ダークフォース続き(仮)新規 Twitterは@14ayakosan です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。Twitterは @14ayakosan 新規とDF追加再編です

書き込み 2017/1/28

2017年01月28日 19時17分35秒 | 日記

 こんばんは、井上です。


 リンク集として、


 風見さんのページと、

 ひちゃ@よつみんさんのアドレスを、

 貼らせていただきました。


 お世話になっております。



      では、またですー。^^

書き込み 2017/1/25 1/28追記

2017年01月25日 18時33分22秒 | 日記

 こんばんは、井上です。


 ひちゃ@よつみんさん、お久しぶりです。^^


 風見さんのページで、数年ほど前に、

 シェアのお話をしていたことを、

 思い出しますね。

 
 シェアードワールドについて、

 改めて自分でも確認したのですが、

 小説・マンガ・ゲームなどの作品において、


 複数の作家さん、絵師さんが、

 同じ世界観やキャラを共有して、

 創作活動を行う、

 二次創作なのかなと、

 自分は、そんな感じで理解しています。


 間違ってたら、すいません。^^:



 それは風見さんのページから、

 今も継続していますので、


 ひちゃ@よつみんさん、

 どうもありがとうですー。


 アドレスのページは拝見させていただきました。^^



 まだまだ、設定が足りておらず、

 DFの舞台となっている『大銀河 ゼリオス』や、

 新たなる敵『ハイデス(カオスフォース)』の詳細など、


 そちらにも関する資料が不足気味で、なんともすいません。



 1/26 一部追記。



   ◇ 「ゼリオス」については、

      その広さを再計算中ですので、

      本年中にも、更新したいとは思います。


           ↓


    ・ こちらが更新内容予定(仮)になります。


      直接ストーリーには、ほぼ関係ないので、

      スキップでお願いします。^^:




   << DF1~10までの舞台となる、

      通称『ゼリオス銀河』については、


      絶えない覇王同士の争いが継続し、

      人々が知っている世界の最大値になります。


     (実は、グランドクロス最終防衛ラインの、

      その先の、混沌世界『ハイデス』には、

      確認されるだけで、その六倍のエリアが存在しているという風に、

      拡張されています。)


      大銀河ゼリオスの中には、

      直径10万光年クラスの銀河が数千と内包されており、

      それぞれの覇王たちが、群雄割拠して争っております。


      ゼリオス内には、1千兆個を超える星が存在するとされ、

      その大きさは現在見直し中(前の資料が大きさを少し間違えていましたので。)で、

      その直径は推定250万光年を超えるという、

      DF6~の科学水準でも観測不能の、


      (さらに先へ未踏破地域を発見出来た者が、表面上の人物におらず、

       その『半径』が250万光年に拡張されるかも知れませんです。)、


      風呂敷を大きく広げすぎたような大きさがあります。^^:


      (その拠点数は、エクサー級((世界を管理し、リンクさせる装置。)

       の数が4000以上(さらに2000を超えるエクサーが、

                 10億年の時を経て生み出され、待機中にある。)


       ということで。^^:




      ◇ エクサー級 = 現時点で、一つのワールドを形成出来る(いかなる災厄より防御し得る。)、

                新たな世界のコアとなる存在。


                初期~中期は、恒星や惑星並みの巨大な星が移動するような、

                超弩級艦であったが(太陽系をバリアで、まるごと包み込む事のできる。)、

                悠久と言われる程の時を経て、小型改良化が進み、


                今では、ごく一部の者しか知らないが、

                人型サイズにまで進化した、(その本人は、事実を知らない事も多い。)

                エクサーも存在する。


                特に、エクサー級を用いなくても、

                存在するワールド(主に人型の知性体の存在する星。)もあるが、


                それは自然発生的に、元々それぞれの進化や生活を営んできた種族で、
              
                コンタクト能力(星の重力を克服し、航海術を獲得する。)に乏しい事が多く、


                また、安易にそれらの知性体と接触する事は、

                一つの文明に対する冒涜として、

                ゼリオス銀河主星系の『アリスアリサ』により、

                監視対象となっている。


                外的要因で滅びに瀕していても、彼らからの要請を受けない限りは、

                その滅びさえ、やむを得ないとされるが、


                覇王たちから、英雄と呼ばれる者たちの中には、

                自らの身の危険を省みず、接触したとしても、


                覇王連合条約の下、特に何ら報われる事もなく、

                その身代わりに滅びる者や、

                例え生き残っても、ただ立ち去る以外に術はない。


                (外的災厄に立ち向かったとしても、

                 所属していたコミュニティからの、

                 増援はまず有り得ないし、


                 よほど天文技術が発達していない限り、

                 その事実を滅びに瀕していた知性体に、

                 知られる事は無いと思われる。


                 ただ、事実を黙認されているのか、

                 英雄として、その地に留まり、

                 受け入れられる者もいるというが、

                 そんな彼らは、行方不明扱いとされている。)



       一つのエクサー級という箱舟で、現在の踏破域に、
       
       100~300億個ほどの星を(有人惑星は、その極僅かです。)、

       管理しているという事になっています。


       エクサー間の移動は、リンクさえされていれば、

       どんな距離でも、すぐに移動出来る利点と欠陥もあります。


       (欠陥の主は、外敵ハイデスにそれ等のリンクを利用され、

        侵攻される場合は、緊急にリンク解除されますが、

        繋がれていたエクサーは、その座標を敵に知られて危機に陥います。) ))  >>





 今日は、書き込みということでこの辺で。


              では、今後ともよろしくお願いしますーっ♪

『ローゼさん☆☆☆』

2017年01月19日 18時24分02秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編

   『ローゼさん☆☆☆』

        - 海の漢の帰りを待つ、港の女。-


ローゼさん「何ですかッ!

      このヘンテコなサブタイトルはーッ!!


      早くリンカさんを回収して、

      家に帰りますよ、もうっ。」



 ・ あらゆる全てのものを持って生まれた、

   絶世の美少女、ローゼさん。


   そんなローゼさんですが、

   その地位に驕(おご)る事もなく、

   勝手にローゼさんのマンションに住み着いている、

   家出娘のリンカちゃんを、

   その身を投げ打ってまで、

   危険が待ち受ける異世界へと旅立つのですっ。


   心優しいお姫様なのでーす。

   その生意気小悪魔バディを、ぶるんぶるんと揺らしながら♪


ローゼさんは、ワープした。


ローゼさん「急展開!?」


 あれからどれくらい経ったのでしょう。

 突然、暗闇に飲み込まれたローゼさんは、

 鈍行のワープによって、

 まるで、難破した船から放り出されたように、

 何処かの海岸へを流れ着いたのでした。


 そこは美しい砂浜と、エメラルドグリーンの海が広がる、

 理想のビーチのようにも見えましたが、

 その先に続く、木漏れ日のレースが描かれた木々たちの方にも、

 小高い丘に見える、灯台らしき場所にも、

 人影一つ見えません。


 丁寧にアウトドア用のグリーンのシートが敷かれたその場所に、

 流れ着いたローゼさんは、横たわっています。


ローゼさん「・・・ここは、ハワイかグアム辺りですか?

      この時期にこの温度、

      とても暑くて、冬服なんて着てられませんね。

      常夏の楽園か、南半球の何処かなのでしょうが。


      72時間くらいは我慢して、

      ワープ中の変な列車の後ろの座席で、睡魔に耐えていましたけど、

      普通に降ろしてくれずに、漂流的な感じになっているのですね。


      砂が衣服に付かない配慮は感謝しますが、

      とり合えず、上着をある程度脱がないと、

      貴重なミネラルが失われてしまいますわ・・・。」


 見知らぬ土地で目覚めても、まったく動じない姿勢のローゼさんは、

 冬物の可愛いワンピースと、あったかドテラをキチンとたたむと、

 シートの上に置かれたバックの中から取り出した、

 白いTシャツとホットパンツに着替えます。


 なかなかセクシーなお姿ですネ。


ローゼさん「バックに『エリス』と名前が書いてありましたので、

      エリスさんには、感謝です。

      きちんと洗濯してお返しいたします。


      でもさすが、モデルもやっているエリスさんですね。

      布の部分が極端に少ないといいますか、

      かなり大人っぽいです・・・。


      流石に、他に入っていたブルマに着替えては、

      誤解を招きそうですので、こちらを選ばせていただきましたが、


      シートの横に使えといわんばかりに置かれている、

      葉っぱで出来たビキニのワナよりは、

      いいんじゃないかと思います・・・。」


 水が跳ねれば、一瞬のうちにスケスケになってしまいそうな、

 真夏の太陽に照らされた、眩しい白いTシャツに、

 オーシャンブルーのホットパンツが、

 ローゼさんのその魅惑の脚線美を、色っぽく演出しています。


 北欧系の美しい顔立ちの、プラチナの髪の美少女と、

 ツーショットでも決められれば、

 まさにそれは、羨望の眼差しできらめくビーチに混沌を呼び込むことでしょう。


 その心は純真でも、抜群のプロポーションと端正な顔立ちが、

 浜辺に舞い降りた、魅惑の天使を思わせるのです。


 どちらかといえば、

 サキュバス的みたいな強烈な、

 誘惑色がとても濃いみたいですが。


ローゼさん「さっさと先に進んで、

      リンカさんを回収しますっ。


      幸いチョコレートバーが一本と、

      富士の天然水500mmlボトルがありましたので、

      エリスさんの恵みには、感謝しなくてはいけませんが。


      ・・・!?


      もしかして、エリスさんも、

      何処かをさまよっているのですかっ!?


      だとしたら、大事なバックを失ってお困りでしょうに。

      私が、責任を持ってお届けしなければ。


      衣服を借りて、葉っぱしか残って・・・いえ!

      もっとポジティブに、アクティブに行かなくては、

      エリスさんの物語が続かないのです。」


 ローゼさんの心意気は関心ですが、

 リンカさんをしばらく好きにさせておくだけで、

 エリス様の物語は、即再開されるわけですが。



  ◇ そこで、選択肢ですYOォ!!



    ・ → リンカさんにバカンスを。

        (安全だけは鉄壁にお守りますので、

         ご安心ください。)



    ・   大いなる大冒険を達成し、

        本来の目的を素早く果たす。

        (ローゼさん、自分もピンチだと、

         そのお姿なら、きちんと覚悟しておいて下さいねー。)




 ローゼさんは、勇敢にバックを手に掴み、

 何が待ち受けるかも知らない、

 危険に満ち溢れていそうな、森の奥へと進んでいきます。


ローゼさん「リンカさんは、私のせいで、

      暴走してしまったのです。


      私の大切な家族ですので、

      しっかりと探させていただきますっ。」


 今の言葉を、リンカさんに聞かせてあげたいですねー。

 ピンチともなると、ちゃんと結束は固いんですよ。


 ちなみにエリス様は、

 ちゃんと町にいますし、しっかりエンジョイしてますので、

 どうかご心配なく。


 こちらへ来たのは、

 エリス様の名を語った、その謎のバックだけです。


 中身の衣装は本物ですが、

 他は、クエストの支給品だとでも思ってもらって結構ですよっ。


ローゼさん「ほっ・・・、

      それなら衣装はきちんと洗ってお返ししますので、

      あとは、リンカさん探せば終わりですわね。」


 そう言ってローゼさんは、

 森の奥へと続く、小道をズンズン進んで行くのです。


 周りの景色は次々と変わって行き、

 妖霧に満ちた森の奥では、たくさんのカメラ小僧の群れと遭遇しましたが、

 目にも留まらぬ速さで、シャッターすら切らせる事無く、

 妖気にあてられたカメラ小僧たちを、

 次々とデコピンで昇天させ、

 ついでに満ちた妖気を浄化して、

 彼らをただのカメラ小僧へと戻し立ち去ったのです。


ローゼさん「痛くしてませんからねっ!


      失神のツボを弾いての浄化作業は、

      あれだけの数だと、気もスタミナも結構使うものなのです。」


 通常100年以上かかりそうな、森を元の美しい姿に再生する作業を、

 わずか3分程度で終えたローゼさん。


 この調子で、人で賑わっていた頃のリゾート地を、

 どんどん取り戻していって欲しいですね。


ローゼさん「・・・清掃でしたら、

      可能な限りいたしますので、

      早くリンカさんと合わせていただきたいものです。」


 まだ、食料のチョコレートバーも、

 富士の天然水も、ローゼさんは温存しています。


 道中に、いろんな種類の木の枝を組み合わせて作った、

 十徳ツールのおかげで、

 森の恵みの恩恵に与っています。


 竹の水筒に水分入れ、果実をバックに補充して、

 ぜんぜん余裕で、何日でも冒険出来そうです。


 なかなかのサバイバル技術をお持ちのようです。


ローゼさん「ためぞうさんから、

      教わっただけですって。」



 ・ ローゼさんは、無人島に流れ着いても、

   たくましく生存出来るだけの技術まで備える、

   頼れるお姫様なのです。



ローゼさん「・・・人物紹介に、まだこじつけているのですね。


      陽がある内に、出来れば見つけたいと思いますので、

      先を急がせてもらいますね。」


 福岡めんたいドームの約30個分の面積がある森を抜けたその先には、

 とても透明度の高い、美しい泉がありました。


 人工的な円形の石造りの泉には、高い山から何十年と経て、

 湧き出た雪解け天然水で、満たされています。

 正面の方向に見える、雲を突き抜ける山の頂は、

 透明のシロップをかけ、キラキラとした、

 かき氷のような光沢を放っています。


ローゼさん「あの山に登れと言われたら、

      準備が足りませんが、

      それにしてもこの泉、どうしてこんなに、

      きちんと管理されているんでしょうね。


      飲んでくださいと言わんばかりに、

      ひしゃくが置いてありますし、掃除も丁寧です。」


 普通の冒険野郎なら、あの淀んだ森を必死に抜け、

 喉もからから、その濁り一つない水に、

 迷わずに、口を付けていたでしょう。


 ローゼさんが、泉のそばを立ち去ろうとしたその瞬間、

 突如として、泉は激しい飛沫を散らし始め、

 2~30mの巨大な水柱を、勢い良く吹き上げますっ!!



   ジュバーーーーァァァンッ!!!



ローゼさん「!?」


 上空を舞う大量の水が、一気にローゼさんのTシャツめがけて、

 降り注ぐのですッ!!



   バシャーーーーンッ!!!



 ずぶ濡れのローゼさんですが、

 何故か白のTシャツの部分だけは、完璧に守られています。


ローゼさん「・・・。


      ドッキリとかいらないので、

      リンカさんの情報をいただけませんか。」


 なんとローゼさん、

 Tシャツに森の樹液を調合して作った、

 撥水(はっすい)剤を塗っていたのですっ。


 いくらビジュアルが表示されていなくても、

 サービスシーンを安易にポップさせるような、

 軽い女ではないと、まるで誇張しているかのようです。


 Tシャツだけ濡れてなくても、

 そこそこ魅力は伝わりますので、

 いい水、滴らせていますねッ!!


ローゼさん「量が足りないから、

      シャツを優先させただけですって。


      飲んでもワナ、通り過ぎてもワナですか、

      まったく・・・もうっ。」


 その場を立ち去ろうとしたローゼさんの背後の泉が、

 再度盛り上がって来ますっ。


ローゼさん「防水してますよ。」


 泉の方へと振り返るローゼさんに、

 水柱の中から謎の影があらわれるのです。


 そこに沸き出てきたのは、なんと、

 洗練された肉体美を持ち、蒼いブーメランパンツで決めた、

 びしょ濡れのセバリオスさんですっ!


ローゼさん「えぇーーーっ!?


      (お水、飲まなくて良かったです・・・。

       違う意味の凄い成分とか、含まれてそうなので。)」


セバリオスさん「こ、心の声、聞こえてるし!


        ・・・私は君の知ってる、

        その「セバリオス」さんでは、ないからね。」


 セバリオスさんは、何だか言い訳っぽい事を言っていますが、

 さっきの滝行の犯人は、どうやらセバリオスさんで間違いないようです。


 なんとなく空気を読んだローゼさんは、

 うんうんと何度も頷いて、あえて知らないフリに徹します。


 その優しさが、セバリオスさんに沁みたのか、

 セバリオスさんは、そっとローゼさんに、

 新品のバスタオルを差し出すのです。


ローゼさん「あ、どうもすいません。」


 吸水性抜群の、100%天然の高級レトレア織の

 (布一枚で、星が一つ買えます。)、

 超セレブなまばゆいバスタオルは、

 ローゼさんを、天使のはねのような肌心地で包み込むと、

 生地の奥にまで染み込んだ水分も、ほとんど完璧に吸い上げます。


 とても高価な品なので、

 ローゼさんはすぐに使い終わったタオルを、

 セバリオスさん風の男に、お辞儀して返します。


セバリオスさん「こほん、では本題に入ろうかな。


        プラチナの髪の美しき女性(ひと)よ、

        貴女が落としたのは、この『金髪のリンカちゃん』かな?


        それとも、この『銀髪のリンカちゃん』かな?」


 神ががった光の中から、

 セバリオスさん風の男の両脇に、


 金髪のセクシーガールと、銀髪のセクシーガールが、

 まるで浜辺の麗しきディーバのように、

 キラキラとプリズムを撒き散らしながら、

 ゴージャスに出現しますっ。


 リンカさんの面影など1ミリもない、

 まったくの別人さんぽいですが、

 端から見たら、セバリオスさん風の男は、

 華麗なるディーバ二人に囲まれ、まさにビーチの王の風格です。


ローゼさん「・・・。」


セバリオスさん「プラチナの髪の麗人殿、


        どちらか選んでくれなくては、

        私はここを動けないのだよ。」


 セバリオスさん風の男は、

 どちらを選んでも、きちんと責任を持って、

 100万年保障で、リンカちゃんをその姿にするので、

 どちらかだけでも言って欲しいと、

 蚊の鳴くような声で、ローゼさんに囁きます。


セバリオスさん(・・・この私とて、

        弱みを握られては、従わざるを得ないのだよ。


        世界を創世する勢いで、根性でリンカちゃんを、

        ゴージャスバディに成長させるので、

        何も落としたり、落ちたりしてなくても、

        この拘束から私を解き放って欲しいのだが・・・。


        あの爆乳美幼女のままは、やっぱり倫理的にどうかと思うよね?

        私はとくに気にしないのだが、

        ローゼさん、もとい、

        絶世の美少女であり、謎のプラチナの髪のご令嬢さんは、

        納得できないよね?


        利害が一致してるといいのだが、ネ・・・。)


 ローゼさん、

 天下のイケメンのセバリオスさんに絶賛されて、

 その乙女心は、重力無視のその美しい曲線を描くデカパイのように、

 揺れに揺れまくっています。


 将来の伴侶に選ぶとして、

 セバリオスさんほどの、究極の好条件など、

 なかなか無いと言っていいでしょう。


 何しろ、彼のその神々にも似た強さを超える、

 独身のイケメンなんて、

 広大な砂漠の中から、一粒のダイヤを探すほどの、

 ラッキーが必要なのですから。


   <セバリオスさん風の男のステータスの一部。>


    ・ 武力100 知力95以上の文武両道さんで、

      そのLVは机上の空論の、

      理論上のカンスト値とされている、

      スーパーギャラクシー級の『LV600』です。


    ・ 『雷帝』と称えられるほどの、

      雷属性最強の闘神さんで、

      電撃等の一切のダメージは、全て自分のパワーに吸収出来ます。


      たった一人で、

      複数のワールドを、一気に平らげるだけのパワーは、

      まさに並ぶ者なしという強さです。(一部、例外もあります。)


      ただ、野心がとても少なめの方なので、

      現在の彼の治めるその領地は、

      今の実力に、まったく見合ってはいません。



    ・ 容姿端麗は言うまでもなく、

      今でこそ、長身の凛々しい青年の姿をしていますが、


      外見程度、簡単に変化させるだけの、

      究極に等しい、奇跡のミラクルパワーに溢れまくる方ですので、


      妄想出来得る、あらゆるイケメン、美少年、

      さらに、性別を超えて美少女、

      男の娘にまで、その身を変化させる事が可能です。


      (本人はその能力の存在を知りませんが、

       根は純粋な方なので、

       そそのかせば、コロッとだませます。)


      あと本人の妄想力など、寝てる隙に知恵を吹き込めば、

      ちょろく上乗せ出来ますので。


      さらにLVが常時MAXなので、

      好みの名前も性格変更も、自由に選べます。


      激しく、魅力等のステータスボーナスが、

      どっさりあまった状態で放置されていますので。


      (変身後の副作用として、

       数日から数百年、その容姿を、

       一定期間、変化させる事が出来なくなりますが、


       時の流れが違う時空にも行ける方なので、

       すぐに戻っては来れます。)


       ※ 移動先で、より強い相手に遭遇し、

         相手に気に入られたりして、

         束縛されない場合に限ります。


         ミラクルな変身後は、そのフィードバックとして、

         ステータスの振り直しが終わっていない場合が多く、

         LV分の強さを、すぐには発揮出来ませんので、

         主導権を握るチャンスでもありますね。



    ・ 財力も鬼神の如き凄まじさで、

      地球クラスの星を、いくつも買えるほどの、

      大金持ちのセレブさんです。


      銀河長者番付の上位に、毎年ランクインしているので、

      もちろん玉の輿です。


      あらゆるリゾート地に、一瞬で移動出来る、

      未知の技術で建造された、

      レアすぎて、この宇宙に数機しか存在しないと云われる、

      機動要塞を所有されています。


      銀河を駆ける大英傑さんですねっ!


      (豪華クルーズ船仕様の要塞の大きさは、

       月の半分程度の大きさがあり、

       ちゃんと重力も、施設内は1Gで安定しています。


       船内には、42球団用のドーム球場と、

       クラブチーム、70チーム分ほどの多目的コートがあり、

       大きなプール、湖、内海、リゾートホテル完備で、


       全てのエリアに、スーパーリニアラインの、

       環状線が繋がっています。

       他にも、鈍行、急行、旅客車両と、

       じぇJR九州並みのラインナップが揃っています。

       バスにレンタカー、マイカーも充実です。


       あと使ったりはしませんが、

       埋蔵金が要塞のコア付近に、

       日本列島の面積に匹敵するほど、巨大な塊であるそうです。)



遠くのエリスねーさんの声「そ、そんなにあんのっ!?」


同、佐藤さん+鈴木さん「やっぱり、凄すぎですーっ!!」


同、レオクスさん「あはは・・・、

         そ、そこまでですか。

         (大きく差を付けられてますかっ!?)」


 その他、多数のうらやましい声が聞こえています。


ローゼさん「プ、プライベートも、何も無しですかっ!!!」


 そう叫んだローゼさんに、

 一点の曇りもない、澄んだ瞳のセバリオスさん風の男の、

 願いににも似た、お願いの視線が送られています。


 帰れないみたいで、

 かなりお困りのようですね。


セバリオスさん「セバリオス、スーパーバリアーーッ!!!」


ローゼさん「(な、名前叫んじゃってるしっ!!)」


 セバリオスさん(仮)の周囲から、

 ハンパない電磁防壁が発生し、

 無理矢理、入ってこようものなら、

 10億ボルトの雷撃の連打の餌食になりますっ!!


 ローゼさんとセバリオスさん(仮)のやりとりを、

 邪魔する者は、もういないと言っても過言ではないでしょう。


セバリオスさん「えー、セバリオスです。


        外部との情報を一切シャットアウトしました。

        なので、本音で話しますね、ローゼさん。」


ローゼさん「あ、はいっ。」


 ローゼさんの潜在能力を全て発揮しても、

 まず敵わないセバリオスさんと、初めて二人になった瞬間でした。


 ちなみに、金髪、銀髪の美女二人組は、

 今のバリアの瞬間に、セバリオスさんによって、

 別のリゾート空間に、一時的に転移されてるみたいです。


 バリアの外はまだ昼間ですが、

 それほど広くないバリア内部は、素敵なイルミネーションで、

 とても幻想的な光景が広がっています。


 セバリオスさんが、きわどいパンツ姿でなければ、

 危うく魅了されていたかも知れないローゼさんです。


 良心的なラスボスとの邂逅のような、神々しいシーンですが、

 やけに目立つ、蒼いブーメランパンツへの視線を、

 かわすので一苦労のローゼさんです。


 ちょっぴり薄目で、視野の上下を絞って、

 直視を避けていますね・・・。


セバリオスさん「では、私が何故こんな事になっているのかを説明しますね。」


ローゼさん「は、はいっ。」


 美術館の石膏像のように、

 芸術的肉体美を持つセバリオスさんですが、

 きわどい布切れ一枚のその姿などお構いなしに、

 至って紳士的な態度で、真面目にローゼさんにこう語りかけます。


セバリオスさん「ローゼさんを困らせている、黒幕の正体なんですが、

        実はその黒幕って、リンカさんなんだよね・・・。」


ローゼさん「えぇぇーーーっ!?」


 セバリオスさんは言うのです。

 リンカちゃんに封印されていた、真のリンカちゃんが、

 マジカル効果の影響で、

 一時的に、この世界に現れてしまったのだと。


ローゼさん「・・・。」


セバリオスさん「ローゼさんの、みかんの本にこっそり書いてあるはずなんだけど、

        それに気付く前に、ローゼさんが無限回廊に送られるのを、

        実は私とためぞう君が感知してね。


        エリナ先生に協力してもらって、

        こんな姿だが、なんとか私だけがここへ辿り着けたというわけなんだ。」


 セバリオスさんは、泉から出てきた、

 ためぞうのクーラーボックスの中から、

 心も安らぐフルーツ牛乳を取り出し、

 フタをあけると、ローゼさんへと差し出します。


ローゼさん「な、なるほど・・・。」


 セバリオスさんは、言いました。


 リンカちゃんの夢を叶える為に現れた、

 ルフィアさんという方が、完全体で現れていないらしく、

 そのピンと立ったアホ毛を見た時、

 ああ・・・変な事になってるなぁー、っと、

 確信したそうです。


セバリオスさん「それで、リンカちゃんには申し訳ないんだけど、

        未来でためぞう君と結ばれるかも知れないローゼさんが、」


ローゼさん「ブゥーーーーーッ!!!」


 ローゼさん、鼻からフルーツ牛乳を噴出すのは、

 何とか気合で堪えます。


ローゼさん「ぜぇぜぇ・・・。」


セバリオスさん「それで、自己紹介が終わる前に、

        ローゼさんがキラキラ☆ライフから、

        脱落するのを避ける為、

        テレポーテーションで急いで来たら、


        気付いたら、泉の精にさせられてちゃったんだよね。


        ちなみにそのルフィアさんのパワーで、

        私の身体は、この泉に拘束されてるので、

        彼女の指示通りに選択肢を出すしかなかったんだけど、


        選んでくれるなら、黒髪の美女も選択出来るようにするので、

        まず、どれか選んでくれると、とても助かります。


 取りあえずセバリオスさんは、

 自分のワナを解除して、事態を収拾したいようです。


 あの神っぽいセバリオスでさんすら、

 不意を突かれれば、こうなると知っては、

 ローゼさんにはもう、

 選ぶ以外の返事は出来ません。


ローゼさん(セバリオスさんを超えるって、

      会長さん以外にはいないと思っていましたが、


      世の中って、ホント、

      とっても広いですわね・・・。


      ためぞうさんと、セバリオスさんと、

      エリナ先生には、心から感謝致します。


      みなさん、ありがとォォォオオッ!!!)


セバリオスさん「ではっ、

        選択肢、サモーーーンヌッ!!!(サモンヌ=召喚らしいです。)」



   ◇ さあレディ、好きなのを選んで頂きたいッ。


     → ・ 金髪グラビア、リンカちゃん。


       ・ 銀髪グラビア、リンカちゃん。


       ・ 黒髪グラビア、リンカちゃん。


       ・ 清純グラドル、リンカちゃん。


       ・ スーパーモデル、リンカちゃん。


       ・ ポップなモデル、リンカちゃん。


       ・ キュートな顔立ち、胸がうっすらリンカちゃん。



 セバリオスさん、そのウルトラパワーで、

 原型のリンカさんの選択まで出現させていますッ!!!


ローゼさん「その・・・、

      うっすらで。」


 その瞬間、ブーメランパンツのセバリオスさんが、

 夏の陽射しのように眩い、光輝に眩く包まれますっ。



  - 夏のビーチで、君がこう言ったんだ。

    「こんな私ですが、ビキニ似合っていますか?」、と。


    貧乳最高!

    それは素晴らしき、新たな属性ぃ~~~♪

    「さあコークを手に、浜辺を二人で駆け出そうよっ!」 -



ローゼさん(・・・聞こえない、聞こえないの策です。)


 そして瞬くうちに、その光の中から、

 いつもの白のスーツに袖を通した、

 セレブな青年実業家、

 イケメンのセバリオスさんが出現したのです。


 そして、泉の前にはセバリオスさんともう一人、

 ローゼさんの見慣れた、

 小学生高学年ほどの背丈に、見事に胸だけが発育していない、

 ノーマルリンカちゃんが現れたのですっ!!


リンカちゃん「あれ、

       姫様に、セバリオスさん?


       ここって、何処ですか。」


ローゼさん「リンカさぁーーーんっ!!」


 元に戻ったリンカさんを、ローゼさんがその豊かな胸で、

 ギュッと抱きしめますっ。


 リンカさんの顔は、ほとんどローゼさんの胸に埋まっていますが、

 瞳を潤ませながら、安心したように優しく抱きしめるローゼさんに、

 ちょっと胸で息苦しいという言葉は言えず、


 素直にローゼさんの興奮が治まるのを、

 温かなその腕の中で、

 恥ずかしそうな表情をしながら、待つことにしました。


   ◇ リンカさんが、元に戻った!

     (※ 胸のサイズがこっそり1.5cmほどダウンしています。

        が、今のリンカさんにそれを気付く余裕はありません。


ローゼさん「ありがとうございますっ!!

      セバリオスさん。」


リンカさん「何だかよくわからないですが、

      ありがとうですっ。」


セバリオスさん「ハッハッハッ、

        二人の距離が元に戻ったのなら、

        私は、それで嬉しいよ。


        『セバリオス・スパーキング・テレポーートッォオ!!!』」


 二人に笑顔が戻った事を確認したセバリオスさんは、

 有無を言わさず二人をローゼさんのマンションに、

 強制送還しましたッ!!


ローゼさん「えぇーーーっ!?」



   - 『ローゼさん☆☆☆』 完 -



    お話しは、セバリオスさん対黒幕の

    戦いへと続くのでした・・・。



 マンションのリビングに、何事も無かったかのように、

 白のTシャツにホッパン姿で帰還したローゼさんとリンカさん。


ローゼさん「セ、セバリオスさん、凄すぎですっ!!」

リンカさん「ふっふっふっ、

      私はセバリオスさんの凄さは、知ってましたですよー。」


ローゼさん「!? (あれ、リンカさんの希望の丘、

          ちょっと低くなっていませんかっ!!)」

リンカさん「んっ?

      どうかしたんですか、姫さま。」


 リンカさん、いつもの学生服姿ですが、

 間違いなく、さらに薄っぺらくなっています。


ローゼさん「あ、いえ、

      お外も暗くなってきましたし、

      夕飯の支度を・・・、

      って今日は下ごしらえが出来ていませんね。」


リンカさん「姫さま、外食ですか!?

      私、カレーかハンバーグがいいです~。」


ローゼさん「そ、そうですね。

      では、ハインさんのスマホにメール入れて、

      その方向で行きましょう、ねっ!」


リンカさん「やったー!」


 こうして、ローゼさんは、

 リンカさんのその視線を、出来るだけ希望の丘から避けさせて、

 ハインおねーさんと一緒に三人で、カレーハンバーグ屋さんで、

 楽しい夕食の時間を迎えるのでした。


ローゼさん「・・・長くなりましたが、

      では、またです。 ^-^


      セバリオスさん、応援していますっ!!」


リンカさん「またです~。」



 ・ ローゼさんの、セバリオスさんへの好感度がいっぱいあがった!



ローゼさん「ひ、否定いたしませんが、

      誰でもピンチを救われると、そうなるんじゃないですかっ!!」


リンカさん「そーですか?

      私は、セバリオスさんは普通ですー。


      やっぱり、バルマード様押しですっ!!」


金髪でボインのハインさん「あのヒゲのおっさんの、

             どこがいいのかねぇ・・・。」



         番外編 『戦うセバリオスさん!』へと、

              つづきます・・・。

『ローゼさん☆☆』

2017年01月09日 18時02分09秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編
   『ローゼさん☆☆』


 バブル期を超えるような、

 発展と人口増加を見せている、長崎ドラゴンタウン。


 一等地の地価は、坪単価1000万円まで上昇し、

 美しいビーチに隣接した、

 路線が新設されたばかりの高級住宅街の駅舎の、

 その正面の一等地に、


 ドンッ! と構えるようにそびえ建つ、

 ローゼ姫さま所有の高層デザイナーズマンション。


 マンションの駐車場に隣接した、1Fの広いエントランス脇の、

 海が見えない、日当たりも微妙な、

 割と手狭な最安物件に、


 マンションの管理人も兼ねる姫さまは、

 お住まいになっておりました。


 ・ ローゼ姫さま、凄いセレブさんですが、

   とても庶民的な感覚をお持ちで、


   父王を心配させないよう、マンションは受け取りましたが、

   とても質素倹約な生活を送っているのです。


   その謙虚さも姫さまの美徳と、

   姫さまの正体を知らない方々からも、

   微笑ましく好感を持たれているのでした。


   姫さまは、ご近所の方々や、

   マンションの住人の方とも仲良くしておりまして、


   作り過ぎましたと言っては、さりげなく、

   素晴らしい出来栄えのおかず類を、差し入れたりしています。


   ミッションラン五つ星を獲得してもおかしくないほどに、

   繊細かつ美味な姫さまの手料理に、

   姫さまが尋ねてくるかもしれない夕時には、

   マンションの住人も、ご近所さんも、

   そのラッキーを心待ちにしていたりするのです。


ローゼさん「リンカさんが大変な時に、

      姫さまとか持ち上げたり、そういうのは結構ですっ。


      あと、勝手に高級住宅街にして、

      駅まで出来たなんて作り話はいりませんから。」


 姫さまは、そう仰いますが、

 部屋の窓に広がる晴れやかな空の下には、

 立派な邸宅や、豪華な造りの高級リゾート駅舎が、

 バッチリと確認できます。


ローゼさん「!?

      一夜の内に、城を完成させるような勢いで、

      町を発展させたんですかっ!!


      (・・・とんでもない大物が、

       私の影にいるのですわね。


       これは素直に、従う所は従って、

       リンカさん探しを開始するしかありません。)


      姫さまって言うのだけ、おやめくださいませんか?

      何だか緊張で固くなって、動きにくくなりそうです。」


 はーいっ。


ローゼさん「さて、

      リンカさんを探すとなると、

      エサ・・・もとい、


      敬愛してやまないお父様を訪ねるのが、

      一番かも知れません。


      緊急事態なので、


      (私の招いた不祥事ですし、

       爆乳小学生になったなんて、言えないです・・・。)


      お父様に手伝ってもらうのが、

      最速の解決方法でしょう。


      (ワナを仕掛けるような気がして、

       胸が痛みますが、あの状態で放置なんて絶対いけませんっ!!


       ・・・何でも受け入れるお父様ですから、

       見た目にこだわらないなんて言われたら、

       ゆ、夢落ちで記憶をなんとかしなければなりませんネ・・・。)


 後ろ髪を惹かれるような気持ちで、

 父王の暮らす、聖クラウス学園内へと、

 お出かけの準備をしているローゼさんでしたが、

 そんな忙しい時に限って、突然の来客を知らせる、

 ドアフォンが鳴ります。



   ピンポーーーンッ!



 するとドアフォンに映っているのは、

 そのローゼさんの父親の、スーツ姿のバルマード王ですっ。


 ローゼさん、父王に一言も喋らせない勢いで、

 すぐさまドアを開けて、室内に招き入れるのです。


 凛々しいおヒゲに、精悍な顔付きの、

 長身のカッコいいオジ様のバルマード王です。


 ローゼさん自慢のお父様ですが、

 このオジ様に、ちっちゃいリンカさんは、

 なぜか淡い恋心を抱いています。


 本人は、そのリンカさんをローゼさん同様、

 娘のように愛してはいましたが、

 そういう対象として見られたことなど、一度もありませんでした。


 ローゼさん自身、相当気合の入ったファザコンさんですが、

 この町に来て、周りが見え始めたのか、

 情熱的だったその父王への想いも、

 今は、あやふやとしたものになって、

 恋に妄想して、暴走するといった、


 ためぞう君のお父さんを、極限バトルで、

 無き者にしたような、その激しさも、

 すっかりおとなしくなったものです。


ローゼさん(・・・。


      ためぞうさんには、とんでもない事をしたと、

      その罪悪感から、彼を謎の閣下として助けるような事も、

      以前はありましたネ。


      今となっては、その私の方が、

      ためぞうさんを頼ってしまうほど、立場は変わりましたが、

      私のやった事を、忘れてなどいないのです。


      あの時は、本当にゴメンナサイッ!!


      無理矢理、私を手ごめにしようとした、

      山本のおじ様・・・。)


 ためぞう君のお父さん、自業自得ですよねッ!


 バルマード王「まったくです・・・。


        あと、私の事は王などと呼んで頂くとも、

        「ヒゲ」で構いませんぞ。」


ローゼさん「(お、無敵のお父様が、気を使ってらっしゃるのっ!?)


      こほん・・・、

      私の自己紹介はもう十分ですので、

      一旦、この辺りしまして、


      『リンカさん、大捜索!!』など銘打って、

      次のお話で、真剣に探したいのですが・・・。」


 それは無理ですー。

 現在、『エリス様の華麗なる日々。』の、

 急展開編が控えているのに、


 そこを引き伸ばしてしまうくらいなら、

 さっさとリンカさんの事を諦めてしまいましょうネッ!!


 ちなみに、相当続きが遅れていますが、

 解説の人の仕事の遅さと、


 「実は、本物の戦場に投下されていて、

  上空の壮絶な艦隊戦に巻き込まれてしまう。」


 という、ありがちで変化球な展開のせいで、

 エリス様が、リアルな方で年を越されてしまったなんて、

 言わせないでくださいよ、もうっ。


ヒゲ「全くですっ!

   エリス君の大切な物語を、

   保留にしてまで、紹介してもらっているのですから、


   父として、新人の娘をわざわざご紹介いただき、

   感謝100万倍でありますっ!!


   (ごめんね、リンカちゃん。

    オジさん、逆らえないの・・・。


    ムチとか、痛いの無理なのね。)」


ローゼさん(うおーーーっ!!!


      ・・・謎の代打さんの正体は、

      我が父をさえも、ひれ伏す御方ですか。


      エリスさんのリスペクト具合からいたしまして、

      セリスさんのような気もいたしますが、


      考えてもわからない事は、

      そっとしておく方が、無難な気がいたしますし、


      言葉の語尾だけで決め付けるのは、

      ワナへの第一歩な気配が、

      背筋がゾクゾクッ、っとしてなりませんわ。)


 ◇ はい、ローゼさん選んでくださいねっ。

   お待ちかねの選択肢ですぅー。


ローゼさん(ま、待ってませんって!!)



   ☆ 好きなの選んでねっ♪


    → ・ ヒゲのパワーを完全燃焼させ、

        さっさと解決っ!


        (自慢のおヒゲをむしられちゃって、

         もう、ただのおっちゃんになっちゃいます。


         『ヒゲの残りパワー。』= 「95億」 → 「たぶん、1~10」。)


      ・ ローゼさんのナイスバディを、

        リンカさんのと入れ替えちゃいますっ。


        気合でやり遂げますが、

        ローゼさんの成長ボーナスと、

        便利でおいしい、みかんのつくり方の絵本は、

        回収させてもらいますねっ!


        (便利な本の維持、まず無理です。

         なので、誰も到達出来ない、

         極的な、バランスダメダメなダンジョン最深部の、

         箱の景品にでもしときます。


         - 到達条件

            ローゼさん入りPTで、

            一人は「LV 999」を達成している。 -


           ((そんな方、何処にもいないとは思いますが、

             箱飛ばすくらいの芸当は、やってみせますよっ!))


       あと、そのナイスバディの入れ替えには、

       自信ありますので、どうかご安心をッ!!


       逆に気持ちいいくらいに、痛くしませんのでーっ♪)



     ・ 「リンカさんは、新たな冒険へと旅立った!」


        ・・・今までのおうえん、ありがとうございましたっ♪



ローゼさん(か、完全なワナですね・・・。

      選ぶとしたら、私のしかないですよーっ。


      リンカさんが、変な事になっちゃったのは、

      確かに私のミスです。


      ここは、真ん中のを選ぶ以外に、

      あ、ありませんわっ!!)


 ローゼさん、とっても動揺してます。

 でも、決意は固いみたいです。


 本当に、お優しい姫さまになられましたねっ!


ヒゲ「私のヒゲをむしるのだっ、ローゼッ!!

   美少女は、私のヒゲなど遥かに上回る、全て民の宝ッ。


   愛娘とリンカちゃんの未来が約束されるのなら、

   とっとと隠居して、茶でも飲んで暮らすだけの事よォ!!!


   後の国事は、二人に託したぞッ。」


 ヒゲは、いい事言いました。

 さあ、さっさとむしり取って、奇跡を起こしましょうーっ!


 国名も『むさむさ・ヒゲ王国』から、

 『きらめき☆プリンセス王国』とでも、改めちゃいましょうねっ。

 出会いの少ない家臣さんたちも、きっと喜んでくれますって。


 だってほら、姫さま目当てでイケメン冒険者が街に溢れて、

 それに釣られて、ジュース・ミルク完備の出会いの酒場は、

 女子たちで、連日盛況に違いありませんっ♪

 家臣さんも、新たな出会いにココロ、

 ウキウキでしょう!


ローゼさん「天下のお父様が、突然いなくなっちゃったりしたら、

      あんなバカでかい領土を守りきれるわけ、

      ないじゃないですかっ!!

      (ヒゲ王国以外の、銀河を駆ける秘密の領地を含む。

       地球型惑星を持つ太陽系を、ヒゲはこっそり数十と持っています。)


      お父様の高名無くして、

      あのだらしない家臣たちの、ゆっるい国が、

      まとまる訳がありませんっ。


      すぐに、ためぞうさんの友人のホーネル王子に、

      全部いいとこ持っていかれますって。


      彼の意思など関係なく、

      彼の家臣たちが黙っているワケないでしょッ!!」


 ピンポーンッ!

 お見事、大正解ですぅ~。


ヒゲ「何だってーーぇ!!!」


 その未来を見通す力も、(100くらいありそうな)知略も、

 ローゼさん、スペックとーっても高いです。


 さらに今は、その知力を悪戯に使わなくなって、

 優しさ、きゅんきゅん☆ピュアピュア100%になった、

 今のこのローゼさんを、


 何処の覇王が、ほおっておくなんて、

 ありえるでしょーっ。


 そりゃ速攻、国ごと落とされちゃいますねっ。


 ローゼさん☆☆はきっと、

 男性の本気の、心のこもった気持ちを、

 踏みにじったり、あやふやに誤魔化したり、


 そんな事やってのけるテクだけは、

 皆無といって問題なさそうですから☆


ローゼさん「わ、悪かったですねっ!!

      あと、星多すぎですよ。

      ☆ 増やして、リンカさんを引っ張る気ですか?


      選べないんでしたら、

      わ、私が責任取りますので、

      それにして、リンカさんを助けてあげて下さいって。」


 では、ローゼさんをチンクシャで、

 永遠の小学生(見た目。)にして、


 あらゆるマジカル☆ステータスを、

 没収いたしまして、この私のパワーで、

 ステッキ効果を無かった事にしてよろしいでしょーか?



 ◇ 美少女小学生(成長率0%)になりますか?


   → はい。

     いいえ。



ローゼさん「『はい』でッ!!!」


ヒゲ「いかんぞ、絶対いかぁーーーーんッ!!!」



   パリィーーーーーンッ!!



 突如、ローゼさんのマンションのリビングに、

 時空を切り裂くような裂け目が現れ、

 その奥から、何者かが現れますーっ!


謎の男「この世界の将来の為、

    こほん、いや私の為に、

    ローゼさんの未来を失わせるわけには、

    いかぬのだよッ!!」


 謎のヒーローのような格好をした、

 イケメンっぽい、戦隊もののコスプレイヤーは、

 三択の選択肢を、必殺のギャラクシーパンチで、

 無効化しますっ!!


コス男「ふっ・・・、

    これで、私の未来は安泰だ。


    『せりかさん』の依頼を受け、速攻駆け付けたが、

    無事のようで何よりです。


    お騒がせして、申し訳ありませんでしたーっ!


    では、この辺で失礼しま・・・。」


 えっと、カイザーさんですよね?


 コス男「・・・ハハハ、何をご冗談を。


     すみません、勘弁してください。

     大人しく帰って、もう邪魔とかしませんので。」


 はーい、ではまた、

 別の世界でお会いましょうねーっ!!


 ローゼさん「(カ、カイザーさんって、

       もしかして、未来の可能性の一つの、

       将来のためぞうさん!?


       ・・・凄まじいというか、大覇王級の、

       お父様すら上回る、とんでもパワーでしたネ。


       カイザーさん(?)の未来の安泰・・・。

       わ、私が関係しているのですか!


       き、気になって寝不足になるような謎を、

       何気なく残していかないで下さいよっ!!!)」


 きっと、ローゼさんはその疑問のおかげで、

 しばらくは、寝不足の日々が続くでしょうー。


 選択肢と等価のバツゲームとはいきませんが、

 若者の未来とか、青春や募る想いというのは、

 横から見ていて、楽しいものですねっ♪


 しっかりと、邪魔させていただきますーぅ。


ローゼさん「だから、丸聞こえでそういう事を言うのは、

      おやめ下さいってっ!!」


ヒゲ「ハッハッハッ、

   娘の変なファザコンが治って、

   気概ある若者との未来があるのなら、


   ヒゲパパとしては、これ以上に嬉しい事はありませんな。」


ローゼさん(・・・いえ、

      お父様その凛々しいお姿に、胸の奥がドキドキと、

      熱くなるのは、未だ変化はないのですョ。


      異性と接する機会が皆無だったとは言いましても、

      お父様は、天下に覇を唱える事の出来る稀代の大英雄なのです。


      ・・・私、お父様の真のお姿(とても若く、

      優しそうな笑みをお持ちの、

      イケメンランク上位で、美少女にも見えるその優美なお姿。)を、

      知っているから、余計に想いが加速してしまったのです。


      他の殿方との狭間で、確かに揺れているのは否定いたしませんが、

      あちらのお姿だと、私の方が年上に誤解されてしまうのですよっ。


      ・・・はぁ、自分でも、

      自分がややこしいことは、十分理解しております。


      でも、たやすくリンカさんに、

      油揚げをさらわれた後ろ姿など、

      果たして見せられるほど、

      私のハートの方は強くなっているのでしょうか。)


 ローゼさんがお望みでしたら、

 鋼鉄、チタン合金、スーパーセラミック、ウルトラカーボン、

 伝説の盾用の板材などの、強力ハートにアップグレードいたしましょうかー?


 あらゆるダメージにくじけない、

 ノーダメージハートで、問答無用に無双できますよっ!


ローゼさん「そんな、ヒーロー改造はいりませんわっ!!」


ヒゲ「・・・わ、私はしてもらおうかな~。

   ひゅーるるるぅー♪」


 残念! ヒゲの毛のはえたハートは、

 キャンペーン対象外というか、めんどいですっ。


 変に強くなられて、ハーレムモードとか夢持たれちゃうと、

 世界の男女比、もとい、


 もう、あの心優しく、

 ローゼさんと変わらぬ美貌のお妃さまの事、

 すっかりお忘れですかーっ?


ヒゲ「うっ!


   泣いちゃうぞ、ヒゲパパ泣いちゃうからっ!!」


 今回は、ヒゲのターンではないのです。

 いつヒゲのターンが来るかは不明ですが、

 ローゼさんをなんとなく困らせているような感じを、

 ヒゲご自身は、ご理解してらっしゃいますかーっ?


ローゼさん「ぜんぜん、困ってませんよっ!!!」


ヒゲ「・・・ホントに、優しい娘に変わりましたネ。


   ピンチには、いつでも駆けつけるから、

   なんとなく家に戻って、テレビでも見てるね。


   至らぬ娘ですが、どうかよろしくお願い致します。」


 そう言うとヒゲは、

 あさっての方向に丁寧にお辞儀をしてから、

 聖クラウス学園敷地内の、大型船を改装した家へと戻って行きました。


 やっと二人になれましたねっ!


ローゼさん「私は、一人ですよっ!!」


 こうして、ローゼさんの自己紹介から始まった、

 悠久の旅は幕を開けるのでした・・・。


  カチッ・・・。


  タララララ~ラララン♪ タララララ~~~~ン♪

  ラララララァ~ランラン・・・。


ローゼさん「そんな音楽、ラジカセで鳴らしても、

      悠久とか、そんな冒険には行きませんから!!


      なんとか、日帰りでお願いしますーーッ!!!」



 こうして、ローゼさんのお話は、

       『ローゼさん☆☆☆』へと続くのです。


ローゼさん「・・・自己紹介、完結編であることを願います。

      リンカさん、どうかご無事でっ。」


 よろしくやってるらしいですよ♪


ローゼさん「コラーーーーッ!!!」

『あけまして、おめでとうございます。』 平成二十九年 元旦

2017年01月01日 13時57分39秒 | 日記

ドラゴンタウンの女子のみなさん「あけまして、おめでとうございますっ。」







リンカさん「まだ、画像も使いまわされてるし、

      成長も、ちょっぴりしかしてませんが、


      今年は、レミーアさんを抜く事を目標に、

      最終的には、ローゼ姫様くらい、


      立派にすくすくと育って行きたいと思いますっ。



      ためぞうさん、カモンですッ!

      特濃牛乳一本ッ。」



レミーアさん「わ、私を抜くって、


       ・・・あっ、そこの部分でですか。

       がんばって下さいね。


       って、私は画像すらないのっ!?」



 ◇ のんびり準備中です・・・。

   いつになるかは不明ですが、

   気長にお待ち下さると、幸いです。



レミーアさん「ハハッ、新年一発目ですもんねっ。


       私も、明るい一年になるように、

       サフィリアさんに、色々追いつけるよう頑張りますっ!!」


新年のJ氏「ハッハッハッ、

      ハッピー、ニューイヤーだぜッ!!


      ん!? 英文じゃないって。


      オレは、生まれも育ちも、生粋のジャパニーズだからなっ、

      英語は話せんし、無論聞いてもわからねぇぜッ。


      レミーアさんとリンカちゃんを、

      今年も応援して、立派に青春して見せるぜッ!」


同・新年のA氏「それがしも、めでたきに続くでござるヨォォォ!!」


同・新年のB氏「なんだなっ、淡い想い出メモリーに、

        新春のスタートダッシュなんだなッ!」






サフィリアさん「あ、あけましておめでとうございますっ。(^-^)」


 色々とお持ちなサフィリアさんは、

 リンカさんと、レミーアさんに、

 新年のごあいさつホールドを仕掛けられます。



リンカさん「・・・私のステータスボーナスが消えたと思ったら、

      もしかして、サフィリアさんの希望の山脈に、

      追加されていたり、しませんか?」


レミーアさん「サフィリアさんは、実家じゃ、

       マジ、リスペクトな大先輩ですが、


       ここでは、そうは行きませんよ。


       魅力・美貌・包容力・スタイルと、

       あげたらこっちが、くじけちゃいそうですが、


       先にゴールイン(最初はもちろん、お友達からです。)のテープを切る栄光は、


       すばしっこさでは、負けない私が、

       今年は、頑張っちゃいますからねっ!


       でも、サフィリアさんは、

       とても大事な私の「心の友」ですから、

       そこは大事にしたいっす。」


サフィリアさん「リンカさんも、レミーアさんも、

        今年もよろしくお願いしますねっ。」


リンカさん+レミーアさん「はーいっ。」






佐藤さん「明けましておめでとうございます。


     あれ、古蔵さんと鈴木さんの、

     一緒に写った年賀ハガキじゃなくて、

     いつものハガキが届いたんですが、


     何かあったんですか、鈴木さんっ。」





鈴木さん「えっ!?


     ああ、新年早々、

     私をからかってるんですね、佐藤さん。


     明けましておめでとうございますっ。


     佐藤さんこそ、

     今年はと気合いを入れてるんじゃないかと、

     長年の付き合いから、感じちゃうんですが、


     もう、こっそり青春してたりするんですか?」


佐藤さん(・・・鈴木さんが、何だかアグレッシブですね。


     特にやましい事は思い当たらないというか、


     言ってるわりに、おとなしい生活をしているなんて、


     どっちを知られるのが友であり、

     ライバルでもある鈴木さんに、


     は、恥ずかしくないのかなぁ・・・。


     ほ、本当に古蔵さんと一緒になられたりした日には、

     私は、もう埋めようも無い差を、

     思い知らなくてはいけませんが、


     こ、心の準備なしでは、私の乙女魂が、

     ひっ、干物みたいに、

     干上がってしまいますネ・・・。


     まだ、今年は大丈夫、


     それどころか、

     十年くらいは有り得ないとかいう、その想像が、

     妄想で終わる事のないよう、


     が、がんばらなくっちゃー・・・。)



鈴木さん「どうしたんですか? 佐藤さん。


     今年も仲良くして下さい、ねっ!」


佐藤さん「は、はいっ。


     (・・・私も、悟られないように、

      乙女経験を上げておかなくちゃ。


      でも、現在進行形で進化する鈴木さんに、

      どーやって、負けないようにすればいいの。



      ・ せりかさん=論外です。


      ・ エリスさん=むしろ、ピュアピュアの乙女であって欲しい。


      ・ ノルンさん=・・・こっちが聞かれそう。


      ・ セリスさん=た、対価なんて、とても私が払えるわけないでしょ!!


      ・ エリナ先生=豊富すぎて、乙女が卒業されられそうです・・・。)



     えっと、仲良くしましょうねっ!

     ハハハハハ・・・。」






ラウエルさん「明けまして、おめでとうアル。


       忙しいボスに代わって、ご挨拶アルよ。」


遠くのファルさん(えぇーーー・・・!?


         明けましておめでとうございますーっ!)


ラウエルさん「ボスは、実家でみなさんに闘魂注入中アルよ。


       私は、そばまんじゅうの売り上げで、

       懐あったかアル。


       さっさとためぞうさん見つけて、

       一緒に初詣と、縁を思いっきり結んでもらうアルよ。



       (お母様が、仰ったのです・・・。


        「未来を見通せなくては、娘失格です。」、と。



         ((お母様のエリーゼさん、

           見た目もとてもお若く、高校生くらい(15~17才)に見えます。


           ラウエルさんに、さらに磨きをかけた美しさと、

           乙女のような可憐さと、


           鬼神のような強さを兼ね備えた、

           世紀末覇者伝説の勝利の女神の一人です。


           本当に、ラウエルさんが娘かどうかも、実は不明で、

           ファルさんに、お姉様と恐れ敬われていますネ・・・。))



        将来有望なためぞうさんを、

        万が一にも、取りこぼすくらいなら、


        お母様本人がためぞうさんを、奪ってしまうって、

        そういう意味なんですよッ!


        ・・・お父様が、ためぞうさんの兄弟になって、

        私が、その娘さんになるなんてこと、


        ちょっと受け入れられないですよぉ。


        こんな大事な時に、

        ファルベリア様は領地に戻ってしまうし、

        早く帰ってきてと願っているのですっ。


        と、とにかく、気を抜かずに、

        がんばりたいと思いますっ!!)



       今年もよろしく、お願いしますアルー♪」






ローゼさん「(・・・なるほど、

      今年も、波乱の幕開けなのですね。)


      明けましておめでとうございますっ。


      あ、あれ、

      進行表にためぞうさんの名前がない?


      こ、今度は新年から、

      神社でうどんを振舞ってらっしゃるのですか。


      では、そちらへ参ってみたいと思います。


      今年もよろしくおねがいしますっ!」






エリナ先生「明けましておめでとうございます。


      画像が無いなどという言い訳はいらないので、

      実家で、セバリオスさんたちを、

      弄んでいた頃の、


      はるか懐かしの画像でも、善しといたしましょう。


      今、先生は19才のピチピチの乙女さんという事で、

      もちろん、生徒との歳も近い事ですし、


      本職は実家の方になりますから、

      あらゆる可能性を否定いたしませんが、


      山本 ためぞう君には、

      なかなかの見所を、これまで幾度と見せて頂き、

      そういう事もあるかと思ったりもします。


      ですが、先生にも困った事か一つありまして、


      「前世で奥さんだったから、付き合って下さい。」と、

      レオクス君とエストさんのお父さんに迫られても、困りますし、


      しつこい上に、銀河に敵う者無しとか、

      有り得ない強さを持ってるので、


      対処には、毎度、ためぞう君の手を借りたりと、

      彼に私が惹かれる事があっても、


      おかしくはありませんよね?


      今年もよろしくお願いいたします。


      ねっ? ためぞう君の美人のお姉さんっ。」






エリスねーさん「えっ!?


        あ、明けましておめでとうございます。


        今年もよろしくお願いします。」


エリナ先生「先生は、エリスさんを、

      お姉さんにしたいと思ったりしても、

      いいですよね?


      一応、可能性の範囲での事ですが。」


エリスねーさん「あ、はいっ。


        そういう事もあるかと思います。」


エリナ先生「実は私、今の生活にとても満足していまして、

      正直、こちらへ転勤して来てよかったと思っているのですよ。


      富や名声や栄華は、際限も無く、

      そうしたものに縛られていたような気がしない事もないと、


      フッと、過去を振り返って思ったりするのです。


      調整役より、今の自由な日々が、

      とても心地よいのです。


      もちろん、質素倹約の生活でも、

      お姉さんと、ためぞう君と暮らしていれば、


      それは素敵な事だと、気が付ける時間が持てたわけですね。


      あらためて、可能性の一つですが、


      ウフフ、今年もよろしくお願い致しますねっ♪」


エリスねーさん「(ためぞうが、どんな感じで、

         磨かれまくったのかというのは、

         す、すぐにわかる迫力あるよ・・・エリナ先生)


        ですね、

        良い一年でありますように。 (^-^) 」




           明るい一年でありますよう

           お祈り申し上げます


           今年もよろしくお願いします    2017年1月1日 元旦