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本年もよろしくお願いいたします。 2018.1.2

2018年01月02日 13時54分52秒 | 日記
 2018年もよろしくおねがいしまーす!

 とはいえ、更新が止まったままですが^^:
そこそこのペースで今年は(同じ言葉で、19年に「今年は」は避けたいです……。)
更新できたらと思う次第です。

 月末にやってるゲームの更新が来るので、
2月はまったく期待できません><


 では、代弁の方をどぞッ……。

 突如として床からせり上がって来た、V12気筒の転送エンジン。
エコでない燃費で呼び出されたのは、ワゴンセールの年越しそばのカップ麺を手にした、
12年前にも使用したと思われる、おさがりの犬さん寝間着姿の、
だらしのない、名もなきエストさん……(仮)。


エストさん(仮)
「ゲームがよォ、したいんよォ、
ゲームにアニメ、ドリームキャッチャー、
遊んでないと、底浅なネタが、尽きちゃうよォ!
 
 YO~,YO~,YOォ~~ッ!!!」

 とリズムを刻みながら、その聞き手でポーズを決める、
ワンちゃん寝間着のエストさん(仮)。

 エストさん(仮)が借り物の正装で、
ポチ袋をおねだりに行くのは、買い物帰りや挨拶まわり、
宴会帰りでほろ酔い気分で、財布に穴が空きそうな、
そんな大人たちが、気がでっかくなったその時なのです。

 闇に紛れ、人に紛れ、親戚の子供たちに紛れて、
今年の生活費をチャージしまくるのです。




エストさん(仮)
「今年もまたそんな、ニセモノ的な扱いですか?

 ……まったく出番のない、心の友のためさん(主人公(風味?))よりはマシなので、
ヒゲが買ってくれたエアコンの付いた部屋で、ぬくぬくと過ごしておきますが。

 そろそろ画像の方も更新してくれれば、言うことはありませんな。」

 注)画像は使いまわしですが、エストさんとは無関係です。

エストさん
「ひゅ~るるるぅ~~♪(エストさんはごまかしも、やや古いです。)
宣材写真なんてそんなもんでしょ?

 パッケージ買いでさんざん騙された方としては、
たまにはそちら側という、世渡りの術でござるで私はOK。
(仮)扱いにしがない身には、(仮)の履歴書で十分とニューエストさんは夢の中でそう想うのです。

 人に夢とか書くじゃないですか、ローぜ姉さんにしても、
ためさん(古という名のパチもんもいる。)にしてもです。


 リアルに充実していいのは、ウチらの世界の中じゃ、
星を丸ごと買えるほどのリッチモンドで、
オマケに銀河最強LV600が付いてきたセバリオスさんやら、

 その影やら裏やら闇で、セバリオス会長の手のひらの上で踊らせて遊んでる、
美人秘書で最恐軍師のセリス先生ら、一握りのセレブ達で、
椅子は埋まっていますんでのぉ~。

 ……それに比べ、ほぼ同じ条件を達成してるのに、
いまだに薄幸で、根は素直なテレ屋さんで、秘めた淡い想いを告げられない、
マンションオーナーの薔薇姫さんや、
商店街を一気に活性化させた、お花屋さんの美人店長さんに比べれば、
持っているのに惜しい方たちを見るとです、ね。

 私が妄想で姫だとか思ってるとか、履歴書が赤点とか決めつけられようが、
何も持たない私が、暖かな部屋でお正月してる方が、
それでも何かが勝ってるとも言えなくはありませんな。
今年の初出は私なのがその証拠だと、
己の中にある、自慢の赤点知力が告げるのですよ。

 個人的に、他人と自分を比べる事に、
意味ねえなとか勘違いしてる私の方が、気楽ってもんです。

 年が明けようが、活力と歳は相変わらず16才な自分に、
(仮)程度が1つ2つ付いても、どうという事はないのですYO。」

 エストさん(仮)は、突如としてV12気筒搭載の転送エンジンによって、
最強クラスの地下迷宮へと強制的に飛ばされたッ!!

 史上初の迷宮踏破者となって、栄誉勲章と溢れんばかりの財宝を手に、
この2018年をよい幕開けにして下さいネッ♪

エストさん(仮)
「妥当な展開だと思って、準備はしてました♪」


 そこは都からは遥か遠く離れた、星の裏側の大迷宮の地下一層……。

 深淵へと繋がる魔界の門と噂され、
千年の歴史をかけても踏破する事が出来なかったその伝説の大迷宮には、
もう果敢に挑む者たちの姿もなく、かつて冒険者たちで繁栄した街も数世紀をかけ荒廃し、
劣悪な環境でもその地に適応した、魔獣たちが徘徊した事により、
近寄る者さえ、帰る事はない禁忌の地として、
強力な結界と地平に伸びるように建てられた、大地を隔てる堅牢な城壁により、
隔絶された世界へと没していたのです。

 年末年始の食べ過ぎで、増えた重さを武器に、
小腹の出たエストさん(仮)は、その極限のダンジョンへと放り込まれたわけですが、
その表情は余裕の笑みで溢れています。

 乾パンを喉に詰まらせ、貴重な飲み水でピンチを脱出した時の方が、
よっぽど青ざめて苦しいと言わんばかりに、
溢れ来る悪質な妖気を、どこ吹く風と錆びた石畳も気にせず、
ヨッコイショっと腰を下ろすと、そこには紛れて転送させた荷物が置かれていました。

 椅子替わりにしたのは、大きめの準備万端のバックパックです。
特殊繊維で仕上げられた滑らかなキャンプ用品は、
ダイヤモンドの100倍の耐久性と、数千度の炎にも耐え抜く、
ある王家の剣王が所有する物でした。

 年超す前にエストさん(仮)は、その身分を隠す薔薇姫さんのヒゲパパに、
「キャンプするから、使ってないなら貸して下さい。」と、借りた物で、
中には、それがあれば大概の冒険者が踏破出来ただろう! と、
ツッコミを入れたくなるような、極上のアイテムがバックの限界まで詰め込まれているのです。

 ヒゲのパパのような、大国持ちの天空のセレブには、
もうどれが贅沢品なのかもわからないのでした。

 気前よくエストさんのお歳暮としてくれた、
道の駅のバイトでもらった缶詰3個で気を良くし、
大晦日の赤白歌合戦を、大型8Kビジョンで仲間の中年ヒゲ軍師と共に、
ヒゲむさ苦しい夕げで、リッチなオードブルの中心に塔のように組まれた、
缶詰を眺めながら、これぞ庶民の醍醐味と、
勘違いしながら晩酌し、出張サービスの年越しソバの手打ちと共に、
エストさん(仮)から、初めて貰ったと思われる贈り物を眺めながら、
新年を迎えたヒゲ×2です。

 知力が無駄に97もある、ヒゲの軍師兼学園の先生は、
考えなくも、エストさん(仮)の行動が全てを見たかのように分かりましたが、
それを話題にする事はありませんでした。

 ヒゲの軍師は、かつてある小国の軍師として、
1000倍の領土と兵士を持つ大帝国相手に、圧倒的勝利を勝ち取り、
また、人間世界の為に魔王の招きに応じ、混沌とした闇の世界にその身を投じると、
闇の世界の統一までもたらし、人と魔の永遠なる不干渉という、
密約を成立させ、元の世界へと帰還した希代の軍師であったのです。

 ヒゲパパの方は密かに、さらに上を行く活躍を銀河規模での偉業を成し遂げています。
共に万民に讃えられるのを好む性格ではありませんでしたので、
それを知る者はごく限られた者たちのみです。

 ですが、平和な世が訪れるとヒゲ二人は格差の波に呑み込まれます。
ヒゲパパはその莫大は資金力で、配下や出来のいい長男さんが勢力を拡大し続け、
今もギャラクシー的レジェンドとして、フィクサー的立場の一人として、
数多の世界のバランスを担う一翼として、もう名声も資産も呆れるほどです。

 変わってヒゲ軍師の方は、平和な世に活躍の場はなく、
その突出した知力も、何故か持て余すように仕組まれました。
彼のさらに上を行く、最高神の一人とさえ讃えられるセバリオスさんの、
その究極の威光を影で支える美貌のフィクサー。

 彼女には、かのヒゲパパさえビビっているのです。

 相当過去のお話ですが、彼を国ごと困らせ、
ワインをテイストするかのような華憐さで、
大陸一の大国をその粉雪のように美しい指先で、持て遊ぶように転がし、
禁忌の酒に酔わされたようなトラウマを植えたのです。

 何もそんな過去を背負わされたのは、ヒゲパパ一人に限りません。
故に、彼女がほほ笑むその上にいるセバリオスさんは、
特に何もしなくても、ただ遊んでいるだけで、
誰からも一目置かれる存在として、いまもその影響力を拡大させています。

 美しい秘書の奥に隠されたものを、その知力97で感じ取ったヒゲの方は、
無意識にその能力に重たい鉄鎖を繋がれ、ごく限定された、
彼女を愉快にさせる行為にしか、発揮出来なくなり、
すっかり、落ちぶれてしまったのです……。

 そんな独り身に年末の寒波は辛く吹き付け、暖かさを求めるように、
明かりの満たされた家々を見つめては、余計に寒くなると、
カップそばにその手を伸ばそうとしたその時、
缶詰3個を手にした、もう一人のヒゲに、
「ヒゲ同士、どうだい?」
と、救われ無事に年を越せました。

 これは、エストさん(仮)の超越した危機回避能力により、
ヒゲパパに庶民の温もりを与え、莫大な対価を得た、
生存能力たくましい少女が、伝えてきた温度なのです。

 ぬくもりというものは、伝わっていくものなのですね。

 という経緯を経て、事前準備も万端に備えたわけですので、
ヒゲパパなら一発クリアの、特に脅威でもないダンジョンなど、
エストさん(仮)クラスの冒険野郎ガールには、そよ風吹き抜ける、
初心者用ダンジョンと変わりないのです。


 迷宮の一層で落ち着いた様子で準備する、正月気分のエストさん。
そして、丁寧に時間をかけてたたまれた、大切な犬さんのパジャマを、
冒険者御用達の馴染みの運び屋、ネコのマスクの古蔵さんへと託します。

 取り出した超硬度強化ハイブリッドチタン製の、
やたらと軽く出来たフルアーマーにその身を包み、
誰かもわからないような、クリーチャー的動く鎧と化して、
着替えに一段落すると、フルフェイスを少し上げた隙間から、
乾パンを口にもしゃもしゃ頬張ると、
一旦むせて、冒険では貴重なミネラルウォーターで一気に流し込むと、
「よっしゃ! 行ったるで、と。」
気合も十分のエストさん(仮)です。

 便利なスーパーアイテム満載のバックパックには、
元の世界への帰還用の、小型転送ジェネレーターまで、しっかり入っています。
エストさん(仮)は、お宝探しに飽きたら、勝手に帰って来ることでしょう……。

エストさん(仮)
「ためさんの試練に比べれば、遊園地よりお手軽です。
……ためさんは、丸腰で飛ばされて放置だもんねぇ。


 では、本年もよろしくです~~~。」

ヒゲパパ
「娘の画像をピンで出してくれてありがとう、エストさん(仮)!!
去年はいっぱいの中の一人だったからねぇ。

 愛娘やガールズサイドに飛ばされたままの愛しい息子共々、
よろしくおねがいしまーすっ!」

ただのヒゲ「ぬくもりをありがとぉーぅ!!」


 では、またです~~。 ^^

          2018年1月2日 井上 光
コメント
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