうやるとうまいんすよ。

     個人的にですが。」

アリサさん「エリスさんの夕飯の買出しですよね?

      たいじょうぶですか、お時間。」

ためぞう「余裕っす。

     軍師殿、あ、いや、

     アリサさんと買い食い、珍しいですからね。」

アリサさん「ありがとうございます。

      姉の方が、最近、よくためぞうさんに、

      会っておりますが、

      なかなか気軽に話せる人がいない方なので、

      どうかよろしくお願いします。」

ためぞう「あ、こちらこそ!

     会長さんには、お世話になってます。

     まともに目も合わせられないくらい、美人さんですよね。」

アリサさん「そうですねー。

      でも、結構、単純ですよ。

      甘い物がやたら好きで、

      ゆるいお人形とかも大好きですね。」

ためぞう「ゆるキャラと思われてる?」

アリサさん「それはないと思います。

      立場上、中立を保つ必要があってですね。

      えこひいきは、できないんですね。

      本人は、無理をして、

      『好感度そのものが、ありません。』

      状態を、維持していますが、

      コロっと、10億とかなりそうですね。

      一途ですから。」

ためぞう「むは・・・。

     今のオレでは、それは耐えれんので、

     もっとふさわしくなってからで、お願いします。

     うーん、それは、サフィリアさんや、レミーアさんたちにも、

     言えることなので、

     もっと、自分を磨かないといけないっすね。」

アリサさん「さすが、私の未来予測が見込んだだけはあります、

      あ、いえ、

      NGです。

      カットでお願いします。」

ためぞう「コスプレとか出来るんすね、

     すげー可愛かったっすよ。」

アリサさん「そうゆうお店が好きなもので。

      ホーネルさんとは、そちらのお店でよく会いますね。

      感想は、感謝感激であります。」

 エリスねーさんがやって来ました。

エリスねーさん「ためぞー、デートか。

        可愛い子、連れてるな。」

ためぞう「ん、腹減ったか?

     あ、こちら、

     セントクラウス学園の、

     生徒会副会長のアリサさん。」

アリサさん「ども、アリサです。」

エリスねーさん「おー、あの会長さんの妹さんか。

        ノルン姐さんのとこで、

        そういえば、写真あった。

        あ、エリスです!

        よろしくっす。」

アリサさん「よろしくお願いします。^^」

エリスねーさん「ためぞー、

        牛丼買って帰ろう、

        アリサさんも一緒においでよ。」

アリサさん「ありがとうございますー。」

ためぞう「牛丼もいいな、

     とり天丼あったよね?

     オレ、そっち頼もうかな。」

エリスねーさん「おう、どんどん買え。

        残りは夜食で、私が食うから。」

アリサさん「おじゃまします。」

ためぞう「うん、みんな来てるから、

     遠慮しないでね。」



アリサさん「では、

        またですー。 ^-^」

第二十六話 II 「想いの力 パート2 ラッキー発動!」

2014年07月29日 10時33分28秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十六話 II


   「想いの力 パート2 ラッキー発動!」


 あらすじ。

 早朝の牛乳配達で、ラウエルさんとの結婚話が浮上したためぞう。

 ラジオ体操の景品が、クラスチェンジしました。

 アリス会長さんと素敵な朝のひと時を過ごし、

 長崎ドラゴン魚市場へとやってきました。

 今日は、夏休み。

 明日も、良い夏休みでありますように。


ためぞう「・・・あらすじで、強引に、

     話しがまとまろうとしているのは、

     気のせいだと思いたい、オレ、ためぞう。」

 7の付く日は、ラッキーデー。

ためぞう「7月だから、7は付くよな。

     そのラッキーという言葉に何度だまされたかを思うと、

     警戒せずにはいられないが、

     せっかくなので、いい方にとらえよう。

     魚市場の、朝市辺りからの再開です。」

 レーナさんがやってきました。

 ぽわんとした感じの、ふわふわな金髪の、

 可愛い感じの女性です。

レーナさん「大人の女性ですよ、酒とかバッチリ飲みますよ。

      発泡酒がメインです。」

 レーナさんは、セバリオスさんの持ち家に住んでいます。

 セリスさんと一緒に、学園へとやってきました。

 魚市場は、大売出しののぼりが上がっての盛況です。

 ネコ船長とワンダ船長が、互いに意地を張っている為、

 立派な漁獲量を確保しています。

 近海のマグロとかオススメです。

ためぞう「らっしゃい!

     今日も活きのいいのがそろってますよ、

     奥さん。」

 ためぞうは、今日は販売をやっています。

 レーナさんは、独自の空気を持つ方なので、

 流されるとぽわぽわになります。

 かの『勇者』アレスティル候も、骨抜きにされました。

アレスティル君「されてないよー!」

 心の声は、気のせいでしょう。

 ためぞうは、第六感でピキーンとそれを感じたので、

 販売モードに徹しています。

レーナさん「おすすめは、何ですか?」

ためぞう「マグロとサーモンとイカとアナゴとか、すかね。」

レーナさん「お寿司のネタみたいですね。」

 ためぞうは、家庭で出来るお寿司セットを販売しています。

ためぞう「・・・強引に、流してくるな。

     この時間、寿司握っても大丈夫ですか。

     寿司飯に乗せるだけにカットして、パックに詰めましょうか?」

レーナさん「お茶があれば、朝から寿司一人前も余裕です。」

 ためぞうは、販売をリナさんに代わってもらって、

 お寿司の実演販売を始めました。

 結構、本格的にやってくれます。

 ためぞうは、こだわるヤツなのです。

 にぎり、一人前の完成です。

 カウンターは、未使用のまな板用の木を使いました。

 結構、いい値段がします。

レーナさん「あがり、いっちょう!」

 変な雰囲気になり始めました。

 先ほど、亀吉さん家であったラウエルさんもやってきます。

ラウエルさん「一人前、並よろしくね。」

 ためぞうは手際よく、握っていきます。

 カウンターにグリーンティーと、にぎり一人前が並びます。

ラウエルさん「ジャパニーズ、ファーストフード、最高ね。

       いただくある。」

 近くにいたおばちゃんたちも座り、

 五席あったカウンター席は埋まってしまいました。

おばちゃん「あら、おいしいじゃない。

      やるわね、若いのに。」

ラウエルさん「見所あるね。」

レーナさん「ためぞーさん、カンパチ。」

ためぞう「あいよっ!」

 すっかり乗せられています。

 ノルン姐さんは、

 エリスねーさんにサーモンを握っています。

エリスねーさん「サーモンうめーな。

        姐さん、ためぞうのとこ行ってやれよ。」

ノルン姐「ためぞうのヤツ、

     ここまでこの市場を愛してくれてたなんてな。

     よっしゃ、行ってくる。」

 一度、変な方向に進み始めると、

 なかなか抜け出せません。

 ためぞうは、新たな進路を開拓したようです。

ためぞう「対面販売ってのは、気持ちがいいな。

     でも、オレには修行が足らんので、

     もっと腕磨いてから、

     きちんと考えてみるよ。

     おお、ノルンさん来てくれたんだ。」

おばちゃん「あんちゃん、がんばんなよ。

      おいしいよ。」

レーナさん「お持ち帰りも頼みます。

      お昼ごはんにしようと思います。」

ラウエルさん「感動ある。

       情熱は伝わるよ。」

ノルン姐さん「好評じゃねーか、

       たまには、実演販売もしたほうがいいな。

       お寿司、浜焼き、かき氷、いろいろやろう。

       市場だから、氷はいっぱいあるんだよ。

       シロップは、レオクスさんに頼もう。」

 レーナさんの、変な空気に巻き込まれてしまいましたが、

 みなさん笑顔なので、ためぞうも満足です。


 ためぞうは、朝市が終わると、

 セントクラウス学園か、

 ファルさんのお花屋さんのバイトのどちらかに行きます。

 今日は、学園編です。

 登校日というわけでもないのですが、

 連日の猛暑続きで、生徒の数が増えています。

 学園には、最新のソーラーパネルエアコンが取り付けてあるので、

 日差しの強さに応じて、発電量が上がります。

 エネルギー変換率600%を達成した、

 アリサ副生徒会長さんの発明品です。

 学園内は、それなりに快適なので、

 アパートのエアコンを使いたくない、

 エリナ先生は、皆勤賞で通っています。


 何故か、夏休みなのにホームルームが行われています。

 3年J組の教室オンリーです。

 参加は自由なので、他のクラスや学年からも参加できます。

 エリナ先生は、

 伝えたいメッセージがあるようです。


 教壇の後ろの黒板に、

 丁寧に、いろんな夏の味覚の絵が描いてあります。

 そういうことは、熱心にやる先生です。

エリナ先生「夏ですね。

      暑いですね。

      先生は、打たれ弱いので、

      より快適な環境であるこの教室にいます。

      黒板は、先生のメッセージボードなので、

      用のある方は、後ろの黒板を使って下さい。」

 教室には、夏休みなのにそこそこ生徒さんがいらっしゃいます。

 生徒でない方も混じっていますが、

 エリナ先生は、そこはスルーです。

 差し入れがあったりすると、

 教室に設置されたままのスクリーンで、

 快適な位置で映画とか見れます。

 先生がまず手本となって、

 自由の素晴らしさを説いているようです。

 法も先生なので、怒らせてはいけません。

エリナ先生「山本 回る寿司王 貯蔵君。」

ためぞう「寿司っすね。」

エリナ先生「ケーキとかも回っているのが可愛いですね。

      先生は、お皿をいっぱい積むのも趣味です。

      時々しか行けませんが。」

 エリナ先生は、お花屋さんのファルさんの隣に住んでいるので、

 ためぞうもお世話になっています。

 ご近所さんみたいな付き合いです。

 先生はこうみえて、気の利く方なので、

 魚市場やお花屋さんの売り上げに協力してくれます。

 大口のお客さんを紹介してくれるのです。

 神の中の神である、セバリオスさんも、

 先生には逆らわないようにしています。

 セバリオスさんは、ためぞうの近くの席に座っています。

セバリオスさん「背後に、巨大なる『王』の存在を感じるのだ。

        話してみると面白い先生なので、

        これからも仲良くしてもらいたい。

        エリスに好感を持たれているのが、何より良い。」

 最近、みなさんに馴染んできたセバリオスさんです。

 サフィリアさんや、レミーアさんとも普通に話しています。

レミーアさん「やっぱ、すごいんですか、エリナ先生。

       大人ですか?」

セバリオスさん「設定が19才らしいので、そういう感じで語ると、

        年の割りに落ち着いてはいるようだ。

        あれほど美人なのに、男っ気がまるでない。

        コホン、そこは詳しくは語れないが、

        LV600の戦士に守られているとだけ言っておこう。

        凄まじく強い、銀河最強じゃないか。

        LVは同じでも、経験の差で、

        今の私では勝算がな。

        かの王とは、違う視線で世界を見ているので、

        問題はないのだが。

        私は無論、エリスを見ている。」

 正直な、セバリオスさんです。

レミーアさん「詳しく、わかったっす。」

サフィリアさん「大人だなあ。」

 どこが大人なのか曖昧ですが、二人は納得しているようです。

ためぞう「話しが変わってあれなんですが、

     2014 渚の君イベントは、

     どういう感じで進行しているんでしょうか?」

レミーアさん「はっ!?」

サフィリアさん「はう・・・。」

 その問いに、エリナ先生は答えます。

エリナ先生「はい、みなさん。

      スクリーンに注目してください。」

 エージェントさん達が設置したままのスクリーンを、

 先生は有効活用しています。

 くらげの映像がでました。

 ファンシーなぬいぐるみ的、くらげです。

エリナ先生「お盆を過ぎるくらいから、

      くらげさんとお友達でなければ、

      海水浴は、100%楽しめません。

      そこで、海水浴領とくらげさん領の、

      線引きが必要になります。」

 次に、近くのビーチのイラストが出てきます。

 マジックで線が引いてあります。

エリナ先生「この線の内側で遊んで下さいね。

      さされると、けっこう痛いですよ。

      先生もさされたことがありますが、

      その経験により、お話を付けて来ました。

      線の内側はたぶん大丈夫です。

      何かあったら、決着(ケリ)を付けに行こうと思います。」

 力強い発言に、みなさんは息を飲んでいます。

 先生が、何かの女王のように見えるのです。

 エリナ先生は、柿ピーをつまんでいます。

エリナ先生「えー、それでイベントの件なのですが、

      早く開催してもいいんですが、

      ちゃんと好感度上げてますか?

      これは、称えられるのが目的のイベントではなく、

      男性側の視点で申し上げるなら、

       「オレの好きなあの子が、

        あんなところでキラキラして眩しいぜ。」

      的な、思い出を作るのが目標なわけでして、

      賞やらトロフィーやらもらっても、

      置物以外の何物でもありません。


      伝えたい方に、貴女の個性を魅せるのが、

      最大の目的だと私は思っています。


      そこらへんの準備、

      大丈夫ですか?」

レミーアさん「はっ!?」

サフィリアさん「おお!!」

リンカさん「あっ!」

 みなさん、目からウロコのようです。

 まったくの準備不足でした。

エストさん「見せたい人がいるのはいい事だよ。

      同じように男子編もやってくれるんですよね?」

 エストさんも、柿ピーもらいました。

 ポリポリ食べてます。

エリナ先生「あるんじゃないでしょうか?

      学園行事が市役所さんと連携でやっている、

      変なイベントなので、

      生徒会長さんの気分次第でしょう。

      エストさんは、何か期待しているものがあれば、

      私から、アリスさんに伝えておきますよ。

      もぐもぐ・・・。」

エストさん「ウィルハルト王子様(二世)と、彩君と、

      グランさんとか、エイルさんとかでいいかな。

      目移りしちゃいますね。

      見るだけでいいんです。

      盛り上がればいいんです。」

エリナ先生「そうですね。

      先生も、わりとヒマしてるので、

      イベントはあった方がいいですね。

      縁日と花火大会も、二日おきぐらいで、

      やってくれるといいですね。」

ためぞう「ありがたみも、こずかいも薄くなるよ!」

 レミーアさんや、サフィリアさん、

 リンカさんたち女子は、

 作戦会議中です。

 大まかな打ち合わせは、エリスねーさんの家でやろうと、

 話しています。

ためぞう「この前、デパートで寝具コーナ見てた甲斐があったな。

     しょっちゅう来るなら、専用で買ってきてもいいよ。

     最近、田中さんと佐藤さんと鈴木さんが、

     ウチのねーさんと仲がいいから。

     泊まっていくこともあるかも知れないし。」

レミーアさんたち「エリス姐さんの布団で寝たいので、

         狭いほうがw」

ためぞう「そうね。

     でも、あって困るものじゃないから、

     ユッキーさんとファルさんと一緒に、見に行ってくるよ。

     そういえば、ラウエルさんが今日から仕事入ってるな。

     後で、ちゃんと挨拶に行こう。」

レミーアさん「ライバルふえるなぁ。」

サフィリアさん「まだ、夏は始まったばかりです、

        レミーアさん。」

リンカさん「そうですね、

      ゲームしながら話し合いましょう。」

 エリクさんと、リナさんと、

 ヒゲAさんと、ワンダさんはすごろくやってます。

リナさん「その時は、よろしくお願いしますー。」

エリクさん「お願いします。」

ヒゲAさん「エリクさん、強いねぇ・・・。」

ワンダさん「熱い戦いですね。

      サフィリアさん、応援してます!」

 3年J組のホームルームは、

 今日も平和です。


 ラッキー発動!

 ためぞうに、幸運が訪れます。

ためぞう「おう、いきなり来るな。」

 廊下へと出た、ためぞう。

 幸運の女神は言います。

女神さま「おめでとうございます!

     運がいいですね、ラッキーですよ。」

ためぞう「・・・。

     何処かで会いましたよね?」

女神さま「はい、願いを言いましょう!」

ためぞう「オレの願い、ユー誰?」

女神さま「却下でーす!

     チャンスはあと2回。

     言っちゃて下さいな。」

 女神さまとためぞうのやりとりは、

 他の方には見えてはいないようです。

 見ないようにしているようにも見えます。(周囲が気を使って、目を背けてくれています。)

ためぞう「アリス会長さんと、めさハッピーエンド。」

女神さま「残念、私のパワーを超えたラッキーは無理です。」

ためぞう「んじゃ、アリサ副会長さんとラヴラヴハッピーモード。」

女神さま「えーーー!? ちょっと待って下さいね、

     心の準備がですね。」

ためぞう「こんにちは、我が軍師、アリサ殿。」

アリサ副会長「ば、ばれちゃいましたか。」

ためぞう「コスプレは似合ってますよ。

     ビン底眼鏡取ると、ほんとに美少女さんですね。」

 アリサさんは、小道具を片付けています。

アリサさん「姉がいないときは、私が実行委員になってしまいますので、

      からかっているわけではないのですが、

      ためぞうさんなら、お付き合いいただけるかと思いまして。

      隠れキャラは、アピールしないと、隠れたままなのです。」

 ためぞうとアリサさんのやり取りを見守る影が複数あります。

 ホームルームに参加していた方数人と、古蔵さんです。

ためぞう「アリサさんも大変ですね、

     お姉さんがあれだけ凄いと、

     抜けられた時は大変でしょ。」

アリサさん「さすが、ためぞうさん。

      まさに、その通りです!

      姉なら、一言で全てが解決するのですが、

      私は、不器用なので、コツコツやってます。

      裏方なので、司会とか不慣れでw」

ためぞう「あれは勇気いるよな・・・。

     でも、出来ることがあったら、手伝うから、

     何でも言ってくださいよ。」

アリサさん「ラッキー! って、

      ためぞうさんのラッキーを私が使ってはいけませんね。

      普段、私は、セラさんやシノさんと生徒会室にいるのですが、

      同じメンバーである、サフィリアさんと、レミーアさんが、

      頑張っていらっしゃるので、ちょっと控えめに活動しております。

      みんな一気に出ちゃうと、好感度管理、大変ですよね?」

ためぞう「無理だ・・・。

     いまのオレには、スタミナがねえ。

     うなぎが足らねえんだ。

     今年は食べてねえ・・・。」

アリサさん「サブタイトルが、ラッキー発動なんですよね。

      取り合えず、幸運ゲットしてくださいよ。

      『想いの力』については、

      まったく語られていないと思うです。」

ためぞう「オレ、アイスもう一本とかの当たりでも、

     結構、ラッキーなんだけど、ダメかな?」

アリサさん「リアルラックで、それを当てるには、

      結構食べないといけないですよ?

      おやつは1日300円程度がよいと思います。

      女子は、カロリーも大事なのです。

      特例もありますよ、お出かけとか。」

 ビン底眼鏡をしていない、銀髪のウィッグをしたアリサさんを、

 他の方は、アリサ副会長さんだとわからないみたいです。

 演劇部の女の子と話しているようにも見えます。

 ただ、その子がとても可愛いです。

古蔵さん「ちょっと待ってな、吹き矢に矢が入ってないので取って来る。

     うっかりしてたよ。」

 古蔵さんの吹き矢は、セバリオスさんの拳で粉砕されました。

古蔵さん「ちょっと、それ高いのよ。

     マイオストに作ってもらった、ロングレンジDX吹き矢なんだから。

     予備はあるけどね。」

セバリオスさん「吹く相手を間違えてはいけない。

        確かに吹けば当たるであろうが、

        この世界の中心に向かって、矢を射るなど、

        破滅以外の何物でもない。

        南西の大覇王よ、そなたのそのチャレンジ精神は、

        一目置くところであるが、

        彼女にだけはやめておいた方がいい。」

レミーアさん「古蔵さんになくて、ためぞうせんぱいにあるもの、

       それが、きっと答え。

       気が付いたら、気になっちゃったみたいな、

       淡くて、温かい思い。」

サフィリアさん「古蔵さんから欠点を探すなんて、気の毒です。

        許してあげましょうよ・・・。」

リンカさん「ためぞうさん、雰囲気、バルマード様に似てるんですよね。

      ローゼ姫様が変わったのは、そこなのかな。

      古蔵さんに、ないとこ。」

古蔵さん「古蔵さん、かわいそうだよ!!

     もっと励ましてよ、天下取ったんだよ。

     がんばったんだよ。

     えー、今はその時の英雄の大部分を失っておりますが、

     一世さんのお力で、なんとかやっております。」

エストさん「古蔵さん、

      『ニュー ラッキー 新蔵さん』に変わったら?」

古蔵さん「ちげーよ!

     それ、別人になっちゃってるよ!!」


 アリサさんと雑談をした、ためぞうは、

 部活が盛んに行われている、グラウンドの方にいきます。

 陸上部女子に、ためぞうは挨拶をしながらトラックを通り過ぎていくと、

 その中に、こっそりローゼさんが混じって、青春しているのを見つけました。

ためぞう「これは、閣・・・ローゼさん、

     どもです。」

 連日の猛暑で、各部員さんも適度に水分補給しながらの練習です。

 午前中から、気温はけっこうあがっちゃいますね。

ローゼさん「ごきげんよう、ためぞうさん。

      ためぞうさんも部活ですか?」

ためぞう「駆け抜けるのって、なんだかいいですよね。

     ローゼさんのダイナミックは走りは、

     男子生徒には、ときめきですよ。」

 ためぞうは、ローゼさんやアリサさんの事を、

 なるだけ名前で呼ぶように気を付けてます。

 ためぞうは、陸上部、野球部、剣道部、水泳部のみなさんと仲良くやっていますので、

 時々、練習にも参加させてもらっています。

ローゼさん「トラックで風になったような気持ちになるのも、

      素敵なことですね。

      日々、造花に励んでいる私ですが、

      かけっことか、けっこう大好きです。

      出来れば、一番を取りたいです。」

女子部員さん「ローゼお姉様、麦茶入りました。」

ローゼさん「あ、ありがとうございます。

      い、一応、私の方が年下ですからね。

      ためぞうさんには、そこは誤解なきよう。

      おねがいしますね。

女子部員さん「ためぞうさんも、どぞ。」

ためぞう「おお、頂きます。」

 プハー! っとしみる麦茶です。

 よく冷えています。

 猛暑の日は、練習は適度がいいですね。

 女子部員さんたちは、

 ためぞうとローゼさんのトラック対決を期待しているようです。

ためぞう「一本、走らなければいけない視線が注がれております。」

ローゼさん「そうですね。

      私はその後、造花の内職に戻りたいと思いますので、

      一つ、走ってみましょう。」


 ためぞうと、ローゼさんの対決です。

 男子と女子の競争なので、ハンデが付きます。

 ためぞうは、10m後方からのスタートです。

 トラックは、100m。

 直線で、女子部員さんたちがきゃっきゃ言ってます。

 眼差しは真剣です。

 スタートの構えから、姿勢を起こすタイミングまで、

 ばっちり見届ける予定です。


   パン!


 というスタートの合図に、二人は一気に駆け出します。

 ローゼさんは、スタートからのトップスピードまでの姿勢が、

 とても完成されています。

 一方、後方から追い上げてくるためぞうは、

 スタートの技術は荒削りですが、前傾姿勢から、

 あっという間にトップスピードまで持って行き、

 そこからの走りはまるでアスリートのようです。

 軸がぶれず、身体の中心で地面を蹴るように駆け抜けていきます。

 ストップウオッチを握る女子部員さんの前を、

 ふたりは、ほぼ同着で駆けていきました。

 タイムは、11秒です。

女子部員さん「はや!」

 ローゼさんは、

 結構余裕な感じで部員さんからタオルを受け取っていますが、

 聞こえないように、ぜぇぜぇ言ってます。

 一方のためぞうは、全力疾走で地面に座り込んでいます。

 陸上部のマネジャーさんが手を伸ばすと、

 ためぞうはその手を取って起き上がります。

マネージャーさん「ナイスです!

         ためぞうさんの全力疾走は、

         いつみてもスカっとしますね。

         フォームは研究されたのですか?

         綺麗でした。」

ためぞう「あ、スポーツドリンク、ありがとうございます。

     むぎちゃも、こっちも、夏は特別うまいっすね。

     ああ、えっと、

     ねーさんがスポーツチャンネル契約してるんで、

     かじって見ただけです。

     練習不足ですいません。」

女子部員さん「ローゼお姉様の走りも見事でした。

       すごく勉強になります。

       ぜひ、教えてくださいね。」

ローゼさん「ええ、

      ハァハァ、(スタミナ付けないと・・・。)

      もちろんですよ。」

 ローゼさんは、ためぞうの方が気になっているようです。

 野球部のマネージャさんがやって来ました。

野球部のマネージャーさん「ためぞうさん、お願いします。

             ここでヒットが出れば、

             久しぶりに、練習試合に勝てます!

             勝ちたいんです。」

ためぞう「あ、はい。

     行きます。」

 ためぞうは、野球部のグラウンドの方に行きました。

 ローゼさんも、ちょっと付いていってみます。


 午前9時にプレイボールで、

 対戦相手は近くの工業高校です。

 根性ある方が多いので、スタミナが高く、

 相手ピッチャーの武田君は、九回表までを2失点で押さえています。

 110球の力投です。

 試合は2-2の五分。

 延長はありません。

 六回くらいから熱い戦いになってきたので、

 ギャラリーが増えています。

 九回の裏、1アウト 二塁。

 主審は、教頭先生です。

マネージャーさん「あの、キャプテン、

         ためぞうさんに来てもらいました。」

部長さん「これは、どうもためぞう君!

     だが、ためぞう君はウチの部員ではないからね。

     打撃力は抜群なのはわかってる、

     次の打席はピッチャーの自分なので、

     代打は送りたい。」

 その声は、マウンドの武田君にも聞こえています。

武田君「ためぞう君じゃなかね。」

ためぞう「先輩、お世話になってます。」

 武田君とためぞうは、お知り合いのようです。

 武田君はタイムを取って、メンバーを集めます。

武田君「勝負してみたい、

    打たせはしない。」

対戦相手の選手さんたち「武田さんに付いて行くっす。

            自分らがあそこでミスしなければ、

            武田さんの実力なら、

            甲子園いけたっすよ。」

相手監督「やってみなさい。」

 主審の教頭先生からもOKが出ました。

 ウグイス嬢が、選手の交代を告げます。

 声はどうも、事務のセリスさんみたいです。

ウグイス嬢さん「選手の交代をお知らせします。

        4番、上杉君に代わって、

        山本君。」

 ためぞうは、バットを強く握り、

 バッターボックスに入ります。

 相手の守備は、セカンドとショートがやや前に来て、

 外野はレフト方向に、少し穴があります。

 相手投手の武田君は、

 MAX147kmの豪腕です。

 ストレート中心に、スライダーとフォークを投げてきます。

 フォークはパスボールの危険があるので、

 ストレートとスライダーに、

 ためぞうは、的を絞っています。


   バンッ!!


主審「ストライク!」

 いきなり、ストレートが来ました。

 ためぞうのスイングは空を切ります。

 タイミングが合っていません。

部長さん「進塁打でいい、当ててくれ!」

 マネージャーさんは祈っています。

 続けて、二球、ストライクが来ましたが、

 判定はボールです。

 カウントは、1ストライク 2ボール。

 二塁ランナーは、1アウトなのでリードを大きく取れません。

 武田君は、けん制も速いのですでに、幾つかアウトを奪われています。

ためぞう(ここは勝負だ。

     ・・・ここでラッキーとか使ったら、

     オレはきっと後悔する。

     たぶん、スライダーは来ない。

     フルスイングして、芯に捕らえられる確率より、

     当てて、ヒットだ。)


   バンッ!!


主審「ストライクツー!」

ためぞう(速すぎて見えない。

     手前で伸びてくる感じで、空振りしてる。

     次も、ストレートだ。)

武田君「ここは、押さえさせてもらう。

    野球・・・楽しいな。」

 武田君が、ピッチングフォームに入ります。

 二塁は見ていません。

 ランナーも、その勝負を見ています。

 周りが、一瞬、しんと静まり返ります。

 武田君が、渾身の力で投げた球はストレートです。

 ためぞうは、ボールが手を離れる瞬間に、

 スイングを始めます。

 見て判断しては、遅れます。

 ためぞうには、ボールの軌道が読めました。

 意識して当てようとしても、

 身体がフルスイングしてしまいます。


   バンッ!!


主審「ストライクアウト!!」

 その日の最速のストレートに、

 ためぞうは三振を喫しました。

武田君「ありがとう、ためぞう君。

    一番、いい球、投げれた。」

ためぞう「勉強しました!」

 試合は、後続を武田君が抑え、

 2-2の引き分けで、ゲームセットです。

 選手はグラウンドで一礼して、練習試合は終わりました。

 ためぞうと、武田君は同郷です。

 いい再開だったと思います。

マネージャさん「ためぞうさん、

        ありがとうございました!」

ためぞう「期待に添えず、すいません。

     でも、楽しかったです。」

部長さん「ありがとう、ためぞう君。

     スイング、ずいぶん良くなってるね。

     いつでも、来てくれると嬉しいよ。」

ためぞう「はいっす!」

 試合を観戦していたローゼさんは、

 かなり感動していました。

 それを口に出せる性格ではありませんが、

 気分良く、造花の内職に戻っていったみたいです。

 ためぞうは、マネージャーさんからタオルを受け取ります。

 とても香りのいいタオルで、ふわふわです。

 ためぞうは、後片付けを手伝って、学園内へと戻って行きました。



 次回、ためぞうの冒険 第二十六話 III


   「想いの力 第三節 ラッキー継続中。」



ローゼさん「こんにちは、

      最近、黒幕さんたちが増えすぎて、

      うっすらしている、

      ローゼ、16才です。」

ためぞう「ども、お世話になっております。」

ローゼさん「ためぞうさん、

      見えない波に乗ってますね。

      これは、古蔵さんのおかげでしょう。」

ためぞう「そーなんですか?」

ローゼさん「古蔵さんという、

      比較対象が、貴方を輝かせています。

      ごんぶと寿命ロウソクが、

      最近まで、

      小さいのを合わせて、

      1万と70余年だったと思うのですが、

      謎のロウソクがどっしり追加されて、

      計測不明です。」

ためぞう「夢は、長生きです。

     ありがたいことです。」

ローゼさん「おそらくは、黒幕さんのどなたかが、

      追加したものと思われますが、

      支持率あがってるのは、ありがたい事ですよ。」

 この頃、すっかり丸くなった、ローゼさんです。

ローゼさん「造花作りにも、せいが出ます。

      これは、むやみに作っているのではなく、

      ある目的の為にコツコツとやっているわけですが、

      内緒にしても仕方ないので、言っておきますね。」

ためぞう「おおー、

     聞いたら、責任とか発生しませんかね?」

ローゼさん「責任、取っていただけますか?

      ウフフ・・・。」

 16才のわりに、魅力的なローゼさんの甘い言葉に、

 ためぞうは、コロっといってしまいそうですが、

 何とか、踏ん張っています。

ローゼさん「無から有を生み出すとか、

      言い回しがややこしいので、

      結果でいうとですね、

      魂の器の製作という作業に取り組んでいるわけです。

      奇跡の確率で成立する、魂の器、

      『ジュエル オブ ライフ』を、

      なんとか、自作できないかなと思いまして。」

ためぞう「よ、よくわからいですが、

     すごそうですね。」

ローゼさん「成功すれば、私は24時間働けます。寝れます。

      弟のウィルハルト(二世)と同時に動けるので、

      単純に言ってしまえば、自由になるわけですね。

      フリーダムですね。」

ためぞう「おー、それはすごい。」

ローゼさん「単一で存在できますので、

      結婚 → 家庭に入る 事が出来る、

      私にとっては、夢のアイテムですね。

      ファルベリアさんと、アリストさんも、

      お花売ってますよね。

      そこにヒントがあって欲しいと願っています。

      ためぞうさん、

      がんばって下さいね。」

ためぞう「がんばるっす!」

ローゼさん「その時は、二人でアパート借りましょう。

      ゆっくりですが、

      やさしい気持ちになれるといいですね。」

ためぞう「むは!

     も、目標にしますw

     いいなあ・・・。

     オレ、弱いなー。」



ローゼさん「では、またですー。 ^-^」

ためぞう「またです!」

日記 7・28

2014年07月28日 17時33分50秒 | 日記
ためぞう「こんばんは、

     ためぞうです。」


・うどん

・カツカレー


ためぞう「以上が、日記になります。」

 ためぞうは、最近、

 お花屋さんで働いています。

 大きな公園が近くにあるお花屋さん、駅前店です。

 ためぞうは、駄菓子屋さんのある、

 ちょっと小さめの公園にも良く行きます。

 おもむきがあっていいといいますか、

 学園のほぼ隣にある為、

 アクセスはいいです。

ためぞう「カードが付いてるお菓子が、

     いろいろあって、

     ラムネもうまいですよ。

     昭和な感じのする公園は、

     落ち着きがあっていいですね。」

 駄菓子屋さんは、

 なつかしい感じのお菓子が売っています。

 袋のかき氷もあります。

 ラムネはビンと、持ち帰りのプラ容器の二種類です。


 最近のお子さんのニーズに合わせて、

 新しいカード付きお菓子も置いてあります。

 野球カードチップスとか、おもちゃとガムが入った食玩も置いてあります。

 店内はわりとすっきりしたレイアウトで、

 たくさん欲しいときは、奥の方から持ってきてくれます。


 ためぞうは、スイカキャンディーと、

 ビンのラムネと、カード付きお菓子を2個買って、

 その小さな公園のベンチに座ります。

 木陰になっている場所を選んだので、

 そんなに暑くはありません。

ためぞう「バニラと迷って、スイカキャンディーです。

     近頃はありがたいことに、

     にぎやかな場所にいることが多いのですが、

     こうやって、静かにアイス食べるのも、

     のんびりしていいですね。」

 ホーネルとライっちさんとの約束もあり、

 ためぞうは、お菓子のカードを集めています。

 お菓子のウエハースが、ためぞうの後のおやつです。

 ためぞうは、すぐに袋を開けるので、

 出たカードを入れるバインダーも持ち歩いています。

 緊急用(遭難時等)のバターピーナッツまで入った、

 便利なカバンです。


 カードは、ノーマルカードが2枚でしたが、

 持っていないカードはちょっと、嬉しいです。

 ホーネルとライっちさんは、同じものが被りまくっているので、

 喜びで言うと、ためぞうが勝っているかもしれません。

ためぞう「対戦したら、負けるけどね。」

 ためぞうは、夏休みをわりとふつーに過ごしています。

 夏休み前と、たいして変化はないようです。

ためぞう「このあとは、スーパーの特売を狙って、

     割引ステッカーの貼られた商品を、

     購入予定であります。

     あらかじめ、目星を付けておいたやつが、

     おばちゃんたちに、よく持ってかれるので、

     運がいいと、夕飯はお寿司です。

     ゲットできない可能性はありますので、

     第二、第三希望くらいまでは決めてかかっています。

     おにぎりと、緑茶も好きです。


     エリスねーさんは夜食もするので、

     夕食、夜食分も買うです。

     ユッキーさんも、似て来ました。

     予算はもらってあるので平気です。

     特売でいかにお得に買うかで、

     今後のこずかいが左右されるイベントです。

     浮いた分はもらえます。」

 いつもなら、この時間はためぞうはゲームセンターにいるのですが、

 ロングバケーションでは、コインが持たないので、

 バイトを少し頑張っています。

 縁日イベントで、たこやきおごってあげたいときに、

 財布が軽いと、何かを取りこぼした気になるのです。

ためぞう「・・・。

     誰も出てこないな、

     今日は、ロンリーでもいいんだが、

     にぎやがさのありがたみは、

     思い知るなあ。」

 エストさんがやって来ました。

ためぞう「すぐ来たな!?

     あ、こんばんはー。」

エストさん「夏のエストさんです。

      ためぞーさんと、

      大して変わらない程度に、エンジョイしています。」

 エストさんは、ためぞうに手を伸ばし、

 ウエハース下さいと言いました。

ためぞう「あ、どぞ。」

 エストさんは、ウエハースを2個とももらって、

 それぞれ、半分こしました。

 クマゾーさんと、まりもんさんと、

 エストさんと、ためぞうの分です。

クマゾー「おお、おいしいのぅ。」

まりもん「優しさの味がするぜ!」

エストさん「もぐもぐ・・・、

      道は違えど、目指す頂は同じ。

      もぐもぐ、

      お互い、がんばろうね、

      ためさん。」

ためぞう「ああ、その通りだ。

     エストさんは、変わったよなぁ・・・。

     夕日が照らすエストさんの影が、

     かっこいいぜ。」

 そして、

 みんなで、スーパーの特売にいきました。

 一番星が、きれいですね。


エストさん「では、

      またですー。^-^」

日記 7・27

2014年07月27日 15時26分06秒 | 日記
エリスねーさん「こんにちは、

        エリスです。」

 エリスねーさんは、

 部屋でごろごろ、自分が表紙の雑誌を、

 ニヤニヤ見てます。

 変にみえますね。

エリスねーさん「しょーがねーじゃん。

        だって、ラジオ体操の景品で、

        これもらえるんだぞ。

        はんぱねーよ。」

 コレとは、

 シルバーのバイクの事を言っているみたいです。

 1980年製の国産バイクを、未使用のまま、

 企業ブースの展示に使っていたものを撮影に借りたものです。

 同バイクのフレームと予備のパーツで、

 エンジンだけが、新式に交換されていますが、

 仕様はすべて同じで、主催者の親会社さんがもう一台、

 組み上げてくれました。

 景品は、そちらの方になります。

 オリジナルと同じパーツで構成されたシルバーのバイクは、

 とてもカッコイイです。

 エンジン音も同じで、最高速度が上がっています。

エリスねーさん「おお、そういうことだったのか。

        速いのか?

        サーキット行きたくなっちゃうぞ。

        でも、乗りません。

        綺麗に磨きまくって、

        にやにやしてます。

        そこにあるだけでいーんです。

        なんか、どきどきするな。」

エストさんがやって着ました。

エストさん「おじゃましますー。

      暑いですね。

      干物になる前に、

      おじゃまして、メシでも誘ってもらおうかと、

      やってきました。」

ためぞう「おう、エストさんか。

     ねーさん、あんな感じだからほっといてやろう。

     麦茶でいい?」

クマゾー「ありがとうございますじゃ。」

まりもん「生き返るぜ!」

ためぞう「エストさんの周りは、にぎやかだな。

     麦茶、ボトルで持ってくるから、

     そこのプラカップ使って。」

エストさん「ウチのこたつ出しっぱなしだよ。

      エアコン効きすぎたときは、もぐって、

      時々、そのまま寝てます。

      ここのコタツは、

      果物完備ですか。

      夏みかん、いただきまーす。」

クマゾー「おお、これはいいみかんじゃぞ。」

まりもん「ご馳走に、なります!」

 日曜日だというのに、

 こんな感じです。

 ためぞうは、ときどき出かけては戻ってきます。

 お花屋さんや、レオクスさんのとこです。

 田中さんと、オペレーターズの鈴木さん、佐藤さんは、

 漁船のカリバーンV丸で、プライベートビーチです。

 サフィリアさんたちも、一緒です。

 しっかりした、グランさんとエイルさんと、

 マスコット的に、彩君まで行っているので、

 安心だと思います。

 引率が、エリナ先生なので、

 万が一、不埒な輩がいた場合は、

 もう世界で、その人に会うことはないでしょう。

 なんとなく、夏をエンジョイしてるっぽいです。

エストさん「エリスねーさんや、

      このまま、テレビで一日終えるのもいいですが、

      夏のメモリーを、

      ちっこくていいから希望するであります。」

 エリスねーさんは、雑誌を丁寧にラックに戻すと、

 コタツの上のみかんを食べます。

エリスねーさん「ごもっとも。

        浮かれても、自分から動かないとダメだよな。

        田中さんたちと、ビーチいけば良かったかな。」

エストさん「ぬおぅ・・・取りこぼしてる。」

エリスねーさん「でも、外はあちーよ。

        テレビでいったけど、

        ちゃんとしなきゃいかんよ。

        経口保水液みたいなの、あたし作れるから、

        エストさん、あとで持っていきなよ。

        一斗缶に作っていいかな。

        プロレスごっこに使っちゃだめだぞ。」

クマゾー「感謝ですじゃ。」

エリスねーさん「そーだなぁ、この時間から夏らしいって、

        どうやればいいの?

        午後四時だけど、メシにはちょっと早いよな。」

まりもん「花火なんかどうですかい?

     花火セットの方で、蚊取り線香もついでに。」

エリスねーさん「それ、採用。

        コンビニあるよな、メシの帰りに買って、

        ウチの庭でやろう。」

 ためぞうが、勝手口から出て行きます。

 家の裏に白い高級車が止まってます。

 運転は、セリスさんで、後部座席にセバリオスさんが乗っています。

 車内は、快適です。 エンジン5000ccはありそうです。

ためぞう「なんか、メシのあと花火するらしいっすよ。

     可愛いヤツですが、

     出会いの回数はこまめに稼いでおいたほうがいいかって。」

セリスさん「いつもありがとうございますー。」

 本当に情報が欲しいのは、セリスさんの方みたいです。

 エリスねーさんを世界の何よりも愛しているらしいです。

セバリオスさん「うむ、いい。

        どうやって参加しよう。

        押しかけるのも、適度にしておかないと、

        そういう社交的な勉強が、まだ私には足りない。」

ためぞう「自分、呼ぶっすよ。」

セバリオスさん「それは助かる!

        毎度の台詞ですまんが、

        ためぞう君は頼りになるなあ。」

セリスさん「そうですね。^^」

セバリオスさん「レオクス君もいいかな?

        彼とは、良き友でありたい。」

ためぞう「OKっす。

     連絡しとくっす。

     ではでは。」

 ためぞうは、エリスねーさんの家に戻っていきました。

 ユッキーさんもお花屋さんから帰ってきました。

エリスねーさん「お、おつかれ!

        お花はいいよなー。

        まだ、綺麗に咲いてるぞ。」

ユッキーさん「そうですねー。」

エリスねーさん「ちょっと早いから、

        亀吉さんとこのゲーセンいって、

        遊んで、メシ食いいこう。

        そのあと、花火な。

        それでいいかな?」

エストさん「いいと思います。

      仲間を増やしたいので、キャッチャーやるです。」

ためぞう「よし、それじゃ部屋片付けて、

     さっさ行こうぜ。」

 ためぞうたちは、五分くらいでお出かけしました。

 ゲームセンターで、おじさんとファルさんと会った、

 エリスねーさんは、ユッキーさんと一緒に、

 ボウリングを1ゲームやりました。

 ためぞうは、対戦ゲームです。

 リンカさんと、エリクさんと、クッキーさんと、リナさんで、

 仲良く、熱いバトルです。

 足らない人数は(8人まで可。)、

 オンラインで、ウィルハルト一世さんたちが参加してます。


 そのあとは、お食事に行って、

 花火セットで、ちょっとだけ夏っぽいことをしようかと、

 思っています。


エリスねーさん「これからも、よろしくお願いします。

        皆様も、よい一日を。


        では、またですー。 ^-^」

第二十六話 「想いの力。」

2014年07月25日 04時52分11秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十六話。


   「想いの力。」


 その日、ためぞうは少しだけ早く起きて、

 エリスねーさん家の庭に座っていました。

 ためぞうの朝はいつも早いのですが、

 あたりはまだ暗いです。

 熱帯夜でしたが、この時間はちょっと涼しいです。

 エリスねーさんたちと育てている小さな家庭菜園を、

 縁側にちょこっと座って見ながら、

 ためぞうなりに、いろんなことを考えていました。


 いまでは、当たり前になった、

 この慌しくも、楽しい日々。

 時間が過ぎていくのは、早いものです。


 変わろうとして、ここに来たわけではありません。

 最初は、変わりたくてしかたありませんでした。


 綺麗な女の子と素敵に話しを出来たら、

 それは幸せなことだろうな。

 女性の場合は、ケースが素敵な男性になると思います。


 そして、ためぞうはその目標は達成しています。

 いい思いとは、何でしょう?

 その素敵な女の子を彼女さんにすることでしょうか。

 そう出来たら、すばらしい事だと思います。

 ですが、いまのためぞうは、そうは思ってはいないようなのです。

ためぞう「そりゃ、嬉しいよ。

     信じられない出来事だと思うよ、

     だけど、ちょっと違うんだ。

     オレは、みんなと話してるのが楽しい。

     告白して、断られるのも怖い。

     でも、それが自然だと思うんだ。


     オレはみんなの中にいる。

     真ん中じゃないし、派手でもないけど、

     オレのしたことで喜んでくれる人たちがいる。

     これが今の、

     オレのがんばってる素直な理由。

     好きな人たちが嬉しいと、

     オレは、やる気が出るんだよ。」

 ためぞうは、こうして、牛乳配達のバイトにいきます。

 エリスねーさんと、

 そのエリスねーさんを枕に寝ているユッキーさんの、

 ずれたシーツを直して、朝食の準備を軽く終わらせて、

 ガレージにあるママチャリで出かけます。


 東の空が、ちょっとだけ明るくなっています。

 今日も暑そうな一日になりそうですが、

 元気でがんばる予定です。

 新鮮な朝の一杯を届けることに、

 誇りを持って牛乳配達です。


 とても早い時間ですが、ジェネシスおじさんこと、

 花屋のオーナーさんには、よく会います。

おじさん「おはよう! ためぞう君。」

ためぞう「おはようっす。」

おじさん「うーん、いい目をしているな。

     おじさん、ジョギングで身体を絞りたいんだけど、

     いつの間にか趣味になっちゃったよ。

     お花の出荷の準備は早めだから、

     身体をほぐすのには、丁度良くてね。

     一番の収穫は、君に出会えたことだろうな。」

ためぞう「こちらこそっす。

     おじさんから、学ぶこといっぱいありそうなんで、

     よろしく頼んます。」

おじさん「一滴の水が、水面の落ちると、

     その波紋は新たな、広がりを見せるとか言っても、

     ややこしいよね。

     きっかけは、どれも皆、

     きっと些細な、雫のようなものだよ。

     ということで、スポーツドリンクを希望します。」

ためぞう「あ、いっぱいあるんで、遠慮なく。」

 おじさんは、250mlの缶のスポーツドリンクを一気飲みしました。

 染み渡るうまさです。

 缶は、脇の分別ゴミのスチールにきちんと入ります。

おじさん「牛乳もいいが、おじさんポカエリアスずっと飲んでるから、

     うまいね!

     ありがとう、ためぞう君。

     また職場なりで会おう。」

 おじさんは、爽やかに去っていきました。

 見た目は、ほんとふつーのおじさんです。

 ですが、その背中は何処かかっこいいです。

ためぞう「見習わなくちゃな。」

 こうして、順調に朝の一杯を届けるためぞうが、

 最後に配り終えるのが、亀吉さんの家です。

ためぞう「ちぃす! おじゃまします。」

 今日は、先客がいました。

 亀吉さんと話しているのは、時差ぼけで朝が元気な、

 ラウエルさんです。

 時差が9時間ほどありますので、

 感覚は、午後過ぎといった感じでしょうか。

 きちんと正装して、長いプラチナブロンドを柔らかくおさげにしてます。

 バックに名札が付いていて、ラウエルさんの名前がカタカナで書かれていたので、

 すぐわかりました。

 思ってるイメージとは、ずいぶん違う感じで、とても清楚です。

亀吉さん「おー、そろそろ来る頃じゃなかかと、

     思っちょったよ。

     オイの友人のラウさんの娘のエルさんばい。」

ラウエルさん「初めまして、ラウある。

       エルでもいいある。

       亀吉師匠にご挨拶ね。

       お花屋さんで会うと思ってた よ。」

 清楚な金髪の美少女が、

 そういうラフな喋りをするのもギャップがあっていいかもです。

 ハーフさんらしいので、顔付きが東洋人のいい所と、

 西洋人の色彩や、パッチリした目元や端正なラインをあわせ持つ、

 とても完成度が高い、ためぞう好みの美少女です。

 これまた、朝からいい出会いがありました。

ためぞう「ためぞうです、よろしくお願いします!」

亀吉さん「エルさんは、彩色兼備の良かお嬢さんバイ。

     ためぞう君が、気に入ったなら、

     ラウさん(お父さん)の方に、

     オイが言っとくよ。」

ラウエルさん「ん?

       亀吉さんがオススメなら、結婚していいあるよ。

       ボスのボスだから、間違いないね。」

ためぞう「ちょ、飛躍しすぎw

     ゆっくりお知り合いになって、

     お互いが、気安くなれたら、

     そこから、お付き合いというのが、

     始まるんじゃないかと、

     マンガとTVの知識が告げています。」

ラウエルさん「気に入ったね。

       アリスト様が、目を付ける若者だけあるよ。

       私、十七だから、一つ上?

       姉さん女房も、悪くないよ。」

亀吉さん「さすが、ラウさんに鍛えられとるだけはあるたいー。

     投資が的確やね。

     まー、オイがラウさんに預かる立場っぽいけん、

     仲良くしてやってね。

     エルさん、ノリの人だから、冗談半分、

     でも本気半分やけん、

     軽く今日は受けとっちょって。」

ためぞう「おおお・・・

     選択肢が出たら『はい。』を、

     果たして、避けられただろうか。

     あ、それはそうと、

     牛乳とフルーツ牛乳、冷え冷え持ってきたです。」

亀吉さん「おー、待っちょったー。

     エルさんの分も置いて行ってねー。」

ためぞう「完璧っす。

     予備は、常に持ってあるっす。」

ラウエルさん「見所あるね。

       ボスの気持ちわかるよ。」

 こうして、

 ためぞうは牛乳配達から、次のバイトに行きます。


 今朝は、ラジオ体操に参加しているためぞうです。

 バイトは、そこで一緒のサフィリアさん、レミーアさんたちと、

 一緒に行きます。

 土日は、長崎ドラゴン魚市場は忙しいので、

 ためぞうは指名で呼ばれています。

 ノルン姐さんに、少しは信頼されるようになったみたいです。


 朝の体操は、起きるのが大変ですが、すこし気持ちがいいですね。

 十分に明るい朝日と、まだ涼しさの残るラジオ体操の会場。

 始めの頃より、参加者が増えてます。

 元気なのが、レオクスさんとセバリオスさんで、

 最近知り合ったグランさん、エイルさん、彩君の、

 皆勤賞を目指そうの会。

 エリスねーさんも、目指しています。

 そのエリスねーさん目当てで、サフィリアさん、

 レミーアさんが参加し、

 友達の、リナさん、リンカさん、

 ついでにエストさん、セリカさんもいます。

 エストさんは、セリカさんとくだらない話を、

 朝からやってます。

 彼女たち二人は、下心で参加しています。

エストさん「出会いを求めるエストさんです。

      ついでに、皆勤賞の景品ももらうつもりです。

      自分には不要な景品なので、何かの取り引きに使う予定です。」

セリカさん「あ、あれね。ナナハンのマフラー。

      仕切ってるおっちゃん(主催者)に聞いたんだけど、

      他の景品と交換してくれるらしいよ。」

エストさん「まじですか。」

セリカさん「マフラー非売品の、おっちゃんとこの主力商品の、

      復刻版らしいんだけど、

      エリスさんが雑誌のコメントでそれ言ったら、

      応募者が殺到して、大変なんだって。

      別の地域でもやってるみたいなのね、体操。

      それで、A賞、B賞、DX賞になったらしいよ。」

エストさん「A,BはいいとしてDX、何?」

セリカさん「うんとね、

      A賞が、乙女の美肌ケアのイオンミスト加湿器で、

      B賞が、最新ゲーム機の本体のどれか。

      あと、C~Z賞まであって、

      DX賞は、一人だけのMVP賞で、

      バイク雑誌の撮影に使用している、バイクがそのままもらえます。

      エリスさんと一緒に映ってるのね。

      話しが大きくなったんで、工場のおじちゃんが、

      意地見せたんだって。

      宣伝効果で、経費は回収できるそうですなー。

      ネットで調べたっす。」

エストさん「く、詳しいね。

      私は、普通に加湿器とかが欲しいかな。」

 エリスねーさんが、その話を聞いてやってきました。

エリスねーさん「あのシルバーのバイク、ホントにもらえるの!?

        カッコイイんだよ。

        あれにつられて、見に行ってたら、

        そのまま写真撮らされた感じw

        まじかー、

        あれ、ヴィンテージバイクだぞ。

        ガレージにあったら、磨きまくってたぶん乗らない。

        傷こええ。

        でも、眺めていたいなあ。」

ためぞう「オレがうつつを抜かしてる間に、

     結構なことになってんな。

     でも、オレ、気ままに参加してるだけだから、

     景品とは無縁だな。」

セリカさん「確かに、マフラーとかはハンコいっぱいいるけど、

      DX賞は、フリースタイルの方だから、

      誰でも貰えるチャンスはありますな。

      欲しい方が、かなり限定された一品ですが。」

 セリカさんは、ネットサーフィンが趣味なので、

 情報が細かいです。

ためぞう「まー、がんばってみるか。

     ないだろうけど、貰えたらねーさんにやるよ。」

エリスねーさん「おお、

        あんな至高のレアアイテムを、

        ためぞうはポンとくれるのか・・・。

        他人だったら、惚れてたぞ。」

 そのテンション上がったエリスねーさんの声を、

 王者二人が聞いていないはずはありません。

セバリオス「セリスに、教習場を紹介してもらうとしよう。

      メンテナンスは最高のスタッフをそろえるとして、

      そのバイクで黄昏に照らされる二人を想うと、

      まるで夢のような光景だよ。

      バイクも一台、ハーレーを買おう。

      目標が出来るというのは、これほど素晴らしいことなのか。」

レオクスさん「わ、私は専用ガレージ作ろうかな。

       景品貰えなくても、同じものを組み上げる覚悟で。

       免許、取りましょうよ。

       エリスさんさえ良ければ、三人で、

       浜を駆けましょう!」

セバリオスさん「おお、我が心の友よ!!

        きっと、君と私の青春はこれだよ。」

 違う景品もいけるということなので、

 それ目当てできているわけではない方たちも、

 ちょっとうきうきしちゃってます。

サフィリアさん「ウエスト強化のEMSマシンもあるんですね、いいなぁ。」

レミーアさん「自分は、プロ用のヘアアイロンのセット欲しいっす。

       アホ毛直すのに、ムース一本使うので、

       夢のようです。」

リナさん「あ、あの100メガロムの本体を、カセットごと貰えるんですか!

     中古でもまったく平気だと思ってましたが、欲が出そうですw」

リンカさん「景品が、ピンポイントで、

      誰かさんが欲しいものがチョイスされてますね・・・。

      私が欲しいのまで、ちゃんとあるです。

      貰えたら、籐の椅子と風呂桶とせんぷうきのセットが欲しいです。

      温泉気分ですねー。」

ためぞう「あれだよ、

     みんながやる気になってるんだから、

     いい事だよ。

     主催者、侮れんですな。」


 ためぞうは、ちょっとだけ早く、会場を抜けました。

 魚市場に行く途中、寂れた感じの空き地で、

 アリス会長さんの姿を見かけます。

 時刻は違いますが、この光景を見るのは二回目です。

 空き地はたしかに、目立たない場所にひっそりとあります。

 ですが、人の往来がない場所ではありません。

 正直、アリス会長さんはとても目立っています。

 誰も気付かないのが不思議なくらいです。


 この資材置き場のような狭い空き地でも、

 『彼女』がそこにいるだけで、

 世界が違って見えます。

アリスさん「おはようございます、ためぞうさん。」

 会長さんの座るベンチに、ためぞうは腰を下ろしました。

 気を付けないと、ミシっていいそうなくらい古い白のベンチです。

ためぞう「おはよーございます。

     学園のブレザーなんですね。

     どうして、みんな会長さんに気が付かないんだろ。」

アリスさん「ふふ・・・貴方がここに来てくれただけで、

      嬉しいですよ。」

 この空き地は、普通の人には感じることさえ出来ません。

 こんな場所があることさえ、知らずに日々を送っていることでしょう。

 ここは、会長さんの想いで出来た場所なのです。

 少し、寂しいのはそれが会長さんの心境だからでしょう。

 ですが、ためぞうがいます。

 会長さんは、この時、『点』から、

 『線』へと繋がったのです。

アリスさん「立ち寄りして、お時間は大丈夫ですか?」

ためぞう「はい!

     貴重な体験は、最優先です。」

アリスさん「そう言ってもらえるのは、

      なんだか温かくなっちゃいますね。」

 ためぞうは、緊張して会長さんと目を合わせる事が出来ません。

 隣にいるだけでも、相当、勇気を出しているのです。

 会長さんの頬がちょっとだけ、

 赤くなったように見えました。

 会長さんは、横にある小さな二つの箱を、

 ひざの上に、ちょこんと乗せます。

アリスさん「こういう話は、まだずっと先でいいと思うんですけど、

      つい、話しておきたくなりました。」

 綺麗な箱です。

 小さいですが、見たことも無いような細工のされた、

 カギのかかった箱です。

 手乗りサイズです。

ためぞう「きれーっすね、

     プリズムとかホログラムのカードみたいに綺麗っす。」

アリスさん「ありがとう、ためぞうさん。

      この箱は、いま、カギを外しました。

      一つは、開けていい箱です。

      もう一つは、開けないほうがいい箱です。」

 煌いているほうが、開けていい箱に見えます。

 艶めいている箱が、開けてはいけない箱のようです。

アリスさん「そう問われると、

      開けてはいけない方の箱が気になりませんか?」

ためぞう「・・・まさに。」

アリスさん「ためぞうさんは特別です。

      先に、中身を教えましょう。

      今度、氷菓子など一緒に食べましょうね。」

ためぞう「自分、気合いで作るっす!!」

アリスさん「ありがとう、ためぞうさん。」

 会長さんは、微笑みながら、こう続けます。

アリスさん「開けていい箱の中身は、

      今の時点での『未来』です。

      開けた瞬間から、それは、

      きっと色褪せるでしょう。」

ためぞう「おお・・・。

     開けないほうが、夢持てていいですね。」

アリスさん「はい。

      そして、こちらの箱ですが。

      『後悔』が入っています。」

ためぞう「そ、それは、開けたくないぞぉ。

     恥ずかしい、いやんなものまで、

     知られてしまうですよ!!」

アリスさん「そうですね。

      私も、この箱は眺めるだけにしています。

      こういった物が、

      この空き地には、いろいろあるんですよ。

      いいものもいっぱいありますので、

      いつか、明るい感じにしていきたいと思っています。」

ためぞう「後で、会長さんに花届けますよ。

     自分、いまバイトしてるんで、

     センスの方はすいません。」

アリスさん「やっぱり、貴方でよかった。

      あ、ノルン姉さん、待ってるんじゃないですか。

      行ってあげてください。」

ためぞう「ダッシュで行きます!」

 ためぞうが振り返ると、その空き地の雰囲気が、

 少しだけ明るく感じました。

 会長さんは、ためぞうの方を見て、にっこりしています。


 ためぞうは少し寄り道をしたというのに、

 誰よりも最初に、長崎ドラゴン魚市場に着きました。

 漁船の水揚げなどは、とっく終わって、

 セリを終えたノルン姐さんが、魚市場のみなさんと働いています。

 でも、ラジオ体操はとっくに終わっているはずなのに、

 サフィリアさんたちはまだ来ていません。

ノルン姐「おう、気合い入ってんな。

     私はてっきり、ファルさんに色香にやられちまったと、

     思ってたよ。」

 魚市場は、朝日に照らされて、

 すっかり明るくなっています。

 時刻は、6時半くらいといったとこでしょうか。

ためぞう「お花屋さんの仕事は、学ぶことがおおい。

     だけど、ここでの積み重ねが、

     きっといろんなやりがいを増やしてるんだよ。」

ノルン姐「ためぞう、大丈夫か?

     知恵熱で、倒れるなよ。

     私たちは、その場になって慌てるキャラなんだから、

     ご飯がうまい! さあがんばるぞ!

     でいんじゃね。

     でも、視野が広いのはいいことだよ。

     サーモン握ってやるぞ、マグロもな。」

ためぞう「やったー!」

 港には、謎の漁船が停泊し、その二つの船は、

 凌ぎを削って、漁獲高を競っています。

 事務の鈴木さんの乗っていた『エクスカリバーVII 丸』と、

 同じく、佐藤さんが乗っていた『カリバーン V 丸』です。

 ちょうど、その鈴木さん佐藤さんペアがやってきました。

 潮の香りの受ける美人事務員のユニットは、

 乗組員だけでなく、魚市場のあんちゃんたちのやる気になっています。

鈴木さん「ノルンさーん、この書類の決済って、これでいいですか。

     あ、ためぞうさん、みなさん、

     おはようございます!」

佐藤さん「私は、ノルンさんと一緒にいたくて付いてきただけです。

     みなさんおはようございます。

     料理はまだ未熟ですが、ノルンさんに習って、

     朝ごはん準備しますので、お口に合うと嬉しいです。」

あんちゃん「佐藤さん、鈴木さんの手作りが食えるんだ、

      やる気でるよな!」

漁船のクルーさん「その通りです、

         船に乗ってるときはレトルトメインだったんで、

         こんなに上手だなんて、感動です。」

 みなさんが盛り上がってるころ、

 サフィリアさん、レミーアさん、新人のリナさんがやってきます。

レミーアさん「せんぱい、一番乗りっすね。

       代わりに、ハンコもらっておいたっす。」

サフィリアさん「可愛い人、増えたなあ・・・。

        でも、私はがんばる!」

リナさん「社会勉強中ですー。

     いい友達がいて、良かったです。」

 みなさんやる気溢れてて、

 ためぞうの仕事まで取られちゃいそうです。

 漁船のクルーさんが、停泊中は荷物運びまで手伝ってくれるので、

 ためぞうは、朝市の準備の方にまわります。

 朝市で出してる、お味噌汁とかランチパックとかは、

 魚市場のみなさんの朝食と一緒に作っているので、

 調理なら、ためぞうに出番があります。


 ためぞうは、慣れた手つきで味噌汁を作っていきます。

 油アゲを細かくカットして、

 少し味が濃くておいしい長崎の味噌を、

 お魚のアラで煮詰めて、魚油でまろやかに甘く仕上げます。

 薄めにスライスされたたまねぎが、アクセントになっていて、

 たまねぎ苦手な人でも、おいしくいただける工夫がしてあります。

 これで、お味噌汁の鍋(2、30人前)は出来上がりです。

 仕上げに、わかめととうふと、好みでねぎをのせて完成です。

 ためぞうは、フライアー(プロ用の揚げ物器具。四角形が多いです。)があったので、

 からあげも作りました。

 トリや、魚、カレイのから揚げもあります。

 そのままでも、甘酢あんかけでもいただけます。

 その手際の良さは、板前さんのようです。

 レオクスさんとの料理研究の成果ですね。

ノルン「パク!

    おいこれ、うめえぞ、から揚げ。

    ためぞう、プロなのか。

    すげーよ。」

鈴木さん+佐藤さん「うわ、ほくほくですね。

          表面はカリっとしてますが、

          中はジュージーに包まれてます。」

 ほかのおばちゃんたちも味見し始めたので、

 ためぞうは、簡単に追加を作りました。

 レオクスさんのお店で、早いデリバリーが求められるので、

 フライアーを使って、素早く揚げていきます。

ノルンさん「道の駅ドラゴンの方にも置いていい?

      売れそうな気がする。」

 レオクスさんがちょうどいたので、

 助っ人に入りました。

ためぞう「おお、助かります。」

レオクスさん「いつも、お世話になってるからね。」

 レオクスさんの次元は、ためぞうのさらに上を行っています。

 手際がいいのはもちろんですが、

 空いてる時間に、サラダやサンドイッチ、

 倉庫に置かせてもらっていた材料を使って、

 モーニングティーのセットを完成させます。

 ドーナツとかも、澄んだ油の方のフライヤーで揚げてくれます。

 フライアーは違った揚げ物を同時に出来るのが便利です。

 ドーナツのトッピングは様々です。

ノルンさん「レオクスさん採用!!」

鈴木さん+佐藤さん「王子様ですねー。」

おばちゃんたち「毎日、来てほしいね、レオクスさん。」

レオクスさん「きょ、恐縮です!」

 一緒に来ていたセバリオスさんは、

 料理の素晴らしさを感じています。

セバリオスさん「ためぞう君、やるな。

        もぐもぐ・・・。

        私も、レオクス君に習って、

        出来る男を目指したいものだ。

        もぐもぐ・・・。」

 セリスさんがやってきました。

セリスさん「尺の関係で、第二十六話は、

      パート2に続きます。

      セバリオス様、

      タイトル選んでくださーい。」

セバリオス「選択の時が、来たようだな。」


 選択肢ですー。


・「エリスさんのいけない課外授業(モータース編。)」

・「エリナ先生のいけない課外授業(北極大乱闘編。)」

・「2014 夏。 エリスさんとビーチにて。」

・「2014 夏。 エリスさんと温泉。」

・「2014 夏。 エリスさんと、アルプスにて。」

・「エリスさんと、初めての想いで。」

・「第二十六話 パート2。 ラッキー発動!」


セバリオスさん「ぬおぉ・・・、

        選択肢がこれほどあっては、

        即決は無理だ。

        1つ、2つでも手間取りそうだ。

        もぐもぐ・・・。」

セリスさん「宿題にしときます?

      もしくは、レオクスさん辺りに、

      あたってみましょうか?」

セバリオスさん「猶予をくれ、

        すぐに決めるさ。

        7番だな。

        ラッキーに期待。」

セリスさん(無難なのを一ついれておかないと、

      無理を本気でしちゃう方なので。

      ゆっくり、ワインのように育てていくとしましょう・・・。

      うふふ。)


次回 ためぞうの冒険 第二十六話II


   「想いの力 パート2 ラッキー発動!」


レーナさん「おはようございます、

      無理して起きてる、

      お寝坊のレーナです。

      そろそろ、22、3才なので、

      アレスティル君いなくても、

      青春しといたほうがいいですよね。」

 レーナさん、金髪ほわほわの美人のプリエステス(女僧侶)さんです。

 レベルは、かなり高いです。いい意味で。

アレスティル君「ちょ、

        待ってw」

 アレスティル君は、主人公候補筆頭の『勇者』さんです。

 世界に、一人の存在なので、

 ためぞうの活躍度を下げない為に、留守番してます。

レーナさん「アレスティルさんは、とてもお優しい方です。

      私、大好きですよ。」

アレスティル君「!?

        そ、そうですか。」

レーナさん「ためぞうさんが、いまいい感じなんですね。

      花を持たせてあげてくれますよね?

      私は、大変、申し訳ないのですが、

      甘い物や、屋台や出店に心を奪われてしまいそうです。

      それでもいいでしょうか?」

アレスティル君「・・・だ、だいすき・・・。

        あ、はい!

        留守番、任せてください。

        完璧に守り抜いてみせますので!!」


レーナさん「どもです。^^


      では、みなさま、

      またですー。」

日記 7・24

2014年07月24日 17時30分22秒 | 日記
エストさん「エストです。

      猛暑なとです。

      暑い夏に、猛烈加えた、

      ホットな展開に、

      新家電のエアコンすら、悲鳴が聞こえそうなのです。

      しっかりお部屋は涼しいですが、

      通路に出ると、溶けそうです。」

 エストさんはアパートで一人暮らしです。

 いまは、一人ではありませんが、

 仕送りで生活しているので、

 ガンガン冷房効かせまくるのは、

 電気代が恐ろしい上に、故障原因にもなるかなって、

 エコモードです。

 夏休みなエストさんは、

 昼は、レオクスさんにお世話になって働いていますが、

 他にも、別のバイト探した方がいいんじゃないかと、

 思って、

 ごろごろしてます。

 お人形さんは言います。

クマゾー「わしが、鮭を取って来るから、

     心配しては駄目じゃー。

     心優しい、ノルンさんに、

     鮭、買ってもらうから、

     エンジョイするんじゃよ。」

 鮭取り名人のクマゾーさんは、

 ゆるいクマのお人形です。

 トロ箱、何箱も鮭を取ってきます。

 アラスカ、オホーツク、ベーリング海、

 海流にあわせて、ジャンプで取ってきます。

 上空30000メートルを飛行するクマゾーさんを、

 衛星画像で確認できます。

 獲った鮭は、クール便で届きます。

 相当な漁獲高なのですが、エストさんは、

 自力でなんとか切り抜けたいらしいので、

 クマゾーさんは、ノルンさんに口座を作ってもらって、

 船を買う貯金にしてます。

まりもん「すまねえ、エストさん、

     まりもの限界、超えて見せるから、

     何も出来なくてすまん!」

エストさん「みんな元気ならそれでいいよ。

      目標できたら、みんなでがんばろうよ。」

 エストさんたちは熱い友情で結ばれています。

 そこに、リンカさんが果物セットを持ってやって来ました。

リンカさん「こんにちはー。」

エストさん「おお、今日は薄いね、リンカさん。

      あがってあがって。」

 リンカさんは、可愛い服を着ていますが、

 いうまでもなく控えめです。

 リンカさんは、おじーちゃん子だったので、

 クマゾーさんが気になるようです。

リンカさん「おじゃましまーす。」

 2LDKのアパートは、居間にエアコンが効いて涼しいです。

 となりの畳には、エストさんの布団が敷きっぱなしなので、

 エストさんは、間仕切りを閉めました。

エストさん「フルーツとな!?

      お金もちー。」

クマゾー「ありがたいこどじゃ、

     梨、あるかのう?」

まりもん「バナナ下さい、

     体力付けたいっす。」

 リンカさんの持ってきたフルーツは好評でした。

 保冷剤の間に、シャーベットも入れてもって来たので、

 みなさんで仲良くいただきました。

エストさん「今日は、私の回でよかったのかな?

      会長さんとか、ラウさんとかの後でしょ。

      箸休め的な感じ?」

リンカさん「エストさんは、立派ですよ。

      何より、勇気と根性があるです。

      エストさんに期待してる女子は多いですよ。

      ポスト、エリスさんみたいな感じで。」

エストさん「異性にも慕われたいと思いますが、

      期待に応えられるように、

      精進して参りたいと思います。」

 サフィリアさんと、レミーアさんと、

 リナさんと、エリクさんもやって着ました。

エストさん「部屋、狭いよ。

      それでもいいなら。」

 エストさん家の居間は、にぎやかになってきました。

 クマゾー、まりもんは喜んでいます。

クマゾー「ギャルじゃ、夏じゃ。

     ええのうー。」

まりもん「目移りしちまうぜ、

     みんな、眩しいぜ。」

クマゾー「鮭でも、食わんかの?」

 アラスカ産 高級紅鮭を一本、

 クマゾーさんは、ひょっと取り出します。

 一万匹に一本取れるかどうかのレア鮭です。

みなさん「おおお・・・。」

 献立が決まりました。

まりもん「負けてられるかぁ!」

 夏なのに、高級マツタケです。何本かあります。

まりもん「きのこの友達から、分けてもらったんだ。

     オレの精一杯、よかったらどうぞ。」

みなさん「すげー。」

 季節感が、ちょっと先取りですが、

 みなさん、喜んでいます。

 台所が忙しくなりました。

 夏っぽさは、少なめですが、

 こういうのもたまにはいいですね。

 マツタケご飯と、紅鮭。

 そして、色鮮やかなフルーツがコタツテーブルにならびました。

 コタツは一年中あります。

 コタツで、寝ることもありますね。

 テーブルいっぱいに夕飯が並んで、みなさんで楽しくお食事です。

 ガールズトークに花が咲きます。

 ゆるきゃらさんたちは、照れながら、聞き耳立ててます。


エストさん「暑さに気を付けてくださいね、

      では、またですー。 ^-^」

日記 7・23

2014年07月23日 17時18分53秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
アリス会長さん「こんばんは、

        DFセカンドより新規の、

        アリスです。

        よろしくお願いします。」

 アリスさんは、丁寧にお辞儀をしました。

アリスさん「暑くなりましたね。

      私のところでは、夏雲の、

      おおきな入道雲が見えています。

      突然のゆうだちに、気を付けたいと思います。

      洗濯物とかですね。」

 アリスさんは、

 ためぞうの冒険編では、

 ローゼさん同様、

 丸い感じで行きたいと願っているようです。

アリスさん「いいですよね?

      甘い物を食べて、夏イベントに、

      少し出ちゃったり、

      縁日とかで、お面買って、

      リンゴ飴、頂きたいです。」

 甘いものは、正義。

 とまでは行きませんが、

 ケーキ、クッキー、お菓子全般を、

 こよなく愛しているアリスさんです。

アリスさん「今日は、第四の戦士以降のお話をする予定でしたが、

      せっかくの夏休み、

      こちらにいる時は、むしろ、

      お団子やお花の事が話したいです。」

 水曜日の夕方 5:30分は、

 まだとても明るく、

 少し赤みががったオレンジの夕日が、

 アリス会長さんの金糸の髪を照らしています。

 アリスさんは、駅前の公園にいます。

 かき氷のイチゴ練乳を買って食べています。


 そこに、先日、来日したラウエルさんが、

 やってきました。

 シャツにジーパンというラフなスタイルです。

 長いプラチナブロンドの髪を結って、

 三つ編みのおさげにしています。

 元気そうなイメージです。

ラウエルさん「初めまして、ラウエルです。

       貴女のような高貴な方に、

       最初に出会うのでしたら、

       もう少し、きちんとした格好がよかったですね。

       私の知っているアリス会長さんと、

       ずいぶん雰囲気がお変わりなので、

       声をかけるのに戸惑ってしまいました。」

 アリスさんとラウエルさんは、

 けっこう前からお知り合いさんです。

 会うのは初めてなのですが、

 彼女の立場はわかっています。


 (実体でいる彼女 アリスを、

  その目のすることが奇跡なので。


  絶対者 アリスは、敵の中心にいるので、

  多くのものは、消えていきます。


  アリスさんが守ろうとしても、

  敵があまりに巨大すぎるのを、

  知っているのは、ごく僅かです。

  彼女の側近と、

  『魔王級』との戦闘経験のある、

  四剣聖たちくらいなものなので。)


 ラウエルさんは、

 アリスさんの立場をとても気の毒に想っている方なので、

 そこを気を付けようと思いました。

ラウエルさん「突然、雰囲気変わってすいません。


       会長さん、

       餃子食べるあるか?

       にくまん、あんまん、いろいろあるよ。

       ごまもちの揚げたの、結構いけるね。


       いかがある?」

 ラウエルさんは、こちらも素でやっています。

 包みから、いい匂いのするパックを取り出しました。

 食べやすいように、個包装にしてあります。

 アリスさんは、本場の味にぐっと興味を惹かれます。

 二人は、木陰の涼しい場所のベンチに座りました。

アリスさん「まあ、うれしいです。」

 あんまんを、一口頂くと、

 口の中にふわっと甘みが広がります.

 甘過ぎず、こされたあんこがとってもおいしいです。

 生地はふあふあで、一気に食べちゃいそうです。

 ラウエルさんは、花茶を入れてくれました。

 木陰の気温は22~3度なので、

 少々熱くても、平気です。

 お湯は、魔法瓶に入っています。

アリスさん「すごいです、

      お店屋さんみたいですね。」

ラウエルさん「デリバリーは、合衆国では、

       ピザとの戦いね。

       ピザ大好きだけど、

       こちらの良さも伝えたいね。」

 二人の雰囲気の違う、金髪の美少女さんが、

 楽しそうにおしゃべりしてる光景は、

 絵になります。

 ファルさんは、お店すぐそこなのでいるんですが、

 相手が、アリス会長さんでは、歯が立ちません。

ファルさん「無理はしないようにしてまーす。

      ためぞうさん、ゲームセンターいっちゃって、

      ちょっとヒマを持て余しています。

      スーパーの特売を待つ時間にかかってきては、いるのですが、

      ラウさんがお土産持ってきてくれてるぽいので、

      ここは、ローゼさんと一緒にカラオケ行こうかと思います。」

ローゼさん「え!?

      今からですか。」

セリスさん「行きましょうよ、

      ロンリー三人組で、

      切ない歌、歌いまくりましょー。」

ローゼさん「きょ、拒否権ないですわね・・・。

      どうしましょ、間が持たなそうです。

      リンカさんは、バトルしてますし、

      誰か、適当な方を呼んで、

      マイクのローテーションを遅らせないと、

      採点が怖いですね。」

 ためぞうたちは、ゲームに夢中です。

 すると、そこにエストさんがやって来ました。

エストさん「こんばんはっす。

      カラオケですよね?

      一緒、いいですか。」

ローゼさん「ええ、歓迎です。」

エストさん「流れで、本格中華楽しめそうなので、

      そういう下心でやってきました。

      歌も、うまくなりたいです。」

 エストさんには、

 頼れるゆるきゃらさん達もついています。

 このメンツなので、語らずとも、

 その実力は伝わっているはずです。

ファルさん「お店、すぐ片付けちゃいますんで、

      先、行っててください。

      亀吉さんのカラオケやさんで会いましょう。」

 ファルさんは、素早く店じまいです。

 ローゼさんたちは、先に行って歌ってることにします。


 アリスさんと、ラウエルさんは、

 にこやかにお話しています。

 おもに雑談です。

 どうでもいい話って、楽しいです。

アリスさん「今日は、ありがとう、ラウエルさん。」

ラウエルさん「こっちも、楽しかったよ。

       ボスがカラオケって言ってるんで、

       一緒にいってみるよ。

       会長さんもいかないか?」

アリスさん「お、おじゃましようかしらw」

ラウエルさん「それがいいね。」


・うどん。

・チーズバーガー。


アリス会長さん「あ、そこが日記なんですね。

        では、

        またですー。^-^」